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今日のころころこころ

2014・12・16 おばさんは泣いてもいいかな・・・ペットの危篤

ゆきの異変に気が付いたのは、昨晩であった。
ゆきは、2年前の9月25日に我が家に来たつがいのキンカチョウのメスの方である。
といっても、本当は彼等の子供が我が家に来るはずが、先様の様々な成り行きで、いきなし両親が来た。籠からヒーターから菜っ葉までなにもかも全部揃っていた上に、餌半年分の持参金(?)まで付いていた。
面食らったが、涙ながらにこの子たちをよろしくと言われた上に、そもそもが仕事先の上司の接客ミスが原因だから、ま、と一緒に暮らし始めた。
最初はおっかなびっくりで籠に閉じ込めておいたが、いつの間にか放し飼いにしていた。
我が家に来た時より一回り大きくなって、里の御両親様が持たせてくれたヒーター無しでもふた冬越した。元気過ぎて困るほどに元気であった。
それが・・・
ゆきが、パソコンいじる私の横でホットカーペットにうずくまったまま動かない。

手乗りではない。慣れてはいるが懐いてはいない。
すぐ横で遊んでいても、少しでもこちらが関心を示せば、即座にカーテンレールに退避するが常であった。
一夜明けても、籠を開けるとやはり同じ姿勢でホットカーペットにうずくまる。具合が悪いのは一目瞭然。

かといって、手を出せば逃げる。辛そうで見ていられない。どうしてあげることもできない。ホットカーペットの居心地がいいならそれでいいと通電したまま仕事に行こうと室内の照明切ったら、今日はお天気が悪い。暗くなった。そしたら、帰巣本能とでもいうのかな?巣に帰ってしまった。
つがいの♂きんの方は元気だから、折衷の色々な工夫して出た。
そういえば・・・ゆきの正確な年を知らない。確かペットショップから来た時にはすでに成鳥で、我が家に来た時はそれから更に経年していたはずだ。そろそろ寿命だったのかもしれない。
最悪を覚悟して帰宅したら、生きていた!
でも辛そうなのに変わりは無い。巣の中で体が苦しそうに喘いでいる。
今夜が山なんだろうな。
巻いていたカシミアの真っ白なストールを籠にかける。もし捕まえられるなら、このストール細切れにして包んであげるのに。
でも、最後の最後まで人間の手に触られはしないだろうな。冷たくなるまで。
長い夜になりそうだ。
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