ウルトラマンニュージェネレーションスターズ
第17話「倒せロボット軍団! 孤高の戦士」では、ウルトラマンビクトリーへ変身する青年・ショウが尖がっていた頃を振り返ると同時に、ロボット軍団の恐ろしさを感じさせる内容になっていましたね。
未だに、セブンガーを強化する妙案が思いつかないユカ隊員。ただ、こればっかりは、そう簡単じゃない。ユカ隊員の能力が限界っつーよりも、そもそも、セブンガーがある意味、パーフェクトなんだよな。割と、近接戦もこなせるし、遠距離攻撃の手段も持っている。パイロットがセブンガーの能力を引き出せるか、に因るにしても、基本的に非の打ちどころがないロボットなんだから、パワーアップさせるのは簡単じゃない。それこそ、高性能AIでも積むしかないんじゃないか?
悩むユカ隊員に、エディオムが、他の次元に存在しているロボットを参考にしたらどうか、と見せたのが、ウルトラマンギンガ、ウルトラマンビクトリーと戦ったインペライザー軍団、そして、キングジョーだった。絶対にそう、と断言はできないにしろ、多数が戦いで有利になるのは確かな事実だ。雑魚であっても、多ければ多いほど、倒すのは厄介だ。一匹一匹は弱くても、それを倒すには体力を使うし、休む暇を与えられずに戦わされたら、そりゃ、ウルトラマンでもピンチに陥る。
今回は、ギンガが、タロウから託されたストリウムブレスで、ギンガストリウムにパワーアップできたからこそ、逆転勝利を掴めたから良かったが、結構、危なかったな。それこそ、分身能力を持つガッツ星人・ボルストが、その能力をキングジョーを操縦した状態でも使用できて、キングジョーが二体になっていたら、ギンガとビクトリーが共闘してもヤバかった可能性はある。
ストレイジカスタムされていないキングジョーの強さを見たユカ隊員は、改めて、ロボット兵器の恐ろしさを痛感すると同時に、セブンガーの事だけを考えるのではなく、他の特空機にもスポットライトを当てれば、解決の糸口が得られるんじゃ、と光を見た様子。果たして、ユカ隊員は、セブンガーの「欠点がない欠点」を克服できるのかね。
爆上戦隊ブンブンジャー
バクアゲ18「始末屋は気に食わない」、これ、もう、どシンプルにテンションが爆上げでした。
いや、だって、ここで、先斗=ブンバイオレットが6人目のブンブンジャーになってくれたんですよ。最高じゃァないですか。最初から味方って訳じゃなく、かと言って、完全に敵対している訳でもなかったので、このまま、微妙な距離感のままで中盤くらいまでいくのかな、と思ってたら、一気に距離が詰まった。まぁ、大也が大胆に詰めたって言うのが正確かね。「聞こえてきた悲鳴は絶対に無視しない」って、もう、ヒーロー感が凄い。
この6人目決定の立役者は、ある意味、イターシャだろうな。彼女が超絶テクで、先斗が大切にしていた、地球での唯一の思い出でもあったトレーディングカードを掏ったからこそ、先斗はモヤモヤを抱えたまま、ブンブンジャーの始末って仕事に取り掛かった。もしも、先斗が大切にしている「始末屋」の流儀を重んじて、トレーディングカードで脅し、その上、先斗の友人である長田と、その家族を攻撃する、そんな真似をしなかったら、先斗もブチぎれて、ハシリヤンと袂を分かつ事は無かっただろうに。キャノンボーグに命令されての掏摸とは言え、イターシャに何の罪が無いって事にはならない。ただ、キャノンボーグがクズ野郎って事もあってか、サンシーターたちは、やっぱ、可愛げのある悪党って感じ。
キャノンボーグがピンチになって、高圧的な態度で助けを求めても、サンシーターたちは聞こえないフリするんじゃね?
