つわぶきの黄の静けさ隣家の老いの葬りは秋晴れの愁
老いふたり町の市場を楽しげに巡る姿が絵となる瞼
地下道を土竜の所業か作付けし芋に歯型が憎くのこれる
亡き舅が土竜に仕掛けし小道具をふと思い出ず半世紀経て
訪ねいしサイトの主の逝きしとぞ遺稿となりしをマウスは撫ずる
魅せられて富士を巡れる晩年を偲べば哀し写真集はも
華やかな菊の苑生も盛り過ぎ枯葉ながれる夕暮れの道
この星のメディアはおおかた困りごと吾ら晩年安住ならず
前向きに生きよと吾を戒めて歩幅小さく何処へ行くのか
老いふたり町の市場を楽しげに巡る姿が絵となる瞼
地下道を土竜の所業か作付けし芋に歯型が憎くのこれる
亡き舅が土竜に仕掛けし小道具をふと思い出ず半世紀経て
訪ねいしサイトの主の逝きしとぞ遺稿となりしをマウスは撫ずる
魅せられて富士を巡れる晩年を偲べば哀し写真集はも
華やかな菊の苑生も盛り過ぎ枯葉ながれる夕暮れの道
この星のメディアはおおかた困りごと吾ら晩年安住ならず
前向きに生きよと吾を戒めて歩幅小さく何処へ行くのか