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日本伝統の色を現在に蘇らせる京都の染司「吉岡幸雄」さんの
「日本の色 千年の彩展」と題した展示会があります
NHK新日曜美術館でも紹介されていたので行ってみたいなぁと思っていた処
やっと今日行く機会が出来ました~ 8月28日(日)迄です
展示会場は東大阪市吉田と云う所にある「東大阪市民美術センタ-」
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目印は全国高校ラグビ-の決勝戦行われるところ・・・と云えば
ラガ-マンなら一度はその場に立ちたい憧れの「花園ラグビ-場」
その横にある公園の一角にあります 平成9年に出来た白壁の建物です
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植物の花や実 樹皮 根から色を汲み出す手法に取り組んでおられます
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何種類もの原料の見本とそれで染めた糸の色見本も展示・・・館内撮影禁止
奈良法隆寺の所有する国宝の染織品「四騎獅子狩紋錦」
赤を基調に素晴らしい貴重な品を目の前にしてDVDで解説されています
東大寺の1250年慶讃大法要の技楽装束 幡(ばん)等も・・・
その他にも東大寺修二会(お水取り)の椿(のりこぼし)の紅花染和紙
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薬師寺花会式の紫根染和紙 石清水八幡宮放生会の「花神撰」の造花を奉納
奈良時代の染物作品を復元して制作されています
今回それらが展示されていて染め色や織りが間近に観られるのです
「源氏物語の色」は多彩な装束をその人物に合わせて
再現されて展示されていてこれも見応えあります
目立たなくて見過ごして帰るところでしたが学芸員の人に教えて頂いた染に
「吉岡憲法黒」「吉岡憲法茶」と云うのも展示されていました
京都で宮本武蔵が実力を腕を試すため
吉岡道場の剣豪吉岡兄弟と一乗寺下り松で決闘をする
吉岡一門は武蔵に敗れる・・・この話は皆さんよくご存知ですよね
その後兄弟の父剣術家吉岡直綱(号 憲法)は染色に携わり
「吉岡憲法染」と云われる黒 茶の染物を得意としたと云われています
吉岡幸雄さんは吉岡憲法染の流れをくむ染司の五代目さんです
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思いがけず美しい古代の色に包まれた空間でのひと時は
日本人で良かった~とあらためて感じました!
一乗寺下り松のあの吉岡一門のその後が染色家だったとは・・・勉強になりました
ところで、ラグビー場界隈は私の元、地元なんですよ
今日もクルマで、両親と一緒に横の道を走っていました
立派な競技場ですが、基本的にはのどかな風景のところです
美術センターのお茶室をご覧になりましたか?
いいお庭があり、初釜をそこでしたことがあります
地元で地の利も良さそうだし~こんな機会を見逃したら勿体無いですよ
一見の価値おおいに有りですね!
古代の色に復元された染色品が展示されています
ひと時でも美しい空間にいると心が和み癒されますね
お茶室があることは知りませんでした
機会があればお茶一服頂戴したいものですね 叶うことならごいっしょに!