然別湖へ
2011-06-30 | 釣り
2年ぶりの然別湖。
前日は湖畔のキャンプ場で宿泊したが、キャンプ場の正式オープンは7月1日。
で、あの広いキャンプ場に自分だけ。
阿寒の熊の件もあり少し不気味。夜中は雨と風で熟睡できず。
然別湖インレット
今日は然別湖での釣り。
然別湖は、数年前から期間と場所を決めて、有料で釣りができる。
町の委託を受けて、NPOが運用している。
今年は春先6月4日から7月11日まで、秋の予定は9月30日から10月11日までとなっている。
魚種は、ニジマス・サクラマス・この湖のみ存在するミヤベイワナが主体だ。
遊魚料は2,000円、ボートレンタル4,000円、ライフジャケット500円。
コーヒ飲み放題がサービス。
北海道では、有料で釣りをする習慣があまり今までなかったが、釣りもスポーツと考えると
自分は有料でも良いと思う。
今日は、朝方まで雨模様。そんな事で釣り人も少なく自由にポイントを選べる。
スタッフの方の話では、水温が結構高くミヤベイワナはかなり深くなっているとのこと。
ニジは、昼過ぎからライズがあるとのこと。結構状況は厳しいみたい。
風があることもあり、スタートは「1の湾」のみの解禁エリアとなった。
ルアーとフライ。欲張りな釣りが朝6時からスタートする。
最初は、フライで岸側をトローリング。ライトブラウンのゾンカーを引く。
ラインはタイプ4シンギング。
始めて30分。来たね。リールが鳴いた。
ジャンプ1回。リールでのやり取りがたまりません。
数分のやり取りでニジが姿を見せた。40cmを若干超えるスマートな体型だった。
体高は、阿寒湖の方があったが。
その後、また30分後に2匹目をゲットする。その後何度か当たりがあるが乗らない。
トローリングなのでどうしても向こう合わせになる。
綺麗なニジ
その後、風が弱まり「2の湾」も解放されたので、ルアーでミヤベイワナを狙う。
ミヤベを釣るなら湖の真ん中と言われていたので移動。
釣り方は、ルアーを投げたらリールを解放のまま10m程度その場を離れる。
そうするとラインが深く、遠いところからスタートできる。
これが、今のミヤベを釣る最良の方法と朝レクチャーされスタート。
最初1時間ほどまったく釣れなかったが、一度はボート周辺、もう一度はかなり沖目で
フィッシュオン。相変わらず綺麗なブルーバック。素晴らしい姿だ。
ミヤベイワナ
疲れたので12時で切り上げるが、全体的に風が強く、水温も高く厳しい釣りとなった
が、ニジもミヤベも見れたので楽しい釣りとなった。
ただ、ボート漕ぎは疲れたが若いせいか陸に上がったら、元気いっぱい。
そのまま、札幌に向けてスタート。3日間の釣りが終った。
今回は、熊のおかげでキャンプ場封鎖などのハプニングがあり予定を早めに切り上げたが
体力的にも3,4日が良いところかな。
今回の釣りで感じたのは、年だね。
川歩き。夕まずめの釣りでのライン結び。車の鍵、携帯電話、カメラの場所。
今までできたことが簡単にできなくなる。また忘れ易い。
後何年釣りに行けるか。少し悲しくなるがそんな事を考えさせられた釣行だった。