おきなわさんのKIMONOしらず

着物って一年たつと自分の中の常識が違ったりする(笑)
そんなわたしの着物に関する成長記録
最近は紅型や琉装も興味アリ

紙で琉服作ってみます その2

2014年05月02日 | おきなわのこと


みごろに限らず
のりしろはすべて5ミリです
みごろは切り込みが入っていますが
細かい場所は後ほど




こちらは まち



こちらは そで



こちらは えり




最後に おくみです






ちなみに今回の琉服(琉装)つくりは
沖縄県立博物館・美術館の
ワークショップで教えていただいたものを再現しています

当時は定期的に行っていたようですが
今は別の内容のワークショップを
開催しているようですね

いい企画なのになー

紅型の壁画作り

2014年05月02日 | おきなわのこと
おきなわさんが
中学三年生のころの話です
母校では文化祭が3年に一度行われます
おきなわさんは3年生で文化祭を迎えたのです


なぜそうなったのか
当時の記憶があいまいですが
おきなわさんのクラスは紅型の壁画を
作ることになりました

まず事前学習として
那覇市の伝統工芸館にいって
クラス全員で紅型体験を行いました

そのときにおきなわさんは初めて
紅型というものの存在を知りました
そのころすでに亡くなっていた
曾祖母が生年祝いのときに
お祝い着を羽織っていた記憶は
ありますが
今考えるとそれが紅型だったのですね


そして独特の色づかいや
独特の型が好きになれませんでした

昔からシンプルでモノクロが好きだったおきなわさん
紅型の強烈なインパクトが苦手だったのです


体験学習ではできるだけ
くまどりを減らしました
できれば
藍染めのほうがカッコいいと思いながら
でも教えてくれる方々に促されるまま
イヤイヤくまどりをした記憶もあります

どんな柄だったのかも覚えていません

その後この時に作ったマットは
数回引越したので自宅にも残っていないだろうと思います
20年たった今は
本当にほんとうに…
残念で仕方ありません





さて紅型の事前学習を終えた
おきなわさんクラスメイトは
文化祭までの間に
巨大な壁画を作り始めました
当時、文化祭に対して
どのくらいの費用が
学校から割り当てられたのかは
分かりませんが
担任の先生はかなりの額を自腹で払ったそうです

文化祭後には中学校の玄関の壁画として貼られていました


その先生に数年前ばったりお会いする
機会がありました
あの頃とまったく変わらなくパワフルで
笑顔がとびっきり素敵な方でした


そして先生から
残業な事実を教わりました
『あの壁画がもう飾られていなく
どこにしまわれているかも分からない…
捨てるなら私にいただきたい…』と


そうなんだ
それはかなりショックです



そしておきなわさんは
この齢にしてやっとやっと
紅型の魅力にひかれはじめています

あの頃もっと紅型に思いを寄せていれば…





後悔ばかりです


















今度沖縄に帰った時には
あの紅型さがしてみよう…




紅型の賞状

2014年04月30日 | おきなわのこと
一昨日
とあるきっかけで
初めて『オキナワグラフ』という雑誌を
みました


今まで存在は知っていましたが
おきなわさんには無縁だった
こちらの雑誌


パラパラめくると一枚の写真に釘付けに





おもろそうしの研究で知られる
池宮正治氏に
琉球新報の富田社長が
表彰状を渡している写真です





なぜ釘付けになったかというと

この表彰状
模様が紅型だったのです


いま、沖縄では紅型の賞状用紙が
売っているのでしょうか?

ネット検索しましたが見当たりません


表彰状のトップに琉球新報社のマークが
あしらわれているので
琉球新報社の表彰で使われいるのかと
他の表彰状などをみてみましたが
探すことができませんでした



おきなわさん
この賞状用紙はかなり惹かれます

とても素敵です








琉球新報の記事です




雑誌の写真は使えないと思うので
琉球新報の記事をリンクしておきますね







さて小さな疑問…

おきなわさんは何も考えずに
紅型という言葉を使いましたが
数年前に沖縄の新聞で
「お土産などの紅型風のものを
紅型と言っていいのか?」
という論争をみたことがありました
あの結論がどうなったのか
県の指針などが定まったのか確認せずに『紅型』という
言葉で表現してしまいました
今後その辺りのことも調べて
必要があれば訂正したいと思います

ご存知の方がいましたらぜひお知らせください