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ハワイのお話

カウアイ チョコレート

2005-03-17 | 観光
カウアイの赤土で染めたレッド・ダーツ・シャツのお店兼工場のあるポート アレン(カウアイの南)に美味しいチョコレート屋さんがあります。5センチ角のヌガーが800円位の値段がしますが、一度買ってみたら、あまりの美味しさにびっくりしました。このお店はプアナニさんに連れて行っていただきました。「ポートアレンでは美味しいアイスクリームを食べましょうね」と息子に約束して下さり、内心ラパーツアイスクリームの方が美味しいのじゃないかなと思っていました。ところがここのチョコレートアイスクリームは、ねっとりとチョコレートの味がして、甘さも控えめで、私の中ではナンバー1になりました。チョコレートが美味しいのですね。丁寧に作られた味がします。

ハワイ島のビック・アイランド・キャンディはチョコレートやショートブレッドが美味しいと、とても有名になりましたが、近い将来、カウアイ・チョコレートのお店も有名になるのではないかなと思っています。

ああ~、食べたいなとプログを書きながら思っています。

ハワイのねこ

2005-03-11 | 観光
ハワイ島のケアホウ地区(カイルア・コナより少し南の地区)にあるカナロア・アット・コナのコンドミニアムを続けて借りたことがあります。オーナーさんから直接借りました。オーナーさんはアメリカ本土に住んでいて、冬の寒い時期を半年間ハワイ島で暮らしているようでした。部屋は生活感があり、清潔で、怪我をしたときの薬までも常備されていて暮らす感覚でステイできました。

毎日ラナイにくろねこのブラッキーが遊びに来ました。(写真はカウアイ島のB&Bにいたネコです)
冷蔵庫にはキャッツフードも入っていて、「遊びに来たときはあげてください」とメッセージがありました。たいそう人懐こい猫で、部屋の中にも入りたい様子で、ラナイのドアに身を摺り寄せてないていました。朝起きると、朝ごはんを食べにブラッキーがやってきます。一日遊んで部屋に戻ると、夕食を食べに又やってきます。滞在中毎日のようにやってきました。外国にいながら猫と暮らせるとは思わなかったので、特に息子は大喜びでした。私達がいない間、この部屋に誰も住んでいない期間は一体どうするのか心配でオーナーさんに尋ねてみましたら、このコンドミニアム全体で飼っているそうです。ブラッキーは何人かのオーナーさんによって食べ物をもらっているようでした。住人がいない時は、いる場所のラナイでミャーミャーないてエサをもらっていることが分かりました。沢山の人に世話をしてもらっているブラッキーは毛並みもつやつやで野良猫には見えませんでした。寝ている場所は大きな葉っぱのある植物の下のようですが、ちゃんとスプリンクラーの水がかからない場所にいました。

ハワイ島のスムージー屋さん

2005-02-12 | 観光
ハワイではよく「スムージー」の看板を見かけます。ミキサーでいろいろなフルーツを攪拌させたもので、ジュースというよりピューレーにちかい飲み物です。フルーツの種類も一種類だけのもの、3種類混ぜたもの、ヨーグルトやアイスクリームが入っているもの、などさまざまあり、そのお店の特色があります。個人的にはフルーツだけのものがお気に入りです。ハワイ島のハマクアをドライブ中、フルーツの看板を見かけ、スムージを買いにお店の中に入りました。日系人のおばあさんが、冷凍庫から凍ったマンゴを出して、作ってくれたスムージーはマンゴ100%でフルーツの甘さだけです。そのお店の中は、時間が止まったようなのんびりした空気が漂っていました。
「どこに住んでいるの?」
「日本から来ました」
「甥が日本のアーミーで働いていますよ」
日本の事をいろいろと尋ねてきます。
ゆっくりと時間が流れていて、スムージーができるまで10分以上かかりました。
ホームメイドのお菓子も少しですが置いてあります。このお店にお客さんが来るのかなと思っていたら、Ding dongというお菓子を買いに常連さんがやって来ました。

ふと子供の頃、こうしたお店があったなと懐かしく思い出されました。
それからはハマクアコーストを通ると、このお店に寄るようになりました。

ガイドブックには載っていないけれど、とても美味しいスムージーがあります。



Honu

2005-02-11 | 観光
ハワイ語でHonuは海がめを表します。土地と言うハワイ語のHonuaはHonuと関係があります。亀の甲羅は、まるで大地のよう。大地の甲羅をのせて、海の中をゆうゆうと泳いでいる海がめは、ハワイの人の守り神のひとつでもあります。ハワイではそれぞれの家に守り神がいます。守り神を入れ墨にしている人も沢山見かけます。日本でも和服に紋章をつけますが、ハワイの入れ墨と同じ意味があります。

