ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

南信州 飯田

2014年10月11日 | 旅 行事
台風一過
昨日の台風18号がうそのような秋晴れ
南信州 飯田市で2日間の仕事!
3年前は冬だったので山々は真っ白な山肌だったが,
今回は朝早目に出かけ、
のどかな信州の山景色を楽しみながらの高速バスの旅。甲府を過ぎると八ケ岳がくっきりと見え始める。
飯田駅は、リンゴの真っ赤な赤い屋根、中央通りをまっすぐ、5,6分で交差した桜・りんごの並木大通り。
今回はちょうどいい時期で、たわわになった赤い実のリンゴの木、”シナノゴールド””・スイーツ””ふじ”などいろんな種類が植えられていて、中学生のによる管理が続けられているという。
  
1947年(S22)、飯田大火で旧市街の大半を焼失、そのためこの大通りで防火帯を設けたという。
まっすぐ1km以上、桜並木とリンゴ並木が半分づつ、両側は歩道と車道、ところどころにトイレや休憩所まであり、
飯田市民の誇りの大通りだ。「日本の道100選」の碑もある。
  
飯田城は明治維新のときに廃城となり、その後再興されず、その城跡に長姫神社があるのみ。
飯田市は、人形劇の街として有名で、毎年夏、日本最大の「人形劇フェスティバル」には、世界から人が集まるという。
街の中央には、「川本喜八郎 人形美術館」がある。
NHK人形劇「三国志」「平家物語」も手掛け、人形劇の盛んな飯田市に自身の作品を寄贈、2007年この美術館がOPENした。
たまたま一人だったので、係の女性がつきっきりで人形の解説をしてくれた。
針金で口、首、目、手を操る、そのからくりとそれを操る技についてもなんとなく理解できた。
展示のTV「平家物語」の馬上の武将たちの表情{ tf1ansiansicpg1252
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}、立ち振る舞いに、いつの間に感情が引き込まれていく気がした。
        
入口には、川本喜八郎作:三国志の諸葛孔明の大きな人形が展示されている。
りんご並木の突き当りには市立動物園まであり、市挙げての太陽光発電の看板にも、市民活動の盛んな街の印象。
パンフレットで、毎時ジャストに時計台の人形劇があるというので、朝の散歩で待ち構える。
並木通りの端っこ、8時にファンファーレが鳴りだす。時計台のてっぺんに腰かけた子どもがラッパをくわえる動きをしている。すると四角形の塔の二面が開き、子どもと老夫婦4人が出てきて、音楽に合わせて踊りだす。
約5分間の寸劇、チェコのマリオネット劇を思い出す。風が強いときは自動停止するとか、日常の中になんと詩的なイベントだろう!
ふと気がつくと、マンホールのふたにもリンゴの絵が・・   
ホテルの朝食が、いつもより愉しいひとときに感じた。
ここは江戸時代から、茶の湯も盛んらしく、これに付き物の和菓子も有名、”お菓子のまち飯田”駅前にも和菓子の店が目につく。
明治時代養蚕でも栄え、利用したホテルもシルクの名を継ぎ、紡織機の模型と生糸が陳列してあり、多分オーナーが製糸関係の家系なんだろう。
駅の観光案内所には、レンタサイクル(無料)もある。
また、じっくり訪れてみたい街だ。



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