京急新逗子駅下車。寒い!


神奈川県立近代美術館葉山。


でも(^^♪元々葉山にいた面々とカマキンから引っ越してきた面々が出迎えてくれる(^^♪







とりあえずオランジュ・ブルーさんでビーフカレー。美味いんです(^^♪

窓の外の雨はやみそうにない。。


砂澤ビッキ展へとむかう。





砂澤ビッキ氏は、戦後日本彫刻界の巨匠。アイヌの父母のもとに1931年に生を受けた。木彫を始めたのは1953年頃からのようだ。北海道土産といえば私が子供の頃は木彫りの熊さんであった。これは大正時代くらいから農家の副業として始まったらしい。氏はもしかしたらそのお土産用民芸品としての木彫を手伝っていたのかもしれない。お土産用民芸品から飛躍した年が22歳ということなのかもしれないなぁ。。
木彫を始めると同時に鎌倉に居住したようだ。そして1959年に旭川に戻ったという。1978年には音威子府の廃校になった小学校にアトリエを構え、1989年に骨髄癌で亡くなった。。
今回の企画展は、木魂。
一見無造作のようだが丁寧に丁寧に己の命を削るように彫られた作品の数々。
関内の桜とか中華街の絵もあった。いろんな意味で心揺れたこともあったんだろうなぁ。
巻物に鉛筆とかで描かれた物語の始めと終わりを知りたくて、係員さんにお伺いしたら、学芸員は取材を受けていましてということでわからなかった。あれ?あのご婦人この寒いのにずいぶんと軽装だなぁ?こちらに話しかけたいようなたくないような?もしかしたら砂澤夫人だったのかもしれない。
悪天候で閑散とした展示室に海から波の音が聞こえる。いつの間にか、始源という言葉を思い出していた。心が満ちてくるようだった。解説なんていらないよなぁ。。。


雨はやまなかった。
でも、その方がよかったと思えたが不思議。




撮影禁止なので画像は検索してみてくださいm(__)m