雪譜12 - ギャラリー貴祥庵 ―《貴志 理の 日々の思いついたままのイメージ絵画、心に残る言葉、歳時の記録を綴る》―


雪譜12

 

君かへす朝の鋪石(しきいし)さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ

                            白秋歌集『桐の花』)

  意気なホテルの煙突(けむだし)に
   けふも粉雪のちりかかり、
    青い灯が点きや、わがこころ
     何時もちらちら泣きいだす。

                     「意気なホテルの」 北原白秋

Adamo-Tombe La Neige /雪が降る/HOKURIN/Guitar

本年最後は友人北林氏の《雪が降る》でシリーズ雪譜の終了とします。

今年一年ありがとうございました。また来年も宜しくお願いいたします。

良い年をお迎え下さい

 

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )




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コメント
 
 
 
良いお年を ! (北林)
2008-12-31 13:31:37
美術と文学と音楽の粋なコラボですね。
林檎の花って真っ白だった気がしますが。
以前住んでいたところで、向かいに林檎、庭に桐の木がありました。切り倒した後にきのこが生えました。林檎の木があるところにのみ生えるものだそうです。
ご紹介いただきまして有り難う御座いました。
 
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