ホザキヤドリギ(2022年1月3日撮影)
我が家の周辺はヤドリギが多く、冬に落葉樹の葉が落ちるとシラカバやズミ、ハンノキなどに寄生した大きな丸い塊のヤドリギは遠目に目立ちます。また薄い黄色(ヤドリギ)やオレンジ色(アカミヤドリギ)の実は白い雪原や冬の青空に映え、このブログでも何度か紹介しています。ヤドリギやその品種のアカミヤドリギは沢山あるのですが、穂状に実をつけるというホザキヤドリギは見ないなぁと残念に思っていました。
ところが、昨年あたりから、ホザキヤドリギらしき塊がポツポツ目に止まるようになりました。不勉強だったのですが、ホザキヤドリギは落葉して冬には実しか無いのですね。また、いつものロッキーの散歩道には、樹木の高いところにしか付いておらず、なかなか良く見ることができませんでした。先日、八ヶ岳自然文化園で上の方を見ながら歩きましたら、いくつか低めのところに付いているホザキヤドリギを見つけ、やっと写真を撮ることができたという訳です。例によってスマホの写真なのがちょっと残念。
ところが、昨年あたりから、ホザキヤドリギらしき塊がポツポツ目に止まるようになりました。不勉強だったのですが、ホザキヤドリギは落葉して冬には実しか無いのですね。また、いつものロッキーの散歩道には、樹木の高いところにしか付いておらず、なかなか良く見ることができませんでした。先日、八ヶ岳自然文化園で上の方を見ながら歩きましたら、いくつか低めのところに付いているホザキヤドリギを見つけ、やっと写真を撮ることができたという訳です。例によってスマホの写真なのがちょっと残念。
これもホザキヤドリギ。今回、調べて知ったのですが、APG分類体系(従来の形態や構造による分類に替わる、DNA解析に基づく分類体系)ではヤドリギはビャクダン科ヤドリギ属で、ホザキヤドリギはオオバヤドリギ科ホザキヤドリギ属となっています。落葉するのと常緑のとでは随分違うとは思いましたが、科も違うのですね。
ホザキヤドリギの付いた樹木。ハルニレかな? 春になって葉がついたら確かめます。
アカミヤドリギ(2012年12月11日撮影)。
ヤドリギ(2017年2月15日撮影)
常緑のアカミヤドリギとヤドリギを、比較の為に掲載しました。
黄色い花が咲いているようです。
写真では葉がないだけでアカミヤドリギそっくりに見えますが、実の大きさも同じですか。
ヤドリギがビャクダン科だということびっくりしました。
家の近くの公園にセンダンの木が何本かあるのですけれど正確にはビャクダンらしくて落葉した今は真っ白な実が一杯生っています。
言われてみれば、ヤドリギではなくてホサキヤドリギの方に似ているような・・・
ヤドリギとアカミヤドリギはセイヨウヤドリギViscum albumの亜種で、実の色が違うだけで実のつき方も葉もよく似ていますが、ホザキヤドリギは少し違うようです。ヤドリギの実は一箇所に1−3個付きますが、ホザキヤドリギは穂状につきます(写真がなくて分かり難いですが。位置が高くて、クローズアップの写真を撮れなかったのです。スマホでしたし・・)。多い枝では7−8個。個々の実は似ています。葉もヤドリギに比べると大きいようです。
センダンは見ていないと思うので、よく分かりませんが・・。ヤドリギもホザキヤドリギも従来の分類ではヤドリギ科だったのですが・・。