人生ひとり旅気まま旅

ぶらり海外旅行に行った記憶、思い出を中心に楽しく伝えたい。

またまた出ましたワールドカップの「雲助旅行社」

2010-05-01 11:48:24 | 日記
ワールドカップ南アフリカ大会まで2カ月を切ったが、またしてもトラブルが発生しているようだ。

今回の南アフリカ大会は、日本からの交通の便が悪いことや、治安の不安があったりと今までのように観戦ツアーの人気が盛り上がりに欠ける部分が多い感じだが、ここにきて様々なトラブルが目立ってきたようだ。

よくチケットの確保がなされていないというトラブルは毎回聞かれるところだが、今回は「雲助」旅行会社が問題になっているという。要は、実態のない会社が募集するツアーに申し込んでしまってのトラブルのようだ。

現地での宿泊や移動手段などの手配を請け負う会社が、お客から申し込みを受け代金を振り込ませたうえでの詐欺行為が問題になっている。

その業者というのが、南アフリカで会社を設立しているという「ツール アフリカ」という業者のようだ。この業者、昨年の夏頃からホームページ上で、現地での宿泊や移動手段などを提供するということで申し込みを受け付けていたというんだね。

実際に都内日野市内のマンションの1室に事務所の表札も掲げていたようだが、お客からお金を集めた後はトンズラしてしまう「雲助」だったんだね。当然ながら旅行業法に定められている登録をしている訳でもなく、「モグリ営業」をしていたんだね。

十数件の被害届も出ているらしく、その中の一人は110万円ほど振り込んでしまっていて、連絡も取れない状況になっているという。

ホームページは頻繁に更新されていて、メールでの変身もあったために信用していたというんだが、はっきりいって甘い考えだったんだね。確かにインターネットの普及で、旅行会社などに出向かないでもパソコンから簡単に予約ができてしまうということで便利なんだが、結局はこういった詐欺に会うことが非常に多くなったんだな。

こうした詐欺行為でなくても、トラブルが非常に多いんだね。特に海外航空券などのトラブルはしょっちゅうおきているね。航空券の内容を理解していない為に、変更や取り消しが効かなかったりといったことがとても多いんだよね。

今回は、航空券やチケットの被害では無いんだが、現地の南アフリカ自体の治安が悪いということで、今までのように野宿のようなことをやったりということができないというところにうまく付け込んだ手口だな。

航空券もチケットも持っている人たちだから、確実に現地に行く意思がある訳だよね。ある意味より確実なお客を騙せるということで旨みを感じていたんだろうね、業者はね。

世の中便利になったのはいいんだけれど、こうした、要は顔が見えない商売というものは、よほど注意をしないといけないんだね。ちょっと考えれば危なそうだというのは分かるはずなのにね。それほどまでに興奮させられるのがワールドカップというものなんだろうけど、いかんせん軽率だな。

こうした特定のイベントのときだけ顔を出すような業者は要注意ですよ。普段からその存在が知られていても、よくわからないというような時は、ちゃんと会社を調べてからにするくらいの注意力は必要だよね。

こういう大きなイベントこそ、大きい信用のできる旅行会社に依頼すべきなんだよ。こうしたことに引っかかる人達というのは、何度も同じ手口で引っかかるんだよな、これが。

これで日本代表が予選落ちでもしたら、この人たちはまさに「踏んだり蹴ったり」だね。せいぜい決勝トーナメントに行けるよう頑張ってもらわないとね。