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平成22年も残り少なくなってまいりました
13日は事始め・・・そろそろお正月の準備をする日
大掃除を済ませたら床の掛け軸も
お正月に相応しいお軸に替えましょう
今まで掛けていたお軸も柔らかい「羽箒(はぼうき)」で
軽くほこりをはらってから仕舞いましょう
掛け軸の仕舞い方
① 「矢羽津」を手の届く所に用意しておく
② 両手で下の軸先を持ち均等な力具合で巻き上げます
③ 手の届くところまで巻いたら左手で軸を支えながら
用意していた矢羽津で釘から畳の上に下ろします
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/4b/20d1e68200cf73b70e4b628c61540bea.jpg)
④ 再び軸先の両端を持って風帯の付け根まで巻きます
⑤ 左手で軸を支え持ち風帯を折り目通りにたたむ
向かって左側の風帯が下になるように
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/5f/13161743845f2f366b99c1bacc4f0444.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/c8/6f5b967c8a05dfc24d42daa09db9867e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/c1/c4d08d2d32d701092c22e4ab0980c58f.jpg)
⑥ 巻緒の当たる部分に当紙をして巻緒を手前に巻く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/a1/4b079b7bda8f5541e0b4f7b5a57a03a9.jpg)
⑦ 巻緒を持ち軸の巻き方と同じ方向に3周する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/54/2a2c90dc87e0d092da4d7501f2fcf3fe.jpg)
⑧ 掛け緒の右下に巻緒を半折りにして通す
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9d/176e08741525ac3efa92a42c38936794.jpg)
⑨ 通した巻緒の輪を掛け緒の左側へ
⑩ 掛け緒の左より通す
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/71/e614f7cbb7b3d2c8536efee009b1ec54.jpg)
⑪ 左右の巻緒の長さを調節して仕舞う準備が完了です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/5d/9bf3d23ac50a5a7069e85527b0584d6a.jpg)
掛け軸は湿気が大敵ですから桐箱に納めます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/1a/27f51b8d199ac24f0f4c9e72495b59dd.jpg)
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長期保存する時は防虫剤も入れます
再び掛ける時は巻緒の先を引くとスルリと解けます
掛け軸は年中掛け放っしにせず 春夏秋冬とお正月位は
水墨画でも墨蹟でも自作の画や書道でも
気楽に掛け替えて楽しみましょう
お軸にも休息を与える意味でも・・掛け放っしは止めましょう
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