２月２７日７：３０am 撮影
２月２７日（水）
昨夜は予報通り雪がふったようです。新しく積もった雪は約１０cm。薪ストーブをつけたら雪かきを・・・と考えながら、何気なく２階から降りながら外を見ると、裏の林の中にシカがゆったり座っています！ 急いでカメラを持って来て、
まずは窓からパチり。
それから、静かに玄関のドアを開けて、そっと１ー２枚撮影。雌鹿と子鹿が５頭。木が邪魔なので、そっと近づくと、
さっと全頭立ち上がって、こちらを見ます。
２０分ほど雪かきをして戻ってみると、まだ同じ所にいました。
写真を撮り易いようにと車庫を回ってパチリパチリと撮影していると、さっと立ち上がってキョン、キョンと威嚇の声を上げられてしまいました（一番上の写真）。
このあたりでは、シカは珍しくはなく、雪の上に足跡はたくさん見られますが、姿を見ることは少ないです。夜間に動き回っているのですね。シカはむしろ害獣で、農作物や高山植物を荒らされて困っています。八ヶ岳の山裾には数十年前に植えたカラマツ林が広がっていますが、そういう針葉樹の森は、野生動物の食料が少ないので、里に降りて来るようです。何とか、野生動物と共存できる方策を考えて行きたいものです。
シカが増えた一因は天敵のオオカミがいなくなったためとか。生態系のバランスを保つのはむずかしい問題だけど、何とかしなくてはね。
モノクロの色調が本当に美しいです。
端正でしかも精悍な野生の鹿。
奈良公園の鹿とは全然違いますね。
Irisさんを真正面から見つめていますね。
鹿の被害に困惑しているのはどこも同じようで、此処標高３００ｍの伊豆でも天城山から降りてくる鹿に庭や菜園を荒らされた、という話をよく聞きます。
ネットを張っても引き破ってトゲトゲのバラまで食べてしまうらしいです。
伊豆では雌鹿は禁猟となっていたのに数年前から解禁になったとか。
生活の基盤を置いていない者の感傷と言われてしまうとそれまでですが、複雑な気持ちです。
八ヶ岳周辺では、狩猟人口が対応できる鹿の数を超えてしまっているとか・・。
鹿は一夫多妻なので、雌鹿を減らした方が効果があるのだと聞きました。