原子力エネルギー問題に関する情報

杜撰で不経済極まりない原子力政策が、生存権を脅かし環境を汚染し続けていても、原発推進派の議員を選挙で選びますか?

東電の放射能汚染水海洋放出に反対 ー外国からのメッセージ(3)

2022年02月10日 | 専門家の論文・講演など
よそものネット
在外邦人による脱原発ネットワークに感謝して転載します。

〜〜〜https://www.youtube.com/watch?v=fuc5vkXoFcU&t=7sより転載〜〜〜

2021年4月、日本政府は2年先を目処に、福島第一原発の敷地に保管されているALPS処理汚染水の海洋放出処分を決定しました。漁業関係者をはじめ、数多くの反対や懸念の声を無視し、市民団体や専門家が提案する代替案の検討も拒んだ、一方的な決断です。この決定発表後、核推進派からは「原発は通常運転時でも汚染水を海洋に流している」、「海外ではもっと大量に放出しているのに、福島第一だけを批判するのはおかしい」などという声も聞こえます。  

そこでよそものネットでは、海外の核施設と汚染水に関する当該国の市民団体や活動家、専門家の考え、日本の汚染水海洋放出に関する意見、日本へのメッセージを集め、シリーズでお届けします。 

日本政府の一方的な決定は非民主的であるだけでなく環境保護を無視するものです。海は生命の源であり、あらゆる生物の生息の場です。これ以上の海洋汚染を許してはなりません。豊かな海洋を護るために闘いましょう。  

シリーズ第三弾目は、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)ドイツ支部で2021年3月まで代表を務めていた小児科医でもあるアレックス・ローゼン氏です。

彼はこれまでもIPPNWドイツ支部の代表として、フクシマの放射能による影響に対して医者の立場から警鐘を鳴らし、毎年フクシマの実情を医学的科学的な根拠をもとに検証する世界会議を開いて日本からも学者やジャーナリストを招いたり、ベルリンではSayonara Nukes Berlinが主催するかざぐるまデモにも毎年共催団体として参加して演説を行ってきました。

去年と今年は福島県で行われる聖火リレーや競技開催に反対する行動を共同で行いました。

IPPNWドイツ支部のコアメンバーは同時に、ノーベル平和賞を受賞したICANのドイツチーム・コアメンバーでもあります。IPPNWドイツ支部は単に核兵器だけでなく、原子力エネルギーの危険性についてもはっきりと反対の態度をとっています。

今回は日本政府が決定した汚染水海洋放出計画に対し、医者の立場から被ばくの危険と放射線防護をはっきりと説明してくれました。



〜〜〜転載終了〜〜〜

日本での署名活動もあります:https://www.fukushima.coop/petition.html

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