『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

今日の出来事(13-6-16)

2024-06-16 21:17:17 | 日記

COMICエルオー(2024/6)一言感想

パパは美玲のモノ 小路あゆむ

可愛いらしい見た目ながら、このお嬢さん、性欲モンスターだなぁ。

ファミリーアフェア(桃) まやふふ(賢)

まぁ、姉妹の仲が良好なのは微笑ましい事だわな。

種も仕掛けも さつよ

快楽に堕ちつつも、心春ちゃんの方が何枚も上手だったって事だ。

さまかん みさお。

どんくらい、田舎の温泉だったら、こういうラッキーが起きるのやら。

ポよ子のおめでた人生(ロード) お絵かきおじさん

このタイトルは、男とヒロインの頭がおめでたいってのと、懐妊=おめでたのダブルミーニングなのかね?

モールで見かける子 降本孟

世の中にはいるんだろうか、こうやって、男の人生を悪意なく、無邪気にぶっ壊す事を楽しめる少女が。

ぎぶみーもあ きゃらだいん

改めて、きゃらだいんがエロリ漫画家として凄い事を実感できる漫画だわ、これ。

学びの芽生え前編 彦馬ヒロユキ

このファンは自分の方が優秀だ、と思っちゃいるんだろうが、気付いていないんだろうなぁ、自分が性欲モンスターの餌食になる事に。

やみつきプールおせっせ EB110SS

この夏は近所にあるプールで泳いで、体を引き締め、スタミナも付けたいなぁ、と思っちゃいる。

お嬢さまタイツ るるえぱ

真面目に生きていた人生がぶっ壊れるのは、いつだって、一瞬のことだ。

メスガキ忍者エマちゃん♡ ポンスケ

うーん、これは、この師範が悪いか。

港崎しいは逆上がりができない 谷町めいど

まぁ、自業自得ではあるが、可愛い恋人が出来たんだから、それで良しとしろ。

おとなごっこ 第3話 ぽろん

あまり陰鬱な展開にはしないでほしいなぁ。

不登校の恋人 前島龍

ほんと、前島先生の漫画は当たり外れがデカい・・・今回はちょっと、ハズレだったか。

飛んでロリコンビュービュー チグチミリ

最初は生意気で、段々にメス堕ちしつつ、何だかんだで、エラそうにするトコが可愛い。

セキレイちゃんと僕 第5話「夏の訪れ」 砂漠

好きな人のセックスにハマっちまうのは、どうにもならんわな。

幽世の「あこ」 猫男爵

猫男爵先生の、バッドエンドなんてもんは絶対に認めないって信念を感じて、この作品、すっげぇ好き。

 

 

今週の食事

6月10日(月)

朝食

バケット(オレンジマーマレード)、烏龍茶

昼食

おにぎり(海苔ふりかけ×2)、烏龍茶

夕食

皿饂飩(豚こま、ブナシメジ茸、エリンギ茸・醤油餡掛け)、味噌汁(焼き麩)、烏龍茶

 

6月11日(火)

朝食

バケット(オレンジマーマレード)、烏龍茶

昼食

おにぎり(海苔ふりかけ×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(海苔ふりかけ)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、キャベツ、モヤシ・麻婆豆腐の素【辛口】)、味噌汁(焼き麩)、烏龍茶

 

6月12日(水)

朝食

安倍川餅、バケット(オレンジマーマレード)、烏龍茶

昼食

おにぎり(海苔ふりかけ×2)、烏龍茶

間食

安倍川餅、レモンティー

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、キャベツ、人参、青梗菜、ブナシメジ茸、モヤシ・青椒肉絲の素)、中華スープ(キャベツ、若布、青梗菜、人参、高野豆腐、葱)、烏龍茶

 

6月13日(木)

