りんご＆みかん

　　　　　　　　　子供の頃の果物と云えばいつもリンゴとミカンを食べていたような気がします　
　　　　　　　　　輸入品のバナナは高価な時代でおやつに食べる事はありませんでした〔笑〕

　　　　　　　　　昨今は外国産の珍しい果物も輸入され国内でもいろいろ交配合されて

　　　　　　　　　味が良くて見た目も上等な品種に改良され種類も多く出まわっています

　　　　　　　　　先日　親戚の人が来てお仏壇にお供えしてくれました

　　

　　　　　　　　　種類はリンゴとミカンですがどれもサイズの大きくて重いこと！

　　　　

　　　　　　　　　右側の「清見」は温州みかん（宮川早生）と外国産トロピタオレンジの交配で

　　　　　　　　　日本で育成され公表された新種のみかんです

　　　　

　　　　

　　　　　　　　　食べ慣れた温州みかんの味にオレンジの香りがする酸味の少ないやさしい甘さのオレンジです


　　　　　　　　　左側の「紅八朔」は「ハッサク」の「枝変わり品種」だそうです

　　　　　　　　　「枝変わり」とは

　　　　　　　　　植物体の一部のある枝だけが成長の初期に細胞の突然異変を起こし他と異なる

　　　　　　　　　性質となる　変異部分の枝を接ぎ木したりして新しい品種を得たり出来る

　　　　　　　　　紅八朔は大玉で「文旦」や「ザボン」に近い雑柑だそうです


　　　　


　　　　

　　　　　　　　　程よい甘味と酸味　ほのかな苦味もありハッサク特有の風味です


　　

　　　　　　　　　りんごは「ふじ」「王林」と「ジョナゴ－ルド」です

　　　　　　　　　「ふじ」は「国光」×「デリシャス」

　　　　　　　


　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　りんごの花（ネットより）

　　　　


　　　　　　　　　　酸味が少なく甘味が強くしっかりした肉質で果汁が多いです

　　　　　　　　　　私は生食では「ふじ」又は「サンふじ」を好みます

　　　　　　　

　　　　　　　　　　「サンふじ」は果実に袋を被せず日光に当てて無袋栽培で成熟させたりんご


　　　　　　　　　　「王林」は「ゴ－ルデンデリシャス」×「印度りんご」

　　　　　　　　　　 程よい甘味と特有の香りが特徴です


　　　　　　　　　　「ジョナゴ－ルド」は「ゴ－ルデンデリシャス」×「紅玉」

　　　　　　　　　　 アメリカで誕生し昭和４５年頃日本に導入されたそうで

　　　　　　　　　　　果肉は比較的柔らかく甘いので私はジャム作りに使います

　　　　　　　　　　　大玉で果皮は光沢があり分泌物で少々ベタつきますが

　　　　　　　　　　　さわやかな甘酸っぱさが美味しいので好きなりんごのひとつです


　　　　　　　　　　　りんごは夏の終わりごろから秋にかけてが収穫期ですが

　　　　　　　　　　　ス－パ－では一年中出回っています　それはＣＡ貯蔵法と云う技法で

　　　　　　　　　　　りんごを仮死状態にして吐吸を抑制することで新鮮さを保ったまま

　　　　　　　　　　　半年以上も長期保存するそうです


　　　　　　　　　　　リンゴとミカン・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　この馴染み深い果物も日々進歩しているんですね