「食べて祈って恋をして」 出た！自分探し！

ジュリア・ロバーツ・・・あまり好きじゃないんだけどな。

「食べて祈って恋をして」（Eat Pray Love　2010年・米）

ニューヨークでライターをしている
リズ（ジュリア・ロバーツ）が
充たされない結婚生活に終止符をうち、
年下のカワイイ彼（ジェームズ・フランコ）ともうまくいかず、
何かを求めて１人イタリアへ。
美味しいものを思いっきり食べて、
陽気でおおらかなイタリアの生活に馴染んだ頃、
次の目的地インドに向かい、瞑想にふける。
そしてバリ島に行き、新しい恋に落ちる・・・

・・・これ、１年間の話です。
じ、自分探しって！キャリアもあって、人生経験もある
そこそこのトシの大人が！？
自由気ままに異国で暮らす、ってそりゃ素敵でしょう。
きっと何かも見つかる・・・はず？

でもなぁ～。このリズの恋愛体質にはついていけない。
私はもっと幸せになれるはず！
もっと素敵な人と出会えるはず！って
そう思い込んでるような感じがして、
ちょっと痛々しいんだけど。
（ジュリアの老け加減とあいまってね・・・）

ま、一般人にはこんな優雅な自分探しの世界旅行は
できないので、女性雑誌の海外旅行特集でも観ている気分で
お気楽に楽しみました。

私、ヨーロッパには行ったことないので
いつか行ってみたいなぁ。

バリ島で出会う、濃い～濃い～ハビエル・バルデム。
しかし、バリの豊かな自然の中で観ると、
濃さが中和されていい感じでした。
スペイン男のフェロモンむんむん系役柄だと
あまりに濃いからねぇ（笑）
それを前面に押し出していない、しょぼくれた感じがよかったわ。

しかし・・・ジュリア・・・だんだん精彩を欠いていくね。
「プリティ・ウーマン」が懐かしい。

女の私でもイラっとくる映画だったのですが
男性はどのようにご覧になったのでしょうか。
え？観てない？それがいいかもね。