朝食

バケット(オレンジマーマレード)、烏龍茶

昼食

おにぎり(海苔ふりかけ×2)、烏龍茶

間食

煮干し、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、キャベツ、蓮根、午房、人参、蒟蒻・回鍋肉の素)、味噌汁(高野豆腐)、烏龍茶

 

6月14日(金)

朝食

バケット(オレンジマーマレード)、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯×2)、烏龍茶

間食

餡蜜風大福、烏龍茶

夕食

マグロネギトロ丼、中華スープ(若布、キャベツ、青梗菜、人参、葱)、烏龍茶

 

6・15(土)

朝食

バケット(オレンジマーマレード)、烏龍茶

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯×2)、烏龍茶

間食

おにぎり(ちりめん山椒御飯)、烏龍茶

夕食

カップ焼きそば(ペヤング大盛)、豚しゃぶ(おろし玉葱ドレッシング)、味噌汁(若布、キャベツ、人参、青梗菜、高野豆腐、葱)、烏龍茶

 

6月16日(日)

朝食

冷やし烏龍茶漬け

昼食

コロッケサンド(トンカツソース)、レンチン野菜(キャベツ、人参、モヤシ、葱・めんつゆ)、烏龍茶

間食

黒糖蕨餅、烏龍茶

夕食

ごはん、肉野菜炒め(味付け牛ばら肉、キャベツ、人参、玉葱、葱)、中華スープ(高野豆腐、分葱)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

面白い、名作だ、と言われる漫画に必要な条件や定義は色々とあるだろうが、私個人としては、前の巻より面白いってのは大事かな、と思っている。つまり、この(6)は(5)を上回っているので、『出禁のモグラ』は名作、と呼ばれるべきだ、と力強く言いたい訳だ、私は。

これまでも、『出禁のモグラ』では、怖いっ、と感じる事は多々あった。前シリーズなんか、何度も鳥肌が立ってしまった。

しかし、その恐怖はオカルト的だったり、鬱屈した人間の闇の部分に対するものだったが、この(6)で感じた恐怖は、看守である浮雲さんが揮った圧倒的な暴に、だった。『嘘喰い』で登場する立会人レベルの暴だわ、これ。

看守だからこそ、モグラを守る、それが浮雲さんにとっては大事。そのモグラが囚人として過ごせない状況になったのならば、相手の理など容赦なく捻じ伏せ、無慈悲な攻撃を加え、命を刈ろうとする。この世には、色んな恐ろしいタイプがいるけど、自分の職務に、どこまでも忠実だからこそ、自分の役目を果たすためなら、手段を一切、選ばないタイプは一線を画した怖さがある。

そんな浮雲さんの、文字通り、人間離れした怖さで読み手を震わせたのと同時に、この騒動を起こしていたゲームマスターの抱えていた闇を露わにし、読み手に「これは果たして、悪と言えるのか、悪として裁くべきなのか」と考えさせるのもまた、江口先生、テクニシャンだなぁ、と感じさせてくれる。

実際、誰でも持っていると思うんだよな、この劣等感と自己顕示欲、「好き」を共有したいって欲が綯い交ぜになったものは。そんな人間らしい心から、この騒動を起こしてしまったのは、一人の天才少年。子供だから何をしても許される訳じゃなく、やっちゃいけないラインを越えてしまった以上、その罪は裁かなきゃいけない。そう、この少年は、自分が犯した罪を裁かれるべき所で踏み止まってくれていた・・・逆に言えば、そこで踏み止まらなかったのなら、私は子供であっても、裁く事はせず、その命を断つべきだ、と思っている。

最後の最後で、毒繭アケロンティアこと熊谷誠治(故48)に好い働きをさせるってのも、江口先生かつこの『出禁のモグラ』らしいな、と感じた。何がどうってのは説明し辛いんだが、藤田和日郎先生の『双亡亭壊すべし』の凧葉やみなぎ得一先生の『足洗邸の住人たち。』の福太郎のような、本来であれば、非戦闘員であるはずの絵描きが、戦いの勝敗を引っ繰り返すような一手を打つ爽快感に近いものを、この熊谷の言動に、私は感じた訳である。

