今日はトーハクへ。
上野の森美術館の前を通りかかったら、お!深堀隆介氏の展覧会だ。
深堀隆介氏はひたすら金魚な現代美術家。
こういっては俗過ぎるのだけど、こんなにメジャーになる日が来るとわかっていれば激安といっていい頃にひとつくらいは買っておいたのに。とか思いながら、入ってみた。
深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」。
会期は2021年12月2日~2022年1月31日。
事前予約不要。撮影スポット以外は撮影禁止。
何層にも重ねた樹脂とアクリル絵の具で升や和傘や家具にリアルに金魚を描くおなじみの作品群ばかりでなくTシャツや紙に描いたり等にぎやかに構成された展覧会。インスタレーション「僕の金魚園」更ににぎやかに繰り広げられる。
この展覧会は軽いノリで見始めたのだけど、いつの間にかひきこまれていた。
実際のたくさんの金魚の飼育。金魚の飼育日誌。おびただしい緻密なスケッチ。
徹底的に金魚と暮らすなかで、氏は地球は金魚鉢と同じことに気が付き、強烈に問うているのだった。
特設ショップでひいた金魚みくじを持って、なんとなく上野東照宮ぼたん苑へ。
昨日の雪と明け方の寒波にもめげずに健気に咲く冬ぼたん。
わらぼっちが冬ぼたんを守る。
今日はわらぼっちの役目を実感した。
今年の戸川寒は不調。これ一株だけが開花の可能性あり。頑張れ!
ロウバイが花盛り。ロウバイの香りが好き。甘くて淡い夢を見ているよう。
盆栽のシナノカンザクラが寒風に揺れる。
金魚みくじは小吉なり。
とりあえずよし!!
だって。