<むしまるQゴールド 挑戦の1999年度 その8>
恋してウミガメ 作詞/桑原永江 作曲・編曲/堀井勝美 歌/川村万梨阿
お年頃になって恋をして産卵するウミガメの歌です。ウミガメは恋しているのですから、元歌は『海は恋してる』。60年代カレッジ・ポップスを代表するバンドの一つ、ザ・リガニーズの1968年のヒット曲です。
6拍子のアルペジオのギター伴奏が印象的なフォーキーな曲で、間奏に入るモノローグ 「海も失恋すんのかな 涙をいっぱいためるかな だけどあふれだしたら困っちゃうな だって俺およげないんだもん」 が素敵です。『恋してウミガメ』のモノローグ 「お別れはさびしくないの だってウミガメなんだもん」 も素敵です。
『恋してウミガメ』の最後の方に出てくる「砂に生んだおめでた」という歌詞は、スタンダードの名曲、パット・ブーンの『砂に書いたラブレター』(1954)のシャレですね。この曲も渚に寄せては返す波のような、6拍子のきれいな曲です。
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