●モーニントン競馬場
モーニントンはメルボルン郊外のビーチで有名な街で、ワイナリーや温泉もあって多くの方が一年中訪れる観光地。
夏シーズン真っ盛りに、その競馬場に行ってきました。19ケ国/地域31場目の海外競馬場になります
●モーニントン競馬場へのアクセス
フリンクストン駅まではメルボルンから電車が頻発してます。
空港から来るときに乗ったバスもフリンクストン駅行きでした。
モーニントンへはそのフリンクストン駅からバスに乗ります。
駅を出て、右手に行くといくつかバス停が並んでて、そのDです。
一時間に一本しかないので、時間に気を付けましょう。
784番のOsbone行きです
784番のバスに乗りました。
運転手さんに最寄りのバス停を言って声をかけてもらおうとしたら、「知らない」と…
端末で調べてくれたのですが、「そこにも出てこないから、わからない」との返事。
GoogleMapがあるからそれでも大丈夫ですが、昔なら行くだけでも大変ですね…
ビーチリゾートで有名なところなので、綺麗な海沿いを抜けて内陸へ。
運転手も知らないバス停「Satu Way」で下車。
周りには何もありません…
そこからとぼとぼと進んでいくと、ようやくモーニントン競馬場の看板を発見
ここを左に入っていきます
それでも競馬場は全く見えません…
しばらく歩いて、ようやく競馬場の入口に到着
ただ、少し早めにつき過ぎたので開いてませんでした。
12時開門ということで、近くのドライブインで早めのランチにします。
ここも、最寄りのバス停から結構歩きます
しかし、GoosleMapによって旅打ちには凄い便利になりましたね!
街中ではよく迷いますが、公共交通機関の時刻まで出てるのは本当に助かります
●昼食 Steepless(モーニントン)
ここSteeplessはスロットマシーンなどのギャンブル施設とファミレスがセットになったお店。
パチンコ屋併設のドライブインみたいな感じでしょうか。
開店直後から何人もお客さんが来てたので、この辺りでは人気のお店なのかも。
(お値段も少し高めでしたから)
パブじゃないので飲み物は頼まなくても水道水をくれますが、せっかくなのでビールを。
今月のキャンペーンでVOBのパイントが8$(通常は12-13$くらい)でした。
暑い中歩いたのでビールが美味しいですが、すきっ腹なので早くも回ってきます
注文は、オーストラリアのパブ飯の定番チキンパルマ
通常料金なので26$(約2100円)
チキンカツにハムをのっけて、ケチャップをかけてそれをチーズでコーティング
こんなのジャンクで美味しいに決まってますよね!
チーズもたっぷりなので、腹持ちもかなり良いです
このジューシーで厚手な肉の食べ応えに、チーズやケチャップが加わって素晴らしい♪
値段を抜けば大満足でした!
●いよいよモーニントン競馬場へ
食べ終わると、丁度開門時間だったので競馬場へ
入場料は10$、ヴィクトリアでの良いサイトを見つけたのでレーシングカードは無しでやってみます。
小さなモーニントン競馬場のスタンド
ブックメイカーもたくさんいました
一般席は、ゴール板からかなり離れてました(泣)
二階建てのこじんまりしたスタンド全景
海が近いので、カモメがたくさんいました
ムーニーバレーと似たような形で、直線はギリギリ200mあるかどうか。
1500mと1600m以外は基本的に内枠の先行馬が有利そうです。
最後の直線、200m無いかもですね
直線入口の辺りまで行ってみました
そうこうしてるうちに1Rの時間が近づいて、装鞍所に馬が集まってきました
近走や騎手を基にした私の注目は、7番のScore。
三日間ノーホーラなので全然信用できませんが…
パドックもかなり広いですが、お客さんが見るスペースは狭いです。
向こう正面に行ったら、見えないですからね
このパドック、馬主ゾーンが一般ゾーンの前にあるという構造です。
とても階級的ですね(汗)
●1R Racetrack Veterinary Services Plate (芝1000m)
1着賞金は約155万円、Localなのでやはり安いですね。
1000mなので内枠先行馬が有利です。
Childs騎手を鞍上にScoreが登場
3番枠のプレブルも10倍位つきますが、怖い所
馬券はとにかく当てたいので、人気でもChildsの単勝を20$購入。
結果は、プレブルが上手く抜け出して逃げ込みを図りますが、Scoreが測ったように差し切りました。
オーストラリア17レース目にして初勝利です! 20$→80$(+60$)
●2R Modtech Plate(芝1200m)
次は、同じ一着賞金155万円の1200m戦
ここでの狙いは8番のTHE DRILLER、7頭立ての5番枠
シーザスターズ産駒で、過去二戦して二着二回
鞍上も、今年特に好調のMacNeil騎手、特にlocalでの成績が良いのを予習してあります
⇒オーストラリア競馬の予習【19豪泰】【雑記】
TABだと2.2倍でしたが、ブックメイカーだと2.6をつけてるところがありました
一つ当てたので、こういう本命馬券でも買えるようになりました!
