人生ひとり旅気まま旅

ぶらり海外旅行に行った記憶、思い出を中心に楽しく伝えたい。

ゼロがゼロでない基準って?

2010-05-27 11:26:56 | 日記
最近新たに現代病というか「ペットボトル症候群」と呼ばれる現代病が増えているんだという。

ペットボトル、要はペットボトルに入った清涼飲料水などを大量に摂取することにより、血糖値が上がり糖尿病にかかるというものらしい。

しかもその対象となる年代が、10~30代と極めて若い人たちなのだという。一方で緑茶をはじめとした健康飲料も普及している中で、缶コーヒーや炭酸飲料などを継続的に飲み続けている人達も多い。

実はこの炭酸飲料などは、思いもよらないほどに糖分が多いんだね。350mlの炭酸飲料の場合、その糖分をコーヒーなどに入れるスティックシュガー(約3g)で換算すると、なんと12本分になるんだそうだ。ものすごい量の糖分に驚いてしまうが、最近はよくノンカロリーだとかカロリーオフなどというものが出ており、一見これなら大丈夫なのかと思ってしまうものがある。

しかし、現実は名前通りとはいかないようで、ノンカロリーと表示してあってもスティックシュガー1.5本分、カロリーオフでは約5本分もの糖分が含まれているんだそうだ。

そういえば他にも糖類ゼロだとか無糖などというものもあるが、あれも全くのゼロということはないらしい。これだけ健康志向が高まっている中で、規格があいまいな表示はどうかと思うし、ゼロならゼロの基準というものをもっと分かりやすくすべきだと思うね。

私自身は炭酸系というか発泡系はビール以外は頂かないために、炭酸飲料や缶コーヒーはほとんど無縁だが、例えば缶コーヒーなどにしても国によって味がものすごく違うよね。

お隣韓国の缶コーヒーは、申し訳ないけれど全く口にできないほどに甘い。最近は日本の影響もあり、微糖や無糖というものも出てきたが、普通のものは口の中が痒くなるほどに甘い。

さらにタイなどでは、こちらも日本の緑茶が健康にいいということでコンビニなどでも緑茶のペットボトルが売られるようになっているが、これがまたとんでもなく甘いんだね。最近の日本人では飲めないほどの甘さにびっくりさせられる。

まあ韓国やタイは置いといて、日本の飲料市場は新製品のオンパレードで、年中なにかしら新しいものが発表されている。特に最近は特定保健飲料(特保)というお墨付きを得ることがその商品のステータスのようになっているが、だからといって薬ではないわけで効能がすべての人にある訳ではない。

聞こえはいいが、なかなか難しい部分だ。これと同じでノンカロリーだのカロリーゼロだの無糖だの糖類ゼロだの非常にあいまいな表示が多すぎる。

何パーセント未満ならゼロと表示してもいいとか、どうもはっきりしないんだね。表示はもっと明確にすべきだと思うね。しかもその表示が何を基準にしているかも各社バラバラだしね。自社製品に対してのものなのか、統一基準に対してのものなのかとか分からないからね。

最近の若い子たちのスナック菓子と清涼飲料水の摂取の多さは、ほんとにびっくりするよね。まるでアメリカ人と見まがうほどだ。

メタボをはじめ成人病の低年齢化が進むなか、やっぱり表示はもっと厳格な基準を決めてほしいね。