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押したくても押せない人生のスイッチ

わたしのありか

2006-08-26 22:23:48 | ウェブログ
変な体制(寝転がって画面を見ようと反り返った体制)でパソゲーやってたら背中と腕とあとなぜか指先が痛くなったキミキズです。
でもこの痛みも、(2次元の)みんなと過ごした青春の痛みだと思えばどおってことないお!(意味不明)

では、今日も「木葉シリーズ」の時間です。(最近こればっか)今日紹介するのは心を掴んで離さない不思議系クラスメイト


小栗栖 ありか(おぐりす ありか)


さんです!
ではどうぞ!


タッタッタッタ・・・
ボスッ!

「!」
「わっ!・・・ご、ごめんっ!」
「(ふーっ・・・)」
「あ、小栗栖か・・・大丈夫か?」
「(コクッ)」
「そっか、良かった。ごめんな」
「(コクッ)」
「それじゃ、またな!」

彼女の名前は小栗栖ありか。いつもボーっと空を見たり、何か物思いにふけってることの多い女の子(キミキズリサーチによる)口数が少なく、いつも何を考えているのか分からない、そんな女の子だ。

次の日
「あー、図書委員の仕事で遅くなっちゃったぜ・・・」
ちなみに今日は御子ちゃんは諸事情により公欠です。
「ん?・・・小栗栖?」

日の沈んだ鈴音台公園に、彼女はいた。


「よっ」
「(・・・コクッ)(あいさつのようだ)」
「こんな夜まで、何してたんだ?」
「・・・星を見てたの」

『星を見てたの』今日小栗栖から初めて聞いた言葉。

「星か。星、好きなのか?」
「(コクッ)」
「そっか、でもそろそろ帰ったほうがいいんじゃないか?危ないし」
「・・・コクッ」
「小栗栖も、電車?」
「(コクッ)」
「じゃあ、途中まで一緒に帰ろうぜ」
「(コクッ)」

タッタッタ
俺たちの足音しか聞こえない鈴音台の夜。
その静寂に耐えかねた俺は小栗栖に話かけた。

「小栗栖は家、どこなんだ?」
「・・・白崎川」
「白崎川か。国立公園が近くていいところだよな」
「ブンブン(そんなことないという意味みたいだ。でも悲しい目をするのはなぜ?)」

・・・会話終了

「(って俺!会話おわっちゃったじゃねえか!ああ、こんな時桜がいてくれれば・・・)」

「○○くん(名字)は・・・お家、どこなの?」
「(あああ幻聴まで聞こえてきちゃったじゃないか!もう○○くんって・・・)て、俺の家?」
「(コクリ)(はっきりとした意思表示のようだ)」
「俺の家は木葉山だよ」
「・・・・ふーん」
彼女は興味あるのかないのか分からない返事をした後、少し前に進み、そして
振り返るように俺の方を向いてこういった

「それじゃ・・・駅までだね・・・一緒に帰れるの・・・・・・残念」

「そ、そうだな(最後の方、聞き取れなかったけど、なんて言ったんだ?)」


そして俺たちは鈴音台の駅に向かった。


『まもなく、2番線に、各駅停車美織学園前行が参ります』

「電車、来るぞ」
「コクッ」
「じゃあな」
「コクッ」
そして俺は1番線の方に向かおうと・・・

ぐいっ

「ん?」
何かに引っ張られた感じがしてふと後を見ると、小栗栖が袖を引っ張っていた
「どうした、小栗栖?」
「あのね・・・」

そして小栗栖は

「明日も、いるから・・・公園」

今まで見たことがないような可愛い表情で、そう、言った。

「ああ、また明日な」

「コクッ(力強くうなづいた)」

そして、今度こそ帰ろうと・・・

ぐいっ

「ん?今度はどうした」
「・・・ありか」
「??」
「・・・ありか・・・私の名前」
「・・・・ああ、そういうことね」

俺は彼女の意図を理解すると、お返しをするかのように彼女に向かってこう言った。

「それとな、ありか」
「(コクリ)」
「俺は○○」
「○○・・・くん?」
「ああ、○○くんだ」
「○○くん・・・」
「そう。それじゃ、お休み。また明日な、ありか」
いつも無表情だった小栗栖・・・もとい、ありか。でも今日、別れ際に見せたのは

「(コクリ)」

とびっきりの笑顔だった。



次の日

今日も図書委員の仕事が終わった後、鈴音台公園に向かった。
だが、昨日の疲労感とは裏腹に、今日は何か高揚感みたいなものを感じていた。


俺「ありか」
ありか「・・・○○くん」
俺「今日は、何が見える」
ありか「えっとね・・・冥王星」
俺「へー、冥王星か。」

(中略)
俺「それじゃ、帰ろうか」
ありか「うん」

そして俺たちが公園を出た後のことだ

??「ある晴れた日のこと~♪」

俺「!!」

??「魔法以上の・・・ってあれれれれ??」

俺「桜・・・」

桜「○○!こんなところで何してるの?」
俺「いやそれはこっちのセリフ・・・」
桜「しかも~こんな可愛い女の子を連れて~♪」

俺の発言は流されたようだ

木葉「ふーーん、なんだか今日一日嬉しそうな顔してるなーと思ったら、ありかちゃんとそういう関係だったんだー、ふーん」
俺「げ!木葉」
木葉「なにが「げ!」よ、あたしに見られるとマズイのかな?○○くん?」
桜「わー、夜の公園なんて♪もしかして狼さん?」
俺「いや木葉、これはだな。って桜!お前は黙ってろ!」
御子「・・・(うるうる)」
俺「ああ御子っち泣かないで・・・って何で泣くの!?ってかどういう組み合わせだよっ!」

ありか「・・・ふ、ふふっ」
俺「ありか?」

ありかは、今までなら見もしなかったであろうその光景を見て、なぜか笑っていた。それは、今までで一番の笑顔だった。


木葉「ありかちゃんっていつから○○と仲いいのー?」
桜「あのねあのねありかちゃん、○○ってねー」
御子「あの、ありかちゃんって呼んでいいですか?」
ありか「(コクリ)」


俺「あのー?俺蚊帳の外?」


いきていく?

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