この「呪いのゲーム」編の着地点は、ハッピーエンドじゃないけど、バッドエンドやビターエンドでもなく、結局んとこ、こういうのが一番、落ち着くんだよな、と思えるものだった。他のシリーズに負けない、色々と考えさせてくれるものだった。

ちょっとじゃ済まないレベルで「呪いのゲーム」編が重かった事もあってか、江口先生、「猫附ゼミ夏合宿編」は結構、はっちゃけてるっつーか、明るさに全振りしてるわ。こういう、明と暗の使い分けも、江口先生の武器だ、と私は思う。

悪い奴じゃないし、むしろ、良い奴なんだけど、絡み辛いっつーか、積極的には関わられたくないタイプである、陽キャの更なる先にいる藤村に対する苦手意識を、ほんのちょびっとであるが、ドッヂボールで克服した真木くん。そんな彼の背を、モグラが良い感じに押してくれているのが、これまた、グッと来る。この背中の押し方、やる気の出させ方は勉強になるわ。

 

この台詞を引用に選んだのは、モグラは真木くんのことをちゃんと見てくれているんだなぁ、と感じたものだったので。

短所や弱点を悪い、とせず、それも個性を形成する大切なものと見た上で、優れている部分をしっかりと、本人よりも把握してくれているのは嬉しいもんだ。

「真木の弱点は、全てにおいて、『ビビリ』なとこだ!他の点では、判断力も行動力もある!!ビビリを取っ払えば強いぞ!!」(byモグラ)

 

この台詞を引用に選んだのは、深いなぁ、と感じたので。

熊谷誠治(故48)って、アクが弱くないキャラが言うからこその説得力。

毎度のことながら、名言は言うキャラも大事だな、と思う。

人生は儘ならない、でも、だからと言って、何の努力もしないってのは違う。

どうにもならない、と解っているからこそ、少しでも、どうにかしようって足掻くのが人間だ。

その足掻きを止めてしまった時、人は、気付かない内に、自分の「大切なもの」を自分で捨てちまってるのかも・・・

「生きたい人が早死にして、生きたくない人が苦しみながら生きています。世の中、上手くいかないです。世の中、変です。いつだって、一番欲しいものは手に入りません。3番目くらいに欲しいものの方が、何故か、手に入りやすいです。皆、それはわかっていて、それに対する対応の仕方が、多分、人生の分かれ目です」(by熊谷誠治)

 

この台詞を引用に選んだのは、上にも書いたが、モグラの発破の掛け方は学ぶところが多い、と感じているので。

社会人としてやっていくには、ある程度、こういう能力が必要なんだよな、と悩む事が度々。

後輩の、困難に立ち向かう勇気を引き出したい時、このスタンスを参考にしたい。

また、モグラのこれで、戦う気持ちを持つ真木くんも良い奴だな、と思える。

「それにな、真木も一回、戦った方がいいな。『藤村』って、よく、お前の話に出てくる、『気のいいジャイアン』ぽい奴だろ?見てわかったよ、ドッジボールの件も、また押し切られたんだろ。お前、見るからに気が進まなさそうだもんな。ただな、いつも我慢して意見を譲るのはお前の勝手だが、譲る以上、相手の土俵で戦うのを許すってことでもあるな。なら、ちゃんと戦ってみないか、まぎ太くん」(byモグラ)

 

こちらの台詞もまた、モグラの人(まぁ、神様なんだけど)としての器がデカいってことを魅せてくれるものだ。

モグラの中で、藤村に対する恨みは、相当に深かったはずである。

しかし、藤村に敗北の味を舐めさせた事で、その恨みをキッパリと捨てるのは、漢にしか出来ない、と私は思った。

許す力、これもまた、人間には必要か・・・

「よォーし!!これで許―す!!!」(byモグラ)


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