ふりーしあんの惰性な日々

日々の出来事と趣味をだらだらと綴る日記

愛機「アラヤ ディアゴナール」の紹介

2018年01月25日 17時09分18秒 | 道具たち
 ども、ふりーしあんです。免許取ってから車に乗る機会が増えてましたが、フットワークの軽さからまた自転車に戻ってしまいましたw
輪行すれば遠くの観光地も車より安く行けますし、なにより漕げばストレス解消になりますしおすし。

 今回はそんな自転車ネタで、私が現在使っている自転車「アラヤ Diagonale(ディアゴナール)」について紹介したいと思います!
アラヤディアゴナールを正面から撮影
 ディアゴナールがどんな自転車なのかざっくり説明すると、「天候や路面に左右されず、ある程度のスピードが出て、長距離を快適に移動できる自転車」です。
詳しく説明すると(興味ない人は飛ばして!)、ランドナーばりに頑丈なクロモリフレームとハイテンの柔らかいフォークにスポルティーフ用のメカとパーツが取り付けられたもので、ランドナーほどではないですが2泊程度の積載力を備え、長距離でも疲れない乗り心地と高速で走行できる性能も確保した、ちょっといいとこ取りな自転車です。

 こうした設計になった由来には、フランスで行われるディアゴナール・ド・フランスという長距離ブルベがあるようです。カタログのディアゴナール紹介欄にも、「早く快適なブルベとは」と書いてありますし、ディアゴナールは長距離を速く走るブルベ的な走行を目的にした自転車というのがテーマなんでしょう(まだブルベは参加した事がないので真偽のほどは分かりませんがw)。

 これまでの説明だと「完璧な自転車じゃないか!」と思われるかもしれませんが、定価7万の自転車です、そんなに甘い話がある筈がありませんw
悪く言ってしまえばどれも中途半端な性能なんです、しかも重い。
しかしながら、ディアゴナールの良さもその「中途半端さ」にあって、走りも走破性も快適性も積載量も整備の楽さも、どれも実用に困らない程度に能力を備えていて、ロードバイクが「どこか1点に秀でた天才」だとしたらディアゴナールは「才能は人並みだけど何でもできる博識」という感じでとっても懐が深いんです。

 余談ですが、ディアゴナールみたいな旅用の自転車「ランドナー」が昔はブームだったとか…街や観光地に行くと高確率でおじさんに捕まりますw

 以下、マイ・ディアゴナールを紹介します。
アラヤディアゴナール
 フロント周りには、アラヤ純正(製造は日東)のフロントキャリア(CA-EXS)とオーストリッチのフロントバッグ(F-104)を取り付けています。
私の例ですが、このサイズのフロントバッグだと棒ラーメン、500mlペットボトル×2、ツーリングクッカー、シングルバーナー、タオル、ミラーレスカメラ、交換レンズが入りました。日帰りのサイクリングならこれだけの積載量があれば十分です。
 前照灯は進行方向右側にHL-EL540、左側に所持していると捕まると噂のマグライトが鎮座しています。基本右のライトだけで十分なんですが、照射範囲が狭いので補助用にマグライトを弱く点灯させています(でもマグライトも照射狭いという罠)。

アラヤディアゴナールを横から撮影
 操作系の部分ではペダルを前車からの引継ぎで三ヶ島のBM-7に交換したのと、ブレーキレバーをグランコンペEVOレバーというちょっと良い物に交換しました。このレバーはリーチ長が変えられるので握りやすくてとてもおススメです。
変速はもちろんWレバーです。操作は難しいですが、やっぱツーリング車には昔ながらのWレバーでしょ!

 駆動系は購入時からそのままの「Claris」です。いまどきリア8速はロードバイクとしてはかなり時代遅れですが、調整が楽で、何より耐久性が素晴らしいので満足しちゃってます。
ブレーキもClarisのままなんですが、ここは賛否分かれそうです。私の場合はレバーを交換したら制動力の不満が解消されてしまったのでこのままになりました。でも財布に余裕があったら良いブレーキが欲しいかも…

 新家工業(製造元)はもともとリムのメーカーなので、もちろんディアゴナールのリムもアラヤ(TX-733)です。ロードバイクみたいな山形断面でなく、四角断面なのがいかにツーリング車っぽくて好きです。
タイヤはまだ溝が残ってるので700×28Cのシュワルベ デルタクルーザーを使っています、正直早いとこ26C幅のグラベルキングに変えたいです。

 サドルはブルックスのB17スペシャルに交換しました。もともと付いていたサドルも良かったんですが、「素晴らしい乗り心地」「自分だけのサドル」「一生モノ」という謳い文句に負けて買ってしまいましたw
革が馴染んでお尻にフィットしてきた今では、もうレーパン要らないのでは?というくらい乗り心地が良いです。撥水処理も何もしてないただの革なので雨が降るとものっそ焦ります。
 サドルからぶら下がっているぬいぐるみは浦安の某ねずみの国で買ったもので、走行中に風に煽られて暴れることで後続車に笑いを提供しています。

アラヤディアゴナールを後方から撮影
 泥除けは破損して交換した際にひと手間加えて、アラヤロゴ(反射テープ製)とソーラーテールライトを付けました。ソーラーテールは昼間の走行中の太陽光でほぼ満充電になり、電池持ちは8時間という優れものです。ツーリング車だと付けてる人結構多かったりしますね。


 最後に、これ見て購入を検討される方ももしかしたらいらっしゃるかもしれないので、ディアゴナールの良いところと悪いところを以下にまとめておきますw
<ここが良い>
・コスパが良い!
・乗り心地がいい!!
・細身でクラシカルなシルエットがかっこいい!!!
・扱いやすいというかバランスのいいパーツ構成
・タイヤのサイズが700Cだから選択肢が多い
・輪行がしやすいようにチェーンフックが付いてる←これ重要
<ここが悪い>
・けっこう重い(13kg越え
・乗るより治す時間の方が長い
・パーツ同士のクリアランスが狭すぎる(確かにその方がかっこいいけど…)
・色んなパーツが干渉してて走行中にピヨピヨさえずってる
・泥除けの設計おかしくない?
・フロントキャリアの設計おかしくない??
・あちこち壊れすぎてろくに乗れやしない!!!(笑)


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