7頭立ての5番手から進み、結局逃げた2番人気の Firefight(4.1倍)を捕まえられず
約一馬身差の三着 (-20$、一日通算+40$)
スタンド二階はパノラミックレストラン
一般席の奥にもレストランがありました
質はわかりませんが、値段を見るとさっき食べた店と同じくらい。
あまり高くないのかもしれませんね
●3R Highview Accounting Mornington Plate (芝1500m)
ここも一着賞金155万円
芝1500mは1コーナーまでが長いので、一概に外枠がダメということはなさそう
そこで狙ったのが8番枠の CHLOE’S DAY、鞍上は安田記念をブリッシュラックで制したプレブル
ここはかなり弱いメンツで、モーニントンで2着の有った 9番枠のFLORENTが12頭立てで1.75倍の抜けた人気。
それを蹴飛ばして5.5倍のプレブルに賭けてみました
結果は、この圧倒的人気のFLORENTが2番手から4角先頭で押し切り
プレブルも早めに仕掛けますが二馬身差の二着まで。(-20$、一日通算+20$)
複勝が1.3倍でしたが、イギリスのブックメイカーだとこういうのに2倍つけるんですけどね…
ここも水のサービスがたくさんあって助かりました
装鞍所が近くだと、馬が身近に感じられて良いですよね
●4R Mornington Car & Tyre Services Plate (芝2045m)
ここも一着賞金は155万、定量戦なので実力差が現れます
2045mはコックスプレートのように最終コーナーからスタートし、キツイ1コーナーに入る変則コース
5番のDARGOがTABでは2.4倍の抜けた一番人気
2番人気のSHE ZED SO (3.4倍)と、どちらかが来そうですがわかりません
その割にはオッズもつかないので、ここは見
これが正解で、 21倍のSET US FREEが直線で12番手から差し切りました。
DARGOが早め早めの競馬をしましたので、こうなると前が止まることもあるんですね。
●5R Mercedes-Benz Mornington Handicap (芝1000m)
ここも一着賞金155万円。
1000mなので内枠の先行馬に注意です
人気は、3番のThornton鞍上の WILMOT PASS(3番枠)とMacNeil鞍上の4番DEPLOYS ALONE(7番枠)
ともに2.6倍。だけど双方とも単勝を買うには決め手を欠きます
なら、5番枠ながら前に行きそうな 7番のQUENTONが面白そう
単勝で13倍ついてたので、遊びで5$購入
そうしたら本当に逃げ切ってしまいました!
ヴィクトリア州だと各馬の通過順位をネットで調べられるので、これがもっと早くわかってれば…
(+60$、一日通算+80$)
場内ではTABで色んな競馬場の馬券も買えます
ムーニーバレーでの中山にもビックリしましたが、ここでは大井の馬券も売ってました!
TABの窓口は別にあります。
自販機で買ってる方も多かったですね。
●6R Musk Creek Farm Handicap (芝1200m)
ここも一着賞金155万円、芝1200mなので内枠先行馬
ここは予習してきた騎手であるMacNeil騎手のGOOD THERAPYが3番枠
単勝もTABで4.8倍と狙い目
ブックメイカーだと5倍ついたので、思い切って20$購入
当たればだいぶ負けを戻せます
最初はこっちの3番のVIRAL(プレブル鞍上)を穴として見つけました。
でも、こっちの方が人気してMacNeilのほうが配当がついたので、MacNeilにしました。
結果は、3番手から早めに抜け出したプレブルのVIRALが一着(単3.8倍)
MacNeilは4番手から伸びずに5着でした。(-20$、一日通算+60$)
こうしてみると直線が長そうに見えるんですけどね…
●7R Avis Mornington Handicap (芝2045m)
ここも一着賞金155万円、変則コースの芝2045m
人気は Daniel Stackhouse鞍上の4番 GREEN IVY
但し、3.6倍なので人気が割れてます
昨年度のCountryの騎手成績がこちら
一応、赤が勝率などから一番手、青が二番手としてピックアップしてきました。
この中で、今まで買ってないのがBen Allen。
彼が乗る2番CLEO’S POETが3番枠に入り単勝4倍の2番人気。
そこで、4.4倍でCLEO’S POETの単を20$購入。
流れが来かけたので、一気にたたみかけます。
しかし、積極的にハナにたったCLEO’S POETはオーバーペースで4角で一杯、ビリに敗れます。
勝ったTaikun Warriorは、8.6倍の人気薄で10番手から。
後ろから来た穴馬が勝っただけに、ペースが速すぎたんでしょうね。
2045mはそんな危険性もある難しいコースの様です。(-20$、一日通算∔40$)
●8R The Big Screen Company Handicap (芝1200m)
最終も一着賞金155万円のハンデ戦、今度は1200なので内枠の先行馬で間違いないでしょう。
12頭立てのこのレース、ハンデ戦らしく人気が割れて一番人気でも5倍つきます
今まで何度も買ってきたMacNiel騎手のHAPPY STREET。
シャトルで来てたStreetCry産駒で9.5倍、7番枠。
もう一頭が、先ほども買ったBen Allen騎乗のTITAN I AM
4番枠で5倍。どちらも決めづらかったので、騎手の勝率と枠順からTITAN I AMを選択
レースはテンがかなり早くなって、TITAN I AMも五番手から。
そのまま脚を無くして9着惨敗。
差し馬が上位に来てるので、ここもオーバーペースだったんでしょうね。
(-15$、一日通算∔25$)
というわけで4日目にして初めて当たりが出て、僅かですがプラスになりました。
欧州のような展開無視でなく、コース形態や展開を考えないと豪州はダメだとわかりました。
明日のスぺンドスリフトでは、ここをしっかりやったので巻き返しを期します!
最終8R を終えて15分でバス停にいかないと、次のバスは1時間後なので焦って走りました。
その甲斐もあって無事にバスに乗れ、フランクストン駅へ。
そこからは、行きと同様に電車で小一時間でフリンダリースストリート駅に戻りました。
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