ハワイの海で泳いでいると、たくさんの海がめに遭遇します。スノーケルをしていると突然大きな塊が横切るので、一瞬びっくりしますが、海の中で無重力のように浮かんでいる亀はまるでUFOみたいに見えます。写真はハワイ島ヒロのビーチです。このビーチには守り主のような巨大な海がめがいます。息子がいても逃げません。ハワイでは海がめに15フィート以上近つくと罰金を払う法律があるので、人がたくさんいるビーチでも、安心して甲羅干しをしている亀を見かけることができます。

海亀に遭遇すると、なんだか得した気分になります。

ハワイのプレートランチ

2005-02-10 | 観光
ハワイでレストランへ行くと、あまり感動がありません。日本は各国の料理を食べることができ、美味しいお店もたくさんあります。ところがハワイではホテルの食事を毎日食べている人はいないのではないでしょうか?昔、3世代でハワイ旅行をしたことがありますが、祖父母はなじめず、それからはハワイに行く時は、日本からあらゆる食料品を持参して、自炊をしました。外で食べるハンバーガーより、やはり日本人ですから、持参したそうめんをゆでて食べると、お腹も満足するようでした。祖父は亡くなりましたが、ハワイでは美味しいものはないから自炊をするのがあたりまえになっています。今でもハワイにいるときは自炊しています。自炊派には嬉しいスーパー、朝市巡りが楽しめます。ホテルの朝食で食べるパパイアよりも、朝市で買った新鮮なパパイアの方が美味しいなと思います。ハワイではホテルライフよりも是非コンドミニアムやバケーション・レンタルで暮らしてほしいなと思います。

時にはローカルなプレートランチを取り入れると、安くて、美味しい食事になります。以前はコリアンやチャイナは妙に甘くて、日本人の口には合わなかったけれど、最近はおいしいなと思う店にめぐり合うことができました。写真はカウアイのコリアン・バーベキューのミックスプレートです。ハワイで食べると、めちゃくちゃ美味しくて、カウアイに滞在するときは必ず買います。確か7ドル位です。ボリュームがあるので、一人で一人前は普通は食べないかもしれませんが、ハワイでは胃袋も大きくなるので、ちゃんと食べられてしまいます。夫はハワイに行くと必ず4キロ太ります。空気の良いハワイでは、食べる量も日本とは違うのだなと感じています。

美味しいものを求めて、有名レストランやホテルのレストランを食べ歩いていましたら、是非こうしたローカルなお店のプレート・ランチを試して下さい。ハワイにも美味しいものがあるなと感動すると思います。


Vacation rental

2005-01-28 | 観光
ハワイでの滞在はVacation Rentalsを利用しています。管理会社を通して借りたり、個人のオーナーから直接借りたりしています。いつもインターネットを駆使して、良さそうなところを絞り、値段と照らし合わせながら考えていますが、これがとても楽しい時です。時には失敗することもあります。数年前借りたカウアイのプリンスビルのコンドは雨漏りがして、ひどい状態でした。「日本から楽しみに休暇を過ごしに来たのに、ひどすぎます」と文句を言ったところ、値引きしてくれました。たとえ選択を間違えたとしても、ハワイでの滞在は文句なしに楽しいので、ラッキーでした。
同じ場所でも、管理会社によって値段に幅があります。高いから管理がしっかりしているというわけではないようです。また、レンタル目的の家やコンドミニアムはキッチンの備品も必要最低限しかおいていなしし、なんとなくがらんとしていて、つまらないです。やはり年に数ヶ月はオーナーが滞在しているような部屋は、必要なものが何でもそろっていて温かみがあるなと思っています。
vacation rentalsは、ホテルの部屋の料金と変わらずに4人で一軒借りることができます。写真の家はマカデミアナッツファームに建つヒロの豪邸ですが数年前、200ドルぐらいで借りました。敷地内には小川が流れ、門から家まで車で数分かかります。こんなすばらしい豪邸を見つける楽しみもあります。(現在はレンタルしていません)

ただ、vacation rentalを借りる場合、注意するのは料金の支払いでクレジットカードが使えない場合です。個人から家を借りる場合に多いようです。レンタルする時は必ずSecurity depositを500ドルくらい払います。家に損害を与えていないと全額返ってきますが、カードが使えない場合、アメリカの銀行の小切手で返金されます。アメリカに銀行口座があったり、CITIBANKに口座があればいいのですが、日本の銀行口座に振り込んでもらうには、手数料が高く、換金に数ヶ月かかり、一苦労します。
このSecurity Depositですが、今まで一度も払ったことはありません。本当にひどい場合だけ支払うようです。日本人はきれいに使うので貸す方も安心している気がします。

