風 - ギャラリー貴祥庵 ―《貴志 理の 日々の思いついたままのイメージ絵画、心に残る言葉、歳時の記録を綴る》―


 

今日から再開です。

 

唄を忘れた金糸雀は 後の山に棄てましょか
いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は 背戸の小藪に埋けましょか
いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は 柳の鞭でぶちましょか
いえ いえ それはなりませぬ

唄を忘れた金糸雀は 象牙の船に銀の櫂
月夜の海に浮かべれば 忘れた唄をおもいだす

                          (西条八十)

 

 

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