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石山寺縁起絵巻の世界

2012-11-01 | 趣味の世界




 



 


 

        滋賀県大津市瀬田にある県立近代美術館で



        11月25日(日)まで公開されている「石山寺縁起絵巻の全貌」と題して


        
        重要文化財七巻が一挙に鑑賞できる機会は初の試みだとか・・・・・



       




        今までは美術館に行っても どちらかと云えば


                    絵巻物にはあまり興味はありませんでした



        処が今回は友達のご主人が見所を丁寧に説明してくれて


                   いろいろ新しい感覚で観られて面白かったです



        石山寺縁起絵巻は良弁僧正のの石山寺創建から始まり寺の縁起や本尊の観音様の

        霊験あらたかな数々を絵や詞書(ことばかき)で記された全七巻の絵巻物


        観音様の霊験譚を三十三段にわたって記されている




        勿論 写真撮影は厳禁なのでパンフレットやネットからの画像ですが・・・


  



          


                 良弁比良明神のお告げを受ける場面





  



  

         馬借とは 馬を利用して荷物を運搬する業者のこと


         この馬借の絵は度々描かれていて馬の動きや人物の表現もおもしろい


         この絵は行き交う様子が上手く表されています


         絵巻物は巻物を両手に持って肩幅位の巾で見たり読んだりするので


         この場面はよく考えて描かれたた技法だそうです





  




  


         貴族の女性の参詣の様子や 大工や馬方などの庶民の様子 本尊観音様のご利益で


         命拾いした人々などを鎌倉 室町 江戸時代にわたって描かれています


         紫式部が源氏物語書く構想を練る為に石山寺に参拝したようすなど


         細部までゆっくりじっくり鑑賞していると中々前に進みません


         やっと 少しですが絵巻物をみる面白さ 楽しさをが分ってきた処です



         

         友達のご主人は仕事をリタイヤしてから趣味として大学で勉強を始め


         現役の学生です  今日も入場券は学割で払っていました〔笑〕


         絵巻物の内容も詳しく分り易く説明されていますが・・・・


         ご主人の説明は豊富な知識で分り易く話してくれるので飽きませんでした


         


         最近 歴史に興味を持つ女性が増えて巷では「歴女」と呼ぶそうですね


         差し詰め 私たちは「歴熟女」いや「歴老女」かな?・・・即席の新語で~す〔笑〕

         

         美術館には この地出身の女流画家「小倉遊亀」さんの常設展示もあります


         私は美術館に入るまで知りませんでした(^^ゞ 何だか得した気分〔笑〕


              


         











        


        

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