今年の夏のハワイ島の宿もようやく予約が終わりました。さすがに安くて泊まってみたい所は、8ヶ月前で、すでに予約済みなのには驚きました。ハワイ島好きのHさんもすでに年末の宿の予約を入れたそうです。皆さん出足が早いです。年々衰えることなく加速しているハワイ熱は、やはりヒーリング・リトリートアイランドだからでしょうか。

リマフリガーデン

2005-01-21 | 観光
カウアイ島の北、ケエビーチ近くにあるリマフリガーデンはお気に入りの場所です。このガーデンから眺める風景はカウアイの歴史と自然を感じることができます。セルフガイドツアーですが、ここでいただく日本語ガイドツアー本は一見の価値あるもので、カウアイ好き、ハワイ好きにはたまらないでしょう。何度か訪れて、何故この場所が大好きなのかなと思うと、おそらくマカナマウンテンの魅力だなと最近分かりました。このマカナマウンテンはセルフガイドツアーの本にも書かれていますが、石になったメネフネがいたり、フラスクールのお話があったりして、聖山だと私は感じています。11月の旅行で、息子が歩き回っていた時、大好きなマカナマウンテンの写真を撮りました。これはキングコングみたいですね!確かキングコングの撮影はこの山ではないと思うのですが。私達にはキングコングに見えてしまいます。
アフプアア地形で、このキングコングの山に守られて暮らしていた人々のことが偲ばれます。
ここではアフプアア・マップとキングカメハメハ学校発行の「Ahupua'a」の本が置いてあります。

ハワイのトレッキング

2005-01-10 | 観光
都会に暮らしているせいか、自然と触れ合う事が好きです。日本でも休みの日は、山歩きや湧き水、温泉を訪ね歩いています。ただ夫も私も蛇が苦手なので、山歩きをしていて蛇に出合うと固まってしまいます。ハワイは幸い蛇がいないので、夏の間滞在中は、ここぞとばかりに茂みの中も気にせずトレッキングを楽しんでいます。蛇はいないけれど大きなさそりはいるそうですが、未だに見たことがありません。蛇のいないハワイのトレッキングは最高です!

ハワイでのトレッキングのガイドブックは英語の「Ultimate Guidebook」が詳しく載っていますが、ここに載ってしまった為、近隣の住民が観光客が頻繁に訪れるようになり、迷惑している所もあるようです。穴場的な風光明媚な場所を紹介してくれるガイドブックと、そこに暮らしている人々との意識の違いがあるのを感じます。ただ、ハワイでは聖地と言われるところはガイドツアー禁止の法律があります。これはそこに暮らしている人々の生活を守る上で、とてもよい法律だと思いますが、ハワイが好きになるとそうした場所への憧れがあり、訪れたくなってしまいます。

ハワイでのトレッキングの魅力はなんと言っても、植物だと思います。日本でのトレッキングと大きく違うのは、これらの植物の香りです。とても心を和ませてくれます。カウアイ島ではカララウトレイルをハナカピアイ・ビーチまで歩くことをお勧めします。たくさんのラウハラ(タコの木)ナパリコーストを眺めながら、冬ならクジラも見ることができます。もうひとつポイプのハイアットリージェンシーからスタートするコースも好きです。ここの海岸線は大昔、この島にたどり着いた人々が作り上げたヘイアウを見ることができます。
ハワイ島のトレッキングも大好きです。溶岩台地の若い活動的なエネルギーを感じます。ただ、トレッキングは溶岩台地が多く、カウアイ島のような植物の香りを感じることは少ないです。ハマクアコースト、プナあたりはその点で、カウアイに似ているかもしれません。それでも何故か惹かれるハワイ島です。一番好きな場所はプナの溶岩樹林公園です。ヒイラベ滝へのトレッキングも思い出に残っていますが、行くまでとても大変でした。

