群ようこさんの本は大好きで、よく読んでました。
自分のこと?!って思うくらいに身近な女性の生態(?)を
生き生きと、ユーモアたっぷりに描くのが上手い。
その新刊に 映画「かもめ食堂」原作という帯がかかっていたので、
どんな話だろう??と興味が湧いて早速購入しました。
舞台はフィンランド、ヘルシンキの街角。
日本人女性がひとり、ちいさな食堂、かもめ食堂を始めます。
彼女はサチエ。武道家の父と二人暮しの日本を飛び出して、
普通の美味しい家庭料理を食べさせる、気持ちのいい食堂をやりたくて
フィンランドにやってきたのです。
お客が来なくても気にしない。
きっとみんないつか足を踏み入れてくれる。
一度食べたら気に入ってくれる・・・と
いつもニコニコ明るく働くサチエ。
(小柄な彼女のことを町の人は子供だと思っている)
店の常連になった、日本かぶれの青年はガッチャマンの主題歌の
歌詞を教えてくれと言い、それが縁でミドリと出会う。
20年間ぼーっと暇つぶしのようなOLを続けていた彼女は、
ひょんなことからフィンランドへ。
(家族には”国立ムーミンフィンランド語専門学院に行く”と
言い残してきた)
そんな2人がかもめ食堂で一緒に働くことになり、
店には徐々に人も集まりだす・・・。
そして、そこに加わったのがマサコ50歳独身。
遠くフィンランドの地で、おにぎりにコダワリを持つサチエを
中心とした かもめ食堂の日々と、町のヒトビトを描くお話です。
あっという間に読めてしまいました。
相変わらず クスっと笑ってしまうような 軽妙な文章に
生活感あふれるリアルな日常。
読んでて、頭の中に、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの姿が
思い浮かぶわーと思って、改めて本の帯を見ると、
なんとこの3人がキャスティングされているではありませんか(笑)
三谷さんじゃないけど、”あてがき”ってやつかなぁ???
ぴったりなんです。
劇的な事件や感動があるわけではないけど、
”あー このままの生活を続けてていいのかなぁ”
”仕事やめて、なんかやりたいなぁ”
”どこか外国に行ってみたいなぁ”
・・・なんて、誰でも一度くらいは思うようなことが描かれていて
ヒトゴトとは思えません。
読み終わると、なんか温かい気持ちになって、
ちょっと元気が出て、おにぎりが食べたくなるお話でした。
映画も観に行こうっと!(東京で3月公開らしいです)
日本になじみのない、遠くて寒そうなフィンランドの、
なんてことのない日常生活の映画、というと”ドグマ95"なんかを
連想してしまいます。いや、ぜんぜん違うでしょうけど(笑)
監督は荻上直子さん。
かもめ食堂 公式HP
P.S
”あてがき”かどうかはわかりません・・・私は絶対そうじゃないかな、
と 思ったくらいに、読むだけでイメージピッタリでした!
自分のこと?!って思うくらいに身近な女性の生態(?)を
生き生きと、ユーモアたっぷりに描くのが上手い。
その新刊に 映画「かもめ食堂」原作という帯がかかっていたので、
どんな話だろう??と興味が湧いて早速購入しました。
舞台はフィンランド、ヘルシンキの街角。
日本人女性がひとり、ちいさな食堂、かもめ食堂を始めます。
彼女はサチエ。武道家の父と二人暮しの日本を飛び出して、
普通の美味しい家庭料理を食べさせる、気持ちのいい食堂をやりたくて
フィンランドにやってきたのです。
お客が来なくても気にしない。
きっとみんないつか足を踏み入れてくれる。
一度食べたら気に入ってくれる・・・と
いつもニコニコ明るく働くサチエ。
(小柄な彼女のことを町の人は子供だと思っている)
店の常連になった、日本かぶれの青年はガッチャマンの主題歌の
歌詞を教えてくれと言い、それが縁でミドリと出会う。
20年間ぼーっと暇つぶしのようなOLを続けていた彼女は、
ひょんなことからフィンランドへ。
(家族には”国立ムーミンフィンランド語専門学院に行く”と
言い残してきた)
そんな2人がかもめ食堂で一緒に働くことになり、
店には徐々に人も集まりだす・・・。
そして、そこに加わったのがマサコ50歳独身。
遠くフィンランドの地で、おにぎりにコダワリを持つサチエを
中心とした かもめ食堂の日々と、町のヒトビトを描くお話です。
あっという間に読めてしまいました。
相変わらず クスっと笑ってしまうような 軽妙な文章に
生活感あふれるリアルな日常。
読んでて、頭の中に、小林聡美、片桐はいり、もたいまさこの姿が
思い浮かぶわーと思って、改めて本の帯を見ると、
なんとこの3人がキャスティングされているではありませんか(笑)
三谷さんじゃないけど、”あてがき”ってやつかなぁ???
