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今日のころころこころ

2022・11・21 横浜ユーラシア文化館 江上波夫没後20年「 ユーラシアへのまなざし-造形の美と技-」

昨日一昨日は日本大通りと中華街で第3回横浜ユーラシアスタチューミュージアムが展開した。


このスタチューミュージアムの主催は横浜ユーラシア文化館で、企画に合わせて、横浜ユーラシア文化館・横浜都市発展記念館・横浜開港資料館の入館料無料だった。
横浜ユーラシア文化館の企画展へ。




江上波夫没後20年 ユーラシアへのまなざし-造形の美と技-。
会期は2022年11月17日~2023年2月12日。
撮影可。
横浜ユーラシア文化館は、東洋学者・江上波夫博士(1906年~2002年)が横浜市に寄贈した考古・歴史・美術・民族資料約2500点文献資料約25000点をもとに2003年に開館した。
江上波夫といえば「騎馬民族征服王朝説」。
ものすごく大雑把にものすごくざっくりといえば、西暦4世後半ごろに北亜から騎馬民族の一群が日本に渡来して日本の支配者となり、その中の中心勢力として天皇氏および物部・大伴・蘇我等の大連・大臣の諸氏が一種の軍事的な氏族連合体を成していたとの説。
発表された当時は一大センセーションを巻き起こし、司馬遼太郎等影響を受けた作家等も多かった。
今は賛否両論の否の方が圧倒的に多いかもしれない。それでも完全に否とできない何かがある。
ま、そういう面倒なことはさておき、江上博士の収集は興味深い。












江上博士が「騎馬民族征服王朝説」をぶっ立てたのもわかる気がするんだよな。
例えば長野滞在中にふらりと行ってみた古墳。須坂市の八丁鎧塚古墳。驚いた。積石塚だ。渡来系の造り方だ。
新潟の神社で善光寺御開帳関連として日本最古ではないかといわれる仏像の御開帳を拝観した時も驚いた。
もちろん色んな人たちが謎に挑んでいる。
とにもかくにも、東京を中心とした首都圏が永遠の富の源泉だという今の価値感では絶対にわからないことだけは事実だ。

今日は晴れてきた。
また気温が上がってくるのかな。



コメント一覧

kinntilyann
Pちゃん
素適な午後かい(^^)/

騎馬民族征服王朝説は第二次世界大戦敗戦後の価値観の変化という意味合いでもインパクト大きかったみたい。
だってさ、天皇は空から降臨した日本人の祖先なはずなのに、大陸から来たなんて説は、第二次世界大戦前や最中なら迫害もんだよ。
騎馬民族征服王朝説はとんでも扱いされる一方で、司馬遼太郎や手塚治虫や星野之宣やほんとに大きな影響を与えた。
図書館には色んな本があると思うから、ぜひとも読んでください!
Pちゃんの心の栄養になると思います(^^)v
painfulnight
こんばんはー!

「騎馬民族征服王朝説」直接は読んだことはないのですが、昔のドラマに関する本で読んだことがあります。
浅い知識ですが、不思議とワクワクします。
70年代には昼ドラの題材にもなっているそうです。
4世紀から5世紀あたりが謎の時代だったり、日本書紀ができたころ、各地の風土記が焚書されたとか…
実際はどうかはわかりませんが、考えてみたら、今の教科書とかも昔のものと変わってたりするみたいですし、
歴史は残っているものから推測され組み立てられるものなのでしょうね。
さかのぼって当時を見るわけにもいきませんし。
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