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今日のころころこころ

2021・10・25 HIGASHIYAの国産包種茶・みなみさやかと柿衣な昼飯の後

朝は少し日がさしていたけどやっぱり予報通りに曇り。
今日の昼飯の後のお茶は、宮崎県五ヶ瀬産の包種茶・みなみさやかにした。

わずかに萎凋したお茶を包種茶という。
日本茶の緑茶は不発酵茶。収穫した茶葉を新鮮なうちに熱処理する。
萎凋というのは摘み取った茶葉をそれぞれの産地のやり方で放置して萎れさせ香りの発揚を促す工程のこと。
フレッシュを好む日本人が愛してきた日本茶の緑茶の従来の価値観からすれば、少しでも発酵してしまったお茶は価値の無いものだった。
でも最近では、わずかに萎凋させたお茶、包種茶の人気がじわじわと上がってきてるという。
と、HIGASHIYAさんで教えてもらった。
このみなみさやかの茶葉は大きい。
急須にしようか蓋碗にしようか。

急須で淹れた。



味も香りもほぼ台湾茶の水仙だ。
私は日本茶より紅茶や中国茶や台湾茶やコーヒーを喫することの方が圧倒的に多い。
夏も近づく八十八夜なイメージの日本茶が工程ひとつで台湾茶の味わいになるのがなんとも不思議な気がした。
HIGASHIYAさんで教えてもらわなければ、国産の包種茶を買うことはなかっただろうな。
お洒落に日本茶を出す店がトレンドな感じだけど、全体を見れば日本茶は凋落傾向。生産者さんたちはそれぞれに工夫。
ただ、国産紅茶もそうだけど、どこで日本色を出すかになるのかな。
菓子はHIGASHIYAさんの柿衣。
長野県産の市田柿に白餡とバターをはさんだ贅沢な折衷。

アフターコロナ禍はどんな風に世の中動くんだろ。










コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

kinntilyann
funakiさま
こんばんはでございます(^^)/
落ち込んでるというか、多様化してます。
私の父の法要関係の時も、気の置けない方たちは、コーヒーがあるならコーヒーが欲しいという人ばかりで、母は仰天してました。
新茶コーナーのお客さんを観察すれば、お婆ちゃまが主流かと…
今後を見据えれば、日本茶も多様化したほうがいいと思いまする。
k_funaki_love
こんばんは。
日本茶の需要が落ち込んでいるとはビックリです。新茶の季節にはスーパーにさえ催事場ができるのに。
日本食の人気は上がってもお茶は別なのかなぁ?
玄米茶も抹茶も美味しいです。
ほうじ茶はあんまり飲みませんが。
kinntilyann
さおぺんちゃん
こんばんは〜(^^)/
本山・川根の静岡でもそう思うのか。

萎凋させる日本茶がこれからどう評価されていくかはわからないけど、農林水産大臣賞一本足では心細いことは事実。
海外では抹茶ブームだけど、日本茶を守りつつ二本足三本足で立つことも必要(^^)v
saopen
お茶を放置して萎えさせるなんて!!
考えたことなかった。
でも今は発酵ブームですからね。
お急須で淹れる煎茶は凋落の一途。
変わり種に思えても、この変革は未来に続いているのですね。
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