目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

しっかり復習 「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」

2012年08月03日 | 映画タイトル は行
早く観たい!「ダークナイト ライジング」
(そういえば関係ないけど、
「ハンニバル ライジング」は期待はずれな映画だった)

ご覧になった方のレビューを拝見すると、
「バットマン ビギンズ」に呼応しているらしいので
最近とみに記憶力があやしい私、
昨日今日でがんばって DVDで復習しました、はい。

「ダークナイト」はまだ4年前で、何度かDVDでも観たので
大丈夫だったけど、「ビギンズ」!
ほとんど覚えてなかった・・・トホホだ。
復習しといてよかったよ。

ああ・・・それにしても
私、このシリーズ大好きだな。
人間のダークな面と、それと葛藤する善な面を描く話が
とても好き。
クリスチャン・ベールとマイケル・ケインのコンビが
とても良いし、気が抜けるほど普通な
ゲイリー・オールドマンもいいし、
ジョーカー、トゥーフェイスも素晴らしい。
(レイチェル役の2人には不満も残るが)

あんな絶望的で哀しいラストのあと、
どんな結末が待っているのか?!
楽しみだ、「ダークナイト ライジング」!!


余談 
ここから以前の感想を自分のメモがわりに。


(「ビギンズ」の感想・・・よかった!
というわりに我ながら稚拙!)

2005年7月「バットマン ビギンズ」

ご覧になった方の評判が非常に良いので、急いで見てきました!
ええー 「宇宙戦争」が始まったので、上映館が減ってる!早っ!

ワタシ、アメコミ原作ものは あまり興味ないんです。
「スパイダーマン」も1は映画館で観てないし、
「Xメン」も、ヒュー・ジャックマンが
出てなかったら観てないと思います。
「バットマン」も 1をテレビで観たか観ないか・・・のレベル。

でも、これは面白かった!!
ほんと、ツボにはまりました。

まっ、クリスチャン・ベールが好きなので、
彼がバットマンに決まった時点で”観に行こう!”
と思ってましたけど(笑)
キャストがとにかく豪華。
マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、
モーガン・フリーマン、ゲイリー・オールドマン、
渡辺謙、ルトガー・ハウアー・・・
豪華だったらエエっちゅうわけではありません。
それぞれが期待を裏切らない 
ぴったんこな役をこなしてるのが最高。

コスチュームやバットモービルをはじめとする
飛び道具(?)の数々、細部にわたるまで 
コダワリが感じられ、カッコイイ。
ハンス・ジマーのドラマチックな音楽も
気分を盛り上げてくれる!
クリスチャン・ベールのマッチョなボディも、
謎の大富豪の品の良いスマートな顔も、
葛藤するヒーローの顔もナイス。
(いわゆるハンサムではない、という
世間の評価なんだけど、私はハンサムだと思うわぁ!!)

そしてなにより、ストーリーとキャラクターが良いです。
悪とは?
恐怖や憎悪や復讐、正義とは?
ヒーローとして生きるとは??
という スパイダーマンにもみられるような 
ヒーローの根源をしっかり描いていて、
まさに”ビギンズ”なのであります。

マイケル・ケインの執事役が素敵なキャラで・・・大好き。
ブルース・ウェインと執事の会話、泣かせます。

「You haven't given up on me yet?」
「Never.」

クリスチャン・ベールの出演作は 
「リベリオン」も是非ともチェックしてください!



2008年8月「ダークナイト」

なんといっても評判の良いこの映画!!
「ダークナイト」 (The Dark Knight 2008・米)

ジョーカーを演じたヒース・レジャーの遺作にして、
アカデミー賞ノミネートが噂されている本作ですが、
ほんと、すごかったです。
少なくとも、来年のMTVムービーアワーズの
ベスト悪役賞はジョーカーでしょう。

遺作なんだ・・・って思わないようにしよう、
と思って観ていても、その鬼気迫る狂気っぷりに
背筋が寒くなります。

この役に没頭するあまり、ホントにジョーカーに
心と体が支配されてしまって、
それがヒースを早すぎる死に至らしめたのではないかと
心配になるくらいのハマリぶり。

前作、「バットマン・ビギンズ」も
私にはめちゃくちゃツボな映画で
大好きなんですが、その期待を裏切らない出来で、
あっという間の2時間半でした。

・・・というか、次々と繰り広げられる
ジョーカーの悪の企みに”もーやめてー!!”と
思うのですが、終わらないんですよ、これが。

これでもか これでもかー!と人を殺し、
街を爆破し続けるジョーカー。
対する正義は、バットマンと新任の検事
ハービー・デント(アーロン・エッカート)。

ハービーは法のもと、悪人たちを逮捕し
平和と秩序を守ろうとします。
そして、バットマンを支持します。

闇のヒーローであることに苦悩するバットマンは、
ハービーにゴッサムシティを
託そうと決意するが・・・。

善と悪って表裏一体。
人間の本質は悪なのか??
自分さえよければそれでいいのか???
でも、キレイごと言っていても、
自分や愛する人の命が危険にさらされたら?
それでも正義を貫けるのか???

後半観ていて、私は「スターウォーズ」を
思い浮かべておりました。
”怒れ!怒りに身を任せるのだ!
ダークサイドに堕ちるがよい!”という
ダース・シディアスの声が聞こえるような。

バットマンと対峙したジョーカーは言います。
「お前も俺と同じ世間のつまはじきモノ。
お前がいないと寂しいぜ。
You complete me.」と。

”You complete me.”
君がいないとダメなんだ・・・って、
私が今まで映画を観てきて、
とてもロマンチックで素敵な台詞だと思って
覚えていた言い回しなんですが、
(トム・クルーズの「ザ・エージェント」)
こんなところで出てくるとはね・・・。

単なるアメコミ・ヒーローアクションではない、
深い暗い映画です。

バットマン=ブルース・ウェインはホントに素敵。
クリスチャン・ベイルは適役。
エレガントで坊ちゃんチックなのに
プチマッチョで。
バットマン時のしゃべり方と声も好き!!
「リベリオン」といい、
ストイックな役がよく似合います。

クリスチャン・ベイル、「ターミネーター4」で
ジョン・コナーをやるらしい!
ヨカッタ!!「3」のニック・スタールはあまりにも
「・・・」だったからなぁ。
「ターミネーター」自体はもはやどうでもいいのだが
クリスチャンは楽しみだ!!

この新バットマンシリーズの良いところは
キャストがそれぞれホントにすばらしい仕事を
してるところ!!

今回も登場のゲイリー・オールドマンや
(←いい人の役)
マイケル・ケインの執事(爺!)など
ホントにはまり役でこの人にしか
出せない!と思えるようなムードです。

アーロン・エッカートも素晴らしかったです。
主役には華がないタイプ?などと思っていましたが
なんのなんの、これまた彼がキャスティングされて
ぴったり!と思えます。
あの立派なケツアゴでヴィゴ・モーテンセンに
続くセクシーなハリウッド俳優として
名を上げたことでしょう。

冒頭の銀行のシーンで
ショットガンをぶっぱなす
ウィリアム・フィクトナーもかっこよかった!
この人、けっこういろんな映画に出てるけど
まだこんなチョイ役扱いなのね・・・。

真実を胸のうちに抱えて生きていく
それぞれの辛さが重く哀しいけど、
人間の良心も、死んだわけじゃない、
と思わせてくれるエピソードがあるのが救いです。

ああー この調子で次回作が楽しみ!!
いや、もっと期待してしまうから
ここらが潮時なのか???
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