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国内外旅行、フィンランド生活、B級グルメ等日記。旧mixi倉庫代わり。2017以降馬関係は新ブログ(左下BM参照)へ

【芬旅行】7/6サヴォンリンナ小旅行初日その2オラヴィ城

2008-07-06 16:47:36 | 2016迄フィンランド(国内旅行)

●サマーホテル Tott

 お腹も膨れてたのでホテルへ。


今回の宿泊は、Majakkaの通りの先にあるサマーホテルTottです。
港に面していて、船からも見えます。


サヴォンリンナでは、オペラフェスティヴァル時のホテルは半年前の予約が当り前とか…
今回は出遅れて、HP等では全て満室でした。


そこでサヴォンリンナ行き自体を諦めかけてたんです
が、例の如くダイナースのプレミアムデスクに駄目もとで相談してみると、
何とか取ってくれました!
それがここです
この時期はホテル代が高騰するので、高いのは仕方ないですが。
 


サマーホテルとあるように、夏の繁忙期のみ開業するホテル
今回セパレートベッドを頼んだらアパートメントタイプの部屋になりました
寝室が別で、かなり広いです! 


寝室は、幅の狭いシングルベッドですが、ちゃんとベッドが二つあります。


アパートメントなので、広いキッチンもありました。


バスルームもやたら広いです。
一泊約3万円は高いですが、広いですしこの時期ですので妥当でしょうね。

●オラヴィ城
部屋で少しくつろいでから、サヴォンリンナの最大の名所オラヴィ城へ向かいます。


まず目の前の港に出てみると、いい天気で気持のいい風景が広がります。 


海沿いにあるいて10分ほどでオラヴィ城に到着。
サヴォンリンナとは「サヴォ人の城」の意味で、この市の名前の由来にもなった城です。
(ハメ人の城がハーメンリンナ、スオミの城がスオメンリンナですね)
この城は海運の要所につくられた砦(王の居城では無い)なので、
海に浮かぶように小島(岩の上)に立ってます。

 
こっちから見ると、この城が岩の上に立つのがよく分かりますね。
この城は1457年建築の古城で、ハメ城、トゥルク城と並ぶ三大古城だそうです

城から見えるサヴォンリンナの街に入る鉄橋は優れもの、船が来ると動いて開きます
ただタワーブリッジのように跳ね上がるのではなく、回転します。


これが普段の様子


これが開いた様子です。

では、いよいよ城内へ(一人5ユーロ:80円)
ここは道に迷うのでガイドツアーでしか見学できません
まずは、オペラフェスティヴァルのバックステージツアーに参加します。


途中から追いかけたので、リハーサルルームから合流です。 


続いて、いよいよ城壁内のオペラ会場へ。
凄い迫力です。 


舞台では、「さまよえるオランダ人」のセッティングがされてました。 


かなり大規模で、座席も整然と並べられてます。


屋外オペラなんですが、天井はテントで覆われて星空は見えません…。
まぁ、どうせ白夜なので明るいですが。
このテントは音響を計算してあり、音が非常に良くなったそうです。


ちょっことですが舞台にも上がれました。

オーケストラビットには入れました。
その後は撮影禁止だったので写真はありません…。


バックステージ終了後、御好意で引き続いて城内見学ツアーに参加。
英語ツアーは終わってたんですが、フィン語のツアーに混ぜてもらいました。 


城の上からは、いかにもフィンランドという風景が望めます。


場内の教会などを色々まわって、それから塔に登ります。
三つある塔のうちの二つが見えます
棟の上の丸い窓は、最近城が観光用に改装されてから屋根がかけられたそう
昔は、吹きさらしの監視塔だったんですね。


その塔の最上部です,ここに変わったスペースが
何でしょうね?


開けてみると、眼下にはこんな風景が。
獅子落としにしては変なので、昔の水洗トイレだったんでしょうか(汗)
(下の陸地は改装時に整備されたんでしょうから)


このように、昔の石組みの上に屋根がかけられてました。


最後は、バンケットルームかなんかで最終的な説明をして解散です
(フィン語なので何言ってるかわからないので)

サヴォンリンナの陸地と城を結ぶ浮橋、この橋も動きます。
昔はこれが無くて、オペラフェスティヴァルに行く客は船で渡ったとか。


ここはドラクエのモデルになった城としても有名ですので、
ドラクエマニアは一層楽しめるかもしれませんね。
私は、ドラクエをやったことは無いですが。


この辺りの森と湖は、これぞフィンランドって感じですね。


城の立つサイマー湖の水ですが、すごく透明で綺麗でした。


湖畔には、カモの赤ちゃんがいっぱいいて可愛かったです。


その後、歩いて港に戻りました。明日乗る予定のボートを下見
ちなみにこの船は、夜は船室を使ってホテルになります。
狭い2段ベッドですが(汗)


遊覧飛行用の水上機がありました。

●夕食 Huvila
少し頭痛がしたので部屋で休んでたら寝てしまい、起きたら20:30でした。
そこから夕食に。 

外は通り雨がかなり激しく降ってました。 


港の橋を対岸に渡って少し行くと、湖畔にビール醸造レストランHuvilaがあります。 


生憎の天気ですが、屋外にステージなど広いスペースを持つレストランで食事
2階には客室もあります。


ここは醸造所なのでホームメイドビールの種類も豊富です。 


まずはフィンランド独自のビールで他ではなかなか飲めないSahati。
(33clで9?:1500円)
これはアルコール度10%と日本酒並のアルコール度です
非常に飲みやすいので、飲み過ぎそうでヤバいですね。
 


料理は、私はダックを食べようと思ったのですが品切れでした…
そこでお勧めの鱒のソテーに。(2900円)上から見ると小さいです。


でも横から見ると、かなりの厚さでボリューム満点でした。
このソースが美味しいです。 


連れは、アントレコートのステーキ(3500円) 


これも横から見るとボリュームが分かります。
肉は美味しいのですが、添えられてる山羊のチーズが私はだめでした… 

せっかくなのでビールを追加、ペールエールとESBの大(それぞれ1000円)。
これでお腹が一杯になりました。
フィンランドでも、美味しいものは美味しいですね♪ 


食後、雨はやんでました。
海越しに眺めるサヴォンリンナの街です。
ビルがありませんね!
 


帰りにカウパットリを通りました。
夜の10時ですが、御覧の通りまだ結構明るかったです!

こうしてサヴォンリンナ初日は終わりました。

⇒二日目へ 

【初日の小遣い帳】
ホテル30000円、鉄道運賃18700円、昼食5700円、城入場料1700円、晩御飯10000円
小計66300円