目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「美女と野獣」アニメの世界が!

2017年04月23日 | 映画タイトル は行
昨日の公開初日に見てきました。
来週には家庭訪問やらGWやらでしばらく観れそうにないから。

それに!今回は吹替えじゃなくて
字幕で観られるのがうれしい!!!
子供と見るときや、上映回数が少ないから仕方ないとはいえ
やっぱりオリジナルの声で聞かないと、
その俳優さんの演技を見たことにならないよね・・・。

「美女と野獣」(BEAUTY AND THE BEAST /2017・米英)

1991年のディズニーアニメ版の実写化。
アニメ版はもちろん大好きです。
(以前に書いたものがありました→コチラ

ベル役はエマ・ワトソン、
ほとんど顔が見えない野獣役はダン・スティーヴンス、ぐらいの
予備知識しか入れてなかったので、
最後にキャストを見てちょっとびっくりでした。
(ユアン・マクレガーだけは知ってたんだけど)

お話はみなさんご存知のとおり。
傲慢な王子が魔法で野獣に変えられ、
その姿の自分を本当に愛してくれる人、
そして自分が本当に愛する人と出会えたら
魔法が解けるというもの・・・。

冒頭のベルが暮らす村のシーンから引き込まれました。
アニメといっしょーーー!!
エマ・ワトソンは私は正直、それほど魅力的ではないような気もするのですが
歌は上手かったと思います。

野獣のダン・スティーヴンスは青い瞳しかわからないのが
とにかく気の毒。

モノに変えられた家臣たちもアニメよりリアルで(??当たり前)
ユアン演じる燭台のルミエールが素敵!
羽根箒さんは白い孔雀になってて可愛い!
時計のコグスワースがサー・イアン・マッケランで
ポット夫人がエマ・トンプソンとは知らなかった!!
ついでに、ベルのお父さんがケヴィン・クラインだったなんて
久しぶりすぎてわからなかった!

マッチョで凶暴なアホなガストンもアニメのまま!
(若いころオーストラリアの舞台でやってたヒュー・ジャックマンの
ガストンも見てみたかったな(笑))

映像が本当に素敵で、ああーあのアニメの世界が
実写だとこんなふうなんだなーーー!とうっとり。
「Be Our Guest」がどうなるのかと思ったけど
豪華絢爛なすごいシーンでした(笑)

「美女と野獣」の代名詞とも言えるボールルームの
ダンスシーンには涙ですよ。
アニメを見たとき、あの奥行きと美しさに感動したけど
技術は進歩してる!素晴らしい。

エマ・ワトソン、いいなぁ~と思ってしまいましたよ、私(笑)
あの、アニメの世界のヒロイン、ベルになれるなんてー
あのお城に入れるなんてー!!感動しなかったのかな??
と、小学生並みの羨望(笑)

アニメと少し変わっている部分もあって
ベルとお父さんの離れがたい絆が深く描かれていたり
魔法の本が出てきたり、新しい曲が入っていたり、
謎の登場人物がいたり。

良くも悪くも、アニメの世界そのままなので
なんで実写化する必要があったのか、という声もあるようですが
美しい映像や豪華なキャストが見られて
新たな感動があったので、私は大好きです。

とにかく映像、衣装、美術が素晴らしくて
DVD早く出ないかなーと思ってます。

ただ、不満な点がひとつ。
ダンスの後、二人がいい感じになったのに
野獣はベルをお父さんの元に帰します。
家臣たちが”どうして??”と言い、
アニメでは野獣が「Because...I love her.」
というセリフに私は泣けるのですが、
今回、ポット夫人が言ってたんですよねー。
なんで野獣が言ってくれないんだ・・・。

そして↑上のほうに書いた、昔のエントリーでも書いてて
自分でも笑ったんですが、やっぱり、
醜いわが身を憎み、美しい娘に恋し、
松明持って村人に追い立てられる野獣の姿に
あの、地下に住む怪人のことを思い出さずにはいられません。
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