今日は、椅子を見たくて東京都現代美術館へ。


美術館の中は寒いくらい冷房してるけど、それにしても下町の暑さはほんとにこたえるな。


「ジャン・プル―ヴェ展-椅子から建築まで-」。
会期は7月16日~10月16日。

ジャン・プル―ヴェ(1901年~1984年)は、20世紀の建築や工業デザインに大きな影響を与えた、えーと、御本人によれば構築家(constructeur)。
アールヌーヴォー全盛期のフランスで画家の父と音楽家の母の間に生まれたプル―ヴェは長じると金属工芸家としてスタートした。
家具から建築へと活動領域を広げながら、やがては第二次世界大戦のレジスタンス運動に参加してナンシー市長も務めた。
建築家としてのプル―ヴェは、第二次世界大戦後の復興住宅構想が一番大きな仕事だったかもしれない。
臨機応変に自分たちで調達できる材料と短時間で自分たちで建てることのできるプレハブ住宅。












多才なお方だけど、やはり家具。







やはり椅子。





母が家に帰ってきたらどんな椅子が暮らしやすいんだろ?とずいぶんと考えた。椅子もテーブルも、これダメだったわでポイッと捨てられるものではない。
こだわりの北欧家具というのも悪くはないけど、福祉施設で採用されている椅子とテーブルが一番いいのかなとも思うけど・・・
ジャン・プル―ヴェの椅子を見てみたかった。