ハワイを訪れたら、是非車を降りて歩くことをお勧めします。


ナパリ・コースト・ツアー

2004-12-11 | 観光
カウアイ島の北西部に位置するナパリ・コーストは雄大な大自然が残る秘境で、以前から憧れの地でした。なかなか行く機会に恵まれませんでしたが、今回初めてボートで行くツアーに参加することができました。朝8時ポートアレン集合で、約6時間のクルーズです。
朝早く起きると、時差のせいか頭痛がしていました。東海岸から南へ向かうと一段と気温が上がり、日差しが強くなります。ボートの上は直射日光が当たり、頭痛がひどくなってきていました。
ニイアウ島を横に眺めながら、ポリハレ・ビーチを経て、ナパリ・コーストへ向かいます。山々は長い年月の間に削り取られ、芸術的な美しさを感じます。太陽が当たると、光と影のコントラストがとてもきれいです。緑と水の島、無数の滝が流れているのを見ることができます。ナパリ・コーストの無人の白砂ビーチは、以前TVで放送されたことがあります。ケエビーチからテントを持参し3日間かけてたどり着いたのでした。ナパリ・コーストのヒーリング効果で、すっかり頭痛もおさまりました。大自然の癒しろ地です。途中何度もイルカ達に遭遇し、最高のクルーズでした。

いろいろなボート・ツアーがあり、どれにしようか迷っていたところ、カウアイ島の友人がブルー・ドルフィンを紹介してくれました。ナイアさんという日本の女性の方がこのツアーの手配をしてくださいまして、キャプテンのロイさんはご主人です。ボートもきれいで大きく、手配は日本語ででき、スタッフは皆さんとてもフレンドリーで、景色は最高とすべて二重丸のツアーでした。

ロイさんとナイアさんとはその後カパアのファーマーズマーケットでお会い、「スプラッシュ オブ カウアイ」というサイトがあることを教えていただきました。日本からのメールのお返事を書くので、いつも寝るのが明け方だそうです。24時間いつでもお電話してくださって構わないですよと言われていました。カウアイで親身になってお世話してくださる方にめぐり合えて、今回の旅行はとてもラッキーでした。他にもいろいろなツアーやスミスのルアウ、またはカマカ・ウクレレも市価の半額以下で購入できるそうです。金額はどこよりも安いと思います。「スプラッシュ オブ カウアイ」はロイさんのとても素敵な写真が沢山載っています。anoano netのリンクにあります。



ワイルア川(カウアイ島)

2004-12-10 | 観光
カウアイ島の東海岸は北に行くにも、南に行くにも便利なので、息子と二人の滞在のときはワイルアのコンドミニアムに泊まります。ひとつ難点は交通量が激しいので、優雅なリゾートステイという気分はありません。家族でのんびり滞在するなら北がいいなあと思いますが、東は何といってもレストランも近くにあって便利です。
このコンドミニアムはワイルア湾に面しています。早朝息子とリドゲート公園の方まで、ビーチを散歩していますと、ロコが魚釣りをしているのを見かけます。海岸線が赤く染まり、大きな太陽が昇ってくるのを見ることができます。この瞬間がとても美しい。太陽はこんなに大きくて、スピードが速いのだということに気が付きます。あっという間に上り始め、風景が一変して美しくキラキラ輝き始めた頃、息子と二人の影がながーく伸びて、まるで足長おじさんのよう。真横から太陽に照らされることなどないので、息子は大喜びです。海岸には流れ着いた椰子の実が芽を出しているのをたくさん見かけます。生命力の強さを感じます。

ワイルアとはwaiは水 luaは二つのものが一つになることを表しています。名前の通り、この湾に流れ込むワイルア川は、二つの川が河口近くでひとつになっています。ワイルア川に沿って、たくさんの聖地が作られています。王の誕生を告げるベル・ストーンやへその緒を隠したポハク、ヘイアウなど、その先はシダの洞窟に続きます。カウアイ島の中央に位置する聖山ワイアレアレに降った雨がこの川から海に流れ込んでいます。リドゲート公園には、このワイルア川の河口に大きなヘイアウがあります。ハワイ島のホナウナウ歴史公園と同じく、駆け込み寺だったそうです。海岸線から上る朝日を見ることができるこの地に、古代の人がヘイアウを作った気持ちがわかるような気がします。
ワイルア川の河口では、山から川を経て海へと続く一連の自然の営みを感じることができます。

道路を挟んでワイルア湾の向かい側には、かつてカウアイ島一番のホテルだったココパームスホテルが廃墟となって建っています。ハリケーンイニキで閉鎖されるまでは、カウアイ島の観光業に大いに貢献したそうです。まだココパームスホテルがやっていた頃、訪れたことがありますが、自然と溶け合ったすばらしいホテルでした。近々このホテルが4階建てのホテルに再建されるようです。ホテル再建に関して、賛成派と反対派の意見の公聴会が行われていました。ココナッツ林の広大な土地とワイルアの大自然を生かしたホテルになってほしいなと願っています。開発と自然は共存できるものだと信じています。ここに4階建ての近代ホテルは似合わない。コテージ風の自然を身近に感じられるホテル、たとえばホテル・ハナ・マウイのような造りが望ましいのになと一人で考えながら、結果がどのようになるか案じています。