ぴったりなんです。
劇的な事件や感動があるわけではないけど、
”あー このままの生活を続けてていいのかなぁ”
”仕事やめて、なんかやりたいなぁ”
”どこか外国に行ってみたいなぁ”
・・・なんて、誰でも一度くらいは思うようなことが描かれていて
ヒトゴトとは思えません。
読み終わると、なんか温かい気持ちになって、
ちょっと元気が出て、おにぎりが食べたくなるお話でした。
映画も観に行こうっと!(東京で3月公開らしいです)
日本になじみのない、遠くて寒そうなフィンランドの、
なんてことのない日常生活の映画、というと”ドグマ95"なんかを
連想してしまいます。いや、ぜんぜん違うでしょうけど(笑)
監督は荻上直子さん。
かもめ食堂 公式HP
P.S
”あてがき”かどうかはわかりません・・・私は絶対そうじゃないかな、
と 思ったくらいに、読むだけでイメージピッタリでした!
群ようこさんの本は何か読んだ事があるのですが
忘れちゃいました
で、本つながりでリリーフランキーさんの新作も
出てまましたねー。東京タワーもまだ読めてないのに
読みたい本いっぱいで追いつきません
読んでると、ほんと、彼女達のイメージが
自然と浮かんできたのですよー!!
群さんの本は気軽に読めるので大好きなんです。
リリーさんの本、もしや「東京タワー」以前の
本じゃないかなぁ。
でも、他のエッセイとか読むと、引いちゃうかも(笑)
映画は語られてなかったので、原作も読んでみたいです。kinoさん、キャスティング予想されてたなんて、さすが!です。この3人ぴったりでした。
お気に入りの映画の1本になりました。
ほんと、こういうのが私も大好きです。
こちらでは3/25からの上映なんですよ。
初日には主演の3人の舞台挨拶があるらしい!
見たいけど、きっと券取れないだろうな。
もう一回本を読み直しましたが、やっぱりイイ!
美味しそうですよねぇ~。おにぎり!
あっ・・・あてがきではないのかなぁ・・・・。
映画原作として書き下ろした、というだけで。
でも、きっと群さんのイメージはこの3人だったんじゃないかな、
と私は思ってます(笑)
「国立ムーミンフィンランド語専門学院」に行く、と言い残してフィンランドへ来たんですね、ミドリさんは!
そしてマサコさんは50歳でしたか。
映画ではそのあたりは謎のままでした。
でもそれはそれでいいんじゃないかな、と思えたりもして。
もうね、ヘルシンキの青空とこざっぱりしたウッディなお店と3人のかわいいお洋服を見るだけでもOK!と言いたくなるような映画でした。
kinoさんも早く観て~!
映画では詳しく描いていないんですね。
原作の、ミドリさんのOL生活のようすも面白かったけど(笑)
フィンランド語って、ローマ字読みだから案外簡単みたいですね。
ほんと、早く見たいです!!楽しみ。
これ、今品切れみたいですね。早く重版されないかな~
kinoさんの感想を読んでいたら、私も早く読みたくなりました♪
映画もとってもよかったですよ~
すごい人だろうなーと思うとなかなか映画館に
いけないのですが、是非是非見たいです。
原作でも十分おいしそうだったおにぎりや
シナモンロール、映像で観てみたい!