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押したくても押せない人生のスイッチ

時の流れは電波に・・・

2007-05-16 23:41:17 | ウェブログ
なぜか火垂るの墓を見たキミキズです。

この話は昭和20年に主人公が神戸で餓死するところから始まり、あとは過去の回想のように物語が始まっていく。その回想(厳密には回想とは言わないかも)は主人公の住んでいた御影町(今の神戸市東灘区)の空襲から始まり、その後舞台は神戸から少し東にある西宮に移る。まぁおそらく見たことある人も多いと思うので詳しい内容については割愛するけど、この話の約60年近く後に同地に「宇宙人、未来人、異世界人~(以下略)」とかいう電波な娘が登場するとは誰が予想しただろうか、そうこの作品


ハルヒと舞台が被っている


利用する駅だとかそういうのが全て被っているわけではないが、キョンが朝比奈さんと2人で歩いた夙川(しゅくがわ)沿いを、主人公と妹が歩いていたり、微妙に行動範囲が被っている。なんていうか聖地だなぁと思った一日でした。
ちなみに火垂るの墓、実は今更初めて見たんですがいい作品だと思いました。

さて、いつもスクロールしたくなるとか萎えるとかニヤニヤするとかいわれながらも個人的には満足している日記ですが(だって、日記だから正直に書かないと・・・ねぇ?)今日は、大学生編でも書くか。未来の俺が書きたいっていうからさ。うん。

(注:高校生編にて木葉トゥルーエンドを迎えた場合の話です)
ゆさゆさ・・・
俺「うん・・・」
ゆさゆさ・・・
木葉「起きてっ」
俺「・・・1限休校」
木葉「はぁっ、そんなわけないでしょっ」
ばさっ!
俺「うー、ふとんとるなよ・・・」
木葉「だめっ、今起きないと絶対起きないんだから」
ぷーっと頬を膨らませる木葉。
俺「うー・・・」
木葉「ご飯できてるから食べよっ」
そうして俺はテーブルの前へと向かった。

俺「いただきます・・・」
木葉「いただきます」
俺「・・・うん、うまい・・」
木葉「ほんと?ありがと」
俺「はぁ、今日は昼で終わりか」
木葉「そうだよ。だから、頑張ろうよ」
俺「そうだな・・・」

さて、ここまで読んでもらえば察しのいい人はお気づきだろうが、俺たちは実は一緒に暮らしている。高校生編で木葉ルートのトゥルーエンドを(大人の事情にて中略)というわけで俺と木葉は晴れて恋人ということになったんだが、まぁ何が変わったかというと・・・あれ?何も変わってない気が?いいのか?いや、一つだけ変わったことがあるな。それは

俺「木葉、好きだ」
木葉「うん、あたしも○○が好きよ」

とまぁ、憚らずにお互いの気持ちを言えるようになったことかな。
でも何か暇さえあれば好き好き言っているせいで日常化している感が否めないが、それでも好きという気持ちは本当だ。お互いそれを分かっているからこそ、何度言っても言い飽きるってことがないんだろう。

俺「・・・うん、旨かった。ごちそうさま」
木葉「うん、あたしも食べ終わったら用意するから、先用意しちゃってて」
俺「ああ、わかった」

そうして俺は用意を始めた。まぁ用意と言っても歯を磨いて着替えて寝癖を適当に直して終わりだが。
そして俺が着替えるのと入れ違いに木葉が洗面所へと向かう。この辺の流れはもう慣れたもんだ。木葉が先に用意することもあれば俺が先に用意を始めることもあるが、まぁどちらにしても俺たちはうまい具合に準備することが重ならない。これも長年の付き合いゆえにできる技であろうか、朝の貴重な時間を効率よく使うということに関しては他のカップルに負ける自信がない。

木葉「○○、準備できたよー」

そんなことを考えながらいつしかわけのわからない妄想をしているうちに木葉の準備が終わった。そうして俺たちは戸締りをして、部屋を出た。

木葉「今日も、いい天気だね」
俺「そうだな。海が、よく見える」

俺たちはくるみ野駅から徒歩12分ほどの低層の賃貸マンションの3階に住んでいる。部屋も比較的新しく、家賃が割と安く(家賃負担が木葉と半々だというのも大きい)気に入っている。
まぁ家にいてもほとんど誰もいない上に、窓を開ければお互いの部屋へ行き来できるというのは2人で暮らしているのに近い状態だといわれれば、そうかも知れないが、あえて俺たちは高校卒業を機に2人で暮らすことを選んだ。まぁ木葉の親もこうなることはなんとなく昔から予測していたようで、快くOKしてくれた。

そうしてそうこうしているうちにくるみ坂を下り、開店前のスウィートモール専門店街の並木道を通り、くるみ野駅まで到着。
そして俺たちはここから、美織学園前駅まで20分ほど電車に乗る。
ちなみに美織学園前という駅名は美織学園の前ではなく、美織地区に集まった白雪学園関連施設群の前という意味で、その名の通り学校に関係する施設が駅周辺に集まっている。ちなみに大学に関係する施設はここには4つの学部が集まっていて、俺たちもそこに通っている。
ちなみに白雪大学は街自体が白雪大学に関係しているだけあって、数え切れないほどの学生数、学部、学科がある。美織学園前にあるのが4学部と言ってもそれは学園のほんの一部といった感じで、それだけこの学園はでかい。

『美織学園前、終点です。お忘れ物のないよう・・・』
俺「・・・よし、今日も頑張るか」
木葉「うん、頑張ろうね」

そうして俺たちは美織学園前で降りた。そして俺たちはそこから階段へは降りずに、この辺りの地形の高低差を生かして作られた大学の中庭へと続く直通通路を通り、大学へと向かった。

??「あ、○○ー、木葉ー」
俺「ん、あ、エリー?」
木葉「ほんとだ、エリー♪」
そうして俺たちはエリーに駆け寄った。
エリー「そうそう、今日から、フランス語の授業に出ようかなと思ってるの」
木葉「え、ドイツ語の授業にはでないの?」
エリー「うん、そうしようかと思ったんだけどねー。前回『r』の発音について言及したじゃない?なんか先生も発音に自信がないらしくて、今後の授業に不安だとか授業終わった後先生に泣かれちゃって・・・あはは・・・」
俺「どっちが先生だか分からなくなりそうな授業だな・・・」
エリー「その点フランス語ならあたしでも全く分からないじゃない?だから新しい言葉を覚えられるしちょうどいいかなと思って」
俺「そっかー、まぁでも分からないところはよろしく頼むよ、エリー先生」
エリー「厳しくいくわよ♪」
そうして、フランス語の授業を受けにいったエリーと別れ、俺と木葉はドイツ語の授業に出席し、その調子で2限にも出席し、俺たちは食堂にも行かずにそのまま大学を出た。
俺「あー疲れた・・・」
木葉「ふふっ、お疲れさま」
俺「お互いな」
そう言って俺は空を見上げた。
木葉「うーん、今日はアルバイトもないし、いい天気だし、午後は何でもできるね♪」
俺「そうだな」
木葉「どこか、いきたいな。ね、○○」
木葉は屈託のない笑顔で俺にそう言った。
俺「そうだな・・・」
木葉「うん♪」
俺「・・・・よし、じゃあ遊園地にでも行くか?」
木葉「遊園地?」
俺「そう、美月海岸の、昔、よく言っただろ」
木葉「うん、いいね♪いこうよ、遊園地」
俺「よし、そうと決まればさっそくいくか!」
木葉「うんっ!」
そうして俺たちは午後の時間を遊園地で過ごすことにした。

つづく。


いきていく

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