そんなサンシーターたちが操縦するブンブンキラーロボが、レッドとバイオレットの合体攻撃でぶっ倒されたソードグルマーが変形した大剣を装備した二刀流となったのは、これまた、激熱でした。ブンブンジャーロボもナイトで挑むも、苦戦を強いられてしまう。そんなピンチから救ってくれたのが、ビュンディー。前回のタイヤ交換の借りを、きっちりと返してから、自分達を虚仮にしたハシリヤンへの始末をガッツリとつける。さすがの爽快感。
先斗と長田が再会し、子供時代に一度、途切れてしまった友情が復活したのも、これまた、グッと来た。ブンブンジャーたちに対しては、あんだけ、オラオラな感じで接してたのに、長田を前にしたら、照れ臭そうにしていた先斗が可愛かった。そんなぎくしゃくとした空気は、あえてぶっ壊したビュンディーもまた、良いキャラだ。それにしても、調さん、仕事人間の顔をラストで見せてたなぁ・・・個人的には、まだ、期待している、彼女が追加戦士になる事を。
仮面ライダーガッチャ―ド
第42話「レッツ捜索!102体目と兄の想い」は、私の推しキャラでもある錆丸が深く絡んできそうだな、と感じる内容になっていましたね。以前、ナインテールが村の為に動いた回では蓮華がメインだったので、いつか、錆丸メインのものも作って欲しいな、と思っていたから、これは嬉しい。
101体目であるニジゴンと仲間となり、全てのケミーを回収するに到ったはずなのに、何故か、102体目のケミーが目撃される事態が起きる。前回、グリオンが復活している事も鑑みると、これは見過ごせない、と宝太郎たちは調査に乗り出す。そのメンバーは宝太郎、錆丸、そんで、スパナ。戦力的な事を考えると、りんねが入るべきなのだが、そうでないのは、りんねが物理的な意味で不動状態になってしまっているから。最初は、謎多き、もとい、誰も寄せ付けない雰囲気のあるクールビューティーだったのに、宝太郎たちと深く関わる事で、こんなギャグな目に遭うようになるとはなぁ。
随分と変わってしまったりんねの不憫さはさておき、宝太郎たちは102体目と思わしきケミーが目撃されたエリアを探し回る。錆丸が同行したのは、ケミーへの探求心もあったが、このエリアが彼の知っている場所だったから。複雑そうな表情の錆丸が再会したのは、兄である鍵一。あからさまに、弟である錆丸に対して冷たい態度を取る鍵一。宝太郎は、自分への態度とあまりにも違う事に怒るよりも先に戸惑いを覚え、錆丸自身も昔はそうじゃなかった、と言うより他ない。
これは、あくまで私の推測に過ぎないけど、鍵一は錬金術師として、この業界の汚い部分を見てしまった。だからこそ、錬金術師としての信念を持っている錆丸が、いつか、その信念ゆえに深く傷ついてしまうんじゃ、と危惧して、錬金術師以外の道へ進むよう、わざとキツく当たって嫌われようとしているんじゃないかね。ただ、錆丸の性格っつーか、地味に強い芯が通っている部分を考えると、例え、グリオンのような悪意を持った錬金術師を前にしても、もう、錆丸は屈したり、逃げたりしないんじゃないかな。今、錆丸は、ちゃんと、誰かを守るための強さを発揮する勇気を持っているはずだ。
102体目のケミーもといマルガムは、どうやら、そんな鍵一と錆丸が子供の頃に描いたオリジナルのケミーの絵を現実化させているようだ。亀と大砲の複合体・・・これは、あれか、カメバズーカへのリスペクトか? 実際、強いってのがツボだな。ガッチャードとヴァルバラドの攻撃は亀の甲羅の頑強さで耐え、攻撃には大砲を使ってくるんだが、これが地味に射程距離があり、なおかつ、きっちりと当ててくる。攻防のバランスが良いマルガムにガッチャードとヴァルバラドは苦戦を余儀なくされるも、宝太郎の大砲には大砲だ、そんなアイディアで、マッドパイレーツワイルドを召喚。まさか、ヴァルバラドを砲弾にして、マルガムの攻撃に対抗し、次弾でガッチャードも飛んできて、必殺キックを直撃させるとは。しかし、これで万事解決といかないのが世の常。カードに入れたはずのケミーは、液状化してしまう。果たして、宝太郎たちはこの事件を解決、そして、錆丸は鍵一との蟠りを解消し、ハッピーエンドに着地できるんだろうか?
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