日々好日

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茶入 仕覆の結び方

2010-10-19 | 趣味の世界
        




        茶入れは点前に使う濃茶の抹茶を入れる陶製の容器


        蓋は象牙  仕覆(しふく)を着せています




        仕覆とは「金襴(きんらん)」「緞子(どんす)」


        間道(かんどう)などの裂(きれ)で作られた袋のこと



        茶入れの種類には


         「肩衝」「茄子」「丸壺」「文琳」「大海」などと


         形によって名前が付いています



         元々 中国で薬味入れか香料入れであったものを持ち帰り



         茶道具として転用されたそうです・・・唐物と云われています



         日本で焼いた茶入れは「国焼」と云われ窯元の産地によって


         名前が付けられています・・・瀬戸 丹波など



         名物と云われる由緒ある茶入れは名物裂といわれる裂の


         趣のある仕覆を何枚も持っています




         茶入れに濃茶の入っている時と


                   入っていない時で結び方が違います



         茶入にお茶の入っている時の結び方



            ① 袋に茶入を入れる

           


         





            ② 右側の緒を上になるように交差する


           


         





            ③ 上になった緒を潜らせて向こう側へ通す



           



         




            ④ 両方の輪の長さを均等の大きさにする



           


         





             ⑤ 左側の緒を折りその反対の緒で上から被せるように


               下を潜らせて通す



           


         





             ⑥ 一応結び終えました



           







      
              ⑦ 形を整えて点前の茶入の緒結びが出来ました


                結び方を間違えると紐を解くことが出来ません











              


            茶入に濃茶が入っていない時の結びの形(緒休め)


       





       









              


         







        





         

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1 コメント

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わかりやすい (小林 秀俊)
2017-07-08 08:41:13
わかりやすくて助かりました
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