京都ならではのお茶席 上七軒歌舞練場で芸妓さんのお点前
日本庭園から見た歌舞練場
可愛い舞妓さんたち だらりの帯でお運びしてくれます
今までになかった華やかな雰囲気のお席で 初めての経験です
お席は上七軒お茶屋組合 上七軒芸妓組合が懸釜 「立礼」席です
右側画像の右端の「棗(なつめ)」の蒔絵は「五つ団子」
北野大茶会の時 この七軒茶屋を 秀吉公の休憩所に充て
名物の御手洗団子を献じたところ いたく好み その褒美として
商うこ事の特権と山城一円の法会茶屋株を公許したのがお茶屋の始まりだそうです
現在も上七軒花街は 五つ団子の紋章を用いるのは名物御手洗団子に由来しているそうです
お点前を終えて手灯かりを持って退席 さすが優雅な仕草ですね
お菓子とお茶を運んでくれた舞妓さんに撮らせていただきました
断りの言葉をかけると「よろしおすえ」とニコッとカメラ目線に!
「ブログに載せてもよろしいですか?」「よろしおすえ~」とのこと
許可を得てパチリ! パチリ!
残念ながら灯かりの少ないお茶室なのできれいなおべべの色が写りません
月によって替わるかんざしは 南座の「まねき」の付いたかんざしです
茶の湯のお作法もしっかりと精進しているらしく流動なお点前です
余談ですが・・・
上七軒歌舞練場は北野天満宮の東門に通ずる参道にあって
京都にある花街の中でも最も古いそうです
天満宮の社殿の修復時に残った資材を使い参拝する人の休憩所として
七軒の茶屋を建てたのが始まりだそうで 天満宮の行事には協賛していると聞いています
春の「北野をどり」が有名で 夏にはビア-ガ-デンとして開放
お気軽に舞妓さんたちと一緒に涼を楽しめるそうですよ
このお席では楽しみながらいろいろお勉強させて貰い
ほんまによろしおしたえ~! ・・・・〔笑〕
外へでたら 又 時雨(しぐれ)が・・・
傘を持ってなかったので着物が濡れてしまいました
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