目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「女子映画スタイル」 山崎まどか

2006年10月11日 | 読書
ピンクに「キューティ・ブロンド」が表紙のこの本、
タイトルどおり、”女子映画”がいっぱい!

「女子映画スタイル」(山崎まどか・講談社)

アメリカ学園青春ムービー、ガールズ・シネマを語らせたらこの人!
という山崎まどかさん。
こんな映画紹介が書けるようになりたい!!と
惚れ惚れしてしまうような、私の大好きな映画たちが
たくさん載っている本でした。

”女子映画”というのは、
古くはジェーン・オースティン作品に代表されるような
胸キュン、共感、拍手!な 女の子なら大好きな
正統派少女漫画の世界を映画にしたような作品。
例を挙げるなら「ブリジット・ジョーンズの日記」
「キューティ・ブロンド」「チアーズ!」「ミーン・ガールズ」!!
英語にもチック・フリック(Chick Flick)という、
オンナノコ向け映画という言葉もあるそうな。

やたらと元気でキュートで絵に描いたような
女の子が主人公、というわけではなくて
「赤毛のアン」「17歳のカルテ」「Mr.&Mrs.スミス」だって
女子映画。
「かもめ食堂」や「キル・ビル」だって女子映画!

ひとことコラムでは関連映画や、原作、
オリジナルとなったクラシック映画のことまで
紹介されていて、その情報量と知識に感心するばかり。

私なら”元気が出るー!””かわいい!”なんて言葉でしか
表現できない映画の面白さ、ココロに訴えてくるポイントを
的確に表現されているところも また小気味良いのです。

「プライドと偏見」のミスター・ダーシーは
究極のツンデレ男子だし、
「SAYURI」「キャンディ・キャンディ」のゴージャスな芸者リミックス
「ヘイフラワーとキルトシュー」「イン・ハー・シューズ」
重ねるなんぞ、納得!です。

紹介されている映画の半分くらいしか見ていないけど
どれも見てみたくなる、素敵な映画評論本です。
ガールズムービー大好きな方には絶対おすすめ!
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8 コメント

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Chick Flick大好きです! (nomad)
2006-10-11 23:36:42
「ブリジット・ジョーンズの日記」「キューティ・ブロンド」あたりはわかりますが・・「キルビル」もですかぁ;;

J・オースティンものはガールズ映画なんですね!

ミスター・ダーシーのツンデレ男子ってなんざましょう?

ガールズって結構年齢層広いのでしょうか^^;山崎さん?





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ツンデレ (☆kino)
2006-10-11 23:57:44
>nomadさん

こういう映画はもう、それだけでいい!!んですよ(笑)

魅力的なヒロインが画面いっぱいに動き回るだけで女子映画!

”ツンデレ”ってのは、今アキハバラでも人気らしいですが

ツンツンしてて冷たいのに、2人っきりになるとデレデレと甘えちゃうこと

なんですよー。そのギャップがたまらんとか(笑)

ふふふ 女は永遠に女の子魂を持っているのです!
返信する
なるほど~!! (Kim)
2006-10-12 09:36:39
あ、私もNomadさんと同じく”ツンデレ男子”って?と思いましたが、なるほど~!

私もそのギャップに見事に嵌ってしまいます(笑)

「ヘイフラワーとキルトシュー」に「イン・ハー・シューズ」というのも、凄く納得!

いろいろ興味深い本ですね^^。

返信する
納得です! (nomad)
2006-10-12 11:03:54
確かに、ダーシー様は普段ツンツンで、二人っきりになるとデレデレいや・・熱い眼差しになりますね^^;



私はパンツがツンツンで

シャツがデレッとしてのかと思いましたよ~~。

びしょ濡れになったりするし・・



アキバで流行ってるんですか??

あそこも最近変わったから、オタク系ばかりが集まる街ではなくなったのかな?
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ははは (☆kino)
2006-10-12 22:19:40
>Kimさん

ツンデレ・ダーシー、納得していただけましたか?(笑)

ほんとにねー、私の大好きな映画がたくさん載ってました。

全部観たいわぁ。



>nomadさん

nomadさん解釈の”ツンデレ”に笑いました!なるほど!

アキバで流行ってる・・・ということは もちろんこれも、

”萌えゲーム”キャラの女の子のことからきているらしいですよ。

ツンデレ・カフェってのがあるんだって!
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おぉ! (re_re)
2006-10-12 23:12:24
これはかなりおもしろそうな本ですね!

女子映画、大好きですよ~

元気がでますよね!

この本読んだら、観たい映画がどっかんと増えそうですね♪
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フラウの、 (hiyoko)
2006-10-14 01:00:28
本なのですねー。

読み応えも見応えもありそうね。



↑ツンデレで議論が起こってますねー^^

私も最初は何?その言葉?とか思ったけれど。

ツンデレ系、とかって使うらしいですね。



「女子映画」元気になれるものね。

チャーリーズエンジェルとかはどうなのかな?
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あれもこれも! (☆kino)
2006-10-14 11:14:27
>re_reさん

知ってる映画がいっぱいで、面白かったですよ!

最近のが多いから、あっ これってこういう話なのか

レンタルしてみよーかな?とか。

本屋で見たらパラパラしてみてください。



>hiyokoさん

そうそう!フラウの連載をまとめた本みたい。

ツンデレ系ってシンデレラと関係あるの?とか 

私も思ってました(笑)



チャーリーズ・エンジェル、もちろん女子映画!

小難しいことはナシに、ひたすら可愛く楽しく

スカっとできるのがいいのさー。

彼女の本の中では ドリュー・バリモアは"女子映画”の

中心人物!
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