2023年よかった本

2023年の読書メーター

うわ！なんと51冊しか読めてない。

（上記から読書メーターのページにリンクしてます）

好きな作家さんの本だけと思って買ってたら積読本も数えきれないほど溜まってる。

好きな本ランキングも同じような顔ぶれですが、自分の記録のために一応。

「汝、星のごとく」凪良ゆう

本屋大賞も納得の面白さ。どうしようもなくメロドラマ。絶対に映画化するよな…。

続編も出ました。

「水車小屋のネネ」津村記久子

ずっと読んでいたい物語。

問題のある親の元を離れて暮らす決心をした高校生と小学生の姉妹。いつもの津村さんとは少し違う感じ。

「無人島のふたり　120日以上生きなくちゃ日記」山本文緒

がんを宣告されてからの山本さんのエッセイ。

最後の記録だと思うと胸が痛いです。もっと読みたかった。

「あんなにあんなに」ヨシタケシンスケ

久しぶりに読んだヨシタケシンスケさんの絵本。子育てって切ない！！

「わたしたちに翼はいらない」寺地はるな

スクールカーストやいじめ、モラハラなど苦しい心のうちを描く物語で、決して明るくはないけど励まされる。

寺地さんのサイン会、コロナ初罹患で行けず残念。

「うたかたモザイク」「パラソルでパラシュート」一穂ミチ

今すごく好きな作家さんのひとり。

モザイクのような短編集と、お笑い芸人の話。大阪弁が秀逸なんよ！

「月の立つ林で」青山美智子

月にまつわる短編集。もちろんいつものようにお話が少しリンク。

青山さんの作品は本当にあたたかい。じわっと沁みる。キレイゴトかもしれないけどこういう小説が好き。

「あなたはここにいなくとも」町田そのこ

これまたお気に入り。「52ヘルツのクジラたち」映画公開ですね。

「私たちの世代は」瀬尾まいこ

コロナ禍真っ只中の小学生の今と未来を描く物語。今ならではの話。

「嘘つきジェンガ」辻村深月

短編集。嘘を積み重ねて、そして一瞬で崩れ落ちる。

上手いなー。

「天国からの宅配便」柊サナカ

依頼者が亡くなったあと、思いの詰まった荷物を届ける宅配便。号泣しました。

「翼の翼」朝比奈あすか

中学受験がテーマの物語。苦しい。つらい。うちは中学受験はしていないけど、自分のことでは？と思うような描写… ちょうど1年ぐらい前に読んだなぁ。

受験生がんばれ！！

「まだ人を殺していません」小林由香

ショッキングなタイトルだけど、子育てとは？と考えさせられる良い話でした。殺人犯の子供である甥っ子を引き取って育てることになった…という話。

「作りたい女と食べたい女」（続刊）ゆざきさかおみ

実写ドラマ化が予想以上に良くて嬉しかった！！

（1/29から続きが放送）

同性で惹かれ合うふたりを食べることを通して自然に優しく描いてて、どうか世間の悪意に傷つくことがありませんように、と祈りながら読んでる。

「ファミレス行こ！」和山やま

「カラオケ行こ！」の続き。あいかわらず笑える。

「カラオケ」野木さん脚本の映画、どうなのかなぁ。

「ファッション！」（続刊）はるな檸檬

これはホラー漫画ですか？！

才能あるデザイナーを見つけた、服が大好きな開くんが懸命にサポートするんだけど…どんどん怖くなる！！

ファッション業界の厳しさがわかります。

とまぁ、こんな感じで非常に偏ってますが。気になる1冊があれば幸いです。

全く本を読まなかった息子、高校では読まざるをえなくなり、やっとお気に入りの作家がみつかったようです。

伊坂幸太郎。また貸してもらお。