朝、日めくりをめくったら、パソコン記念日・世界狂犬病デー・安田善次郎刺殺されるとあった。
安田善次郎といっても、旧安田財閥系の企業等の関係者以外は今は知らない人が多いんじゃないのかな。
しかもこの日めくり天文日めくり。

ま。
この間組み立てた、あおぞらさんのゴム動力プロペラ機ヒストリープレーンシリーズのロッキード・ヴェガを今日は公園で飛ばしてみることにした。

子供たちが園や学校にいってる時間帯だから近所の公園も人がいないだろと思ったのだけど、この公園は隣でガガと解体工事しているとかあの公園はベンチでおばあちゃま方がおしゃべりしているとかで、家からちょっと遠い公園までいくハメになってしまった。
今日の天気は曇り時々晴れ。ほとんど無風。時折弱い北西の風。

お!!!
飛んだ!!!


でも何度も試しているうちにゴムがダメになっちゃったみたい。

意外に飛ぶものなんだな。面白いな。家に帰ってどこをいじってみようか。
草むらに転がっていたボールをひろって投げようとして、なぜだか、日めくりの安田善次郎刺殺されるを思い出していた。
安田善次郎が大磯の別邸で刺された時、真っ先に駆け付けたのが浅野総一郎だったという。安田の体を抱きながら安田さんまだこれからじゃないですかと浅野は号泣したという。

京浜工業地帯は浅野総一郎と安田善次郎がつくりあげ、工業によっての日本の繁栄の基礎を築いた。
JR鶴見線の駅名に二人の男の人生が交差する。


様々な見方はあろうけど、工業の牽引で日本国民の生活水準が著しく向上したことは事実だ。一億総中流とまで言われた時代があった。
時は流れ、産業構造は変化し、これからはいよいよほんとに観光立国になるんかな?というところで突然のコロナ禍。
今はなんとかやりくりしてるけど、疫病で疲弊した影響はこれから出てくる。
浅野総一郎と安田善次郎だったらどんな風に乗り切っていったんだろう?とか、日めくりの編集者も思ったのかな?
