佃といえば佃煮。
佃煮屋さんがいっぱいあるのかな?と思ったけど・・・どこにあるんかな(^^;
おお!あそこにある!と入ったのが、天安本店さん。

三人もお客が入ればもう身動きできないような狭い店内。陳列ケースの向こうは畳敷きの作業場。
注文を言えばテキパキと量り売りしてくれる(^^♪
浅利と白すがおすすめのようだ。昆布ときゃらぶきと浅利を100gづつ(ずつというよりづつの方がぴったりな感じ)、お願いした。


今朝は昆布。後は味噌汁とたまごでもあればいいか。

炊きたてのご飯に艶々の昆布の佃煮をのせる。

味付けが濃いのかな?と思ったけど、程よい加減とほのかな磯の香り(^^♪
美味い(^^♪
今の佃を離島というとヘンな感じだけど、江戸時代は離島だった。時化ればお菜は無くなる。保存食として島でとれる魚介類を塩煮して保存食にしたものが佃煮だったという。どんな味だったのかな?
そのうちに千葉から醤油という調味料が入ってきて、たぶん、塩煮よりまちがいなく美味かったのであろう。醤油煮になって島内の保存食から江戸市中に売り出すようになったという。
江戸時代の味よりはかなりマイルドになっているのだろうけど、やはり、ご飯のお供はこうでなくちゃ(^^♪

それにしても、他にもあるんだろうなぁ。。
今度は調べていこう。