きらせん

仙台のきらめき










東北大学公共政策大学院准教授
佐分利 応貴

 「集中講義」

2007-09-05 23:23:56 | Weblog
  ワークショップBの学生に対し、2日間の集中講義を行う。
  
  初日は「問題解決の手法」、「ネゴシエーション」、2日目は「ファシリテーション」、「戦略」を予定。「意欲」「問題解決能力」「戦略」の短期習得が学習目標である。

  問題解決能力については、初級テキストを用いて解説。
  同時に、リーディング・アサインメント(宿題)として与えていた「日本で一番元気な町」上勝町の横石氏による「そうだ、葉っぱを売ろう!」を基に「地域活性化」の一般法則について集中的に議論。

  ネゴシエーションは、心理戦のテキストと交渉学の概念、そして実践としてのゲーム「モノポリー」。「モノポリー」では、実際にゲームを競わせる中で、戦略と交渉について考えさせるのが狙いである。やはりゲームをさせると実力が出る。ルールを良く知らないながらも、力の集中をよく知っている学生、ネゴシエーションに長けた学生、受け身に回ってしまう学生、さまざまである。
  自分も参加したいところだが、じっと我慢。