イセザキモールからストロングビルへ。
横浜公園から大さん橋に向かえば、裁判所。


イチョウの黄葉が幻想的なまでに美しい通りだが、今は中途半端な季節。
けどギンナンはもう食べられる。すなわち臭いがきつい(^^;

横浜市認定歴史的建造物「横浜地方・簡易裁判所(旧横浜地方裁判所)」。
所在地・中区日本大通9
構造規模・RC.SRC.S造13階、地下2階(旧建物はRC造3階一部4階)
建築年代・平成13年竣工(旧建物は昭和5年)
設計施工・(設計)大蔵省営繕管財課:担当は小野武夫と保岡豊(施工)大倉土木
裁判所である。ガードマンが目を光らせているから写真には制約がいっぱいある。いっぱいなくてもまともに撮れないスキルとカメラだからどうでもいいけど。


大胆でシンプルな意匠が素敵な建物。
だが・・・
実は、私の弱いオツムの中では歴史がこんぐらがっている。
この歴史年表は、裁判所公式HPによるものです。
明治5年・横浜地方裁判所は神奈川県庁内に神奈川裁判所が設置されたことから始まった。
明治8年・神奈川裁判所は横浜山田町に新庁舎に移転。
明治9年・横浜裁判所に改称
明治10年・北仲通5丁目のフランス公使館跡に移転
明治23年・北仲通5丁目に新庁舎を建てる
大正12年・関東大震災で崩壊
ここからなんだ。。
大正14年・中区日本大通9番地(現在地)にあった旧横浜生糸検査所の模様替え工事をし、そこに移転
って・・・
旧横浜生糸検査所って、今の横浜第二合同庁舎だよな。
横浜第二合同庁舎(中区北仲通5-11)から横浜地方裁判所(中区日本大通9)までは、徒歩圏内といえば徒歩圏内だが根性が折れるような日はフリーパスでバスに乗ってしまうような距離だ。
いったいこれはなんなんだろう?
単純に裁判所のHPが誤記なのか?
あり得ない。
私が調べ足りないだけで今の裁判所の場所にも生糸検査所があったのか?
やっぱ図書館へGO!かなぁ(^^;
それでも、昭和5年を残すこの建物は、やっぱいい。
