原子力エネルギー問題に関する情報

杜撰で不経済極まりない原子力政策が、生存権を脅かし環境を汚染し続けていても、原発推進派の議員を選挙で選びますか?

東電の放射能汚染水海洋放出に反対 ー外国からのメッセージ(6)

2022年02月24日 | 専門家の論文・講演など
よそものネット
在外邦人による脱原発ネットワークに感謝して転載します。

〜〜〜https://www.youtube.com/watch?v=xkTB7pVHV1Iより転載〜〜〜

よそものネットでは、原子力エネルギーのあらゆる問題に警鐘を鳴らしている世界各地の科学者、専門家、活動家たちに、日本の汚染水海洋放出に反対するメッセージを届けていただき、それを日本の皆様に見ていただけるよう日本語字幕付きで公開しています。今回はそのシリーズの第六弾目です。 


 シリーズ第六弾目は、ヨルク・シュミット(Jörg Schmid)氏です。彼はシュツットガルトに住む医師で、核戦争防止国際医師会議(IPPNW)ドイツ支部のメンバー、そして市民の一人として、ずっと反核・反原発運動に積極的にかかわってきた誠実な運動仲間です。フクシマ原発事故後、彼はすぐに地元の原発のそばで仲間とデモを主催し、脱原発を訴えました。

当時の市民による反原発のうねりが非常に高かったことから、メルケル率いるドイツ政府が脱原発を決定したことはよく知られるところです。ドイツでは2021年大晦日でさらに二基が閉鎖、今年2022年最後までに残る最後の三基が閉鎖されることが決定されています。


※ヨルク・シュミットがメッセージで公海の国際保護条約について触れていますが、これは、1972年のロンドン条約や1982年にできた海洋法に関する国際連合条約が相当します。



〜〜〜転載終了〜〜〜

日本での署名活動もあります:https://www.fukushima.coop/petition.html

<一部引用>
2022年2月9日
福島県知事に対し、東京電力からのALPS処理水海洋放出設備に関する事前了解願に「了解しないこと」を求める要請をしてきました。
原発の廃炉、復興に向けての取り組みは関係者、国民との理解と信頼のもと進めるべきであること。処理水海洋放出に反対する署名が全国から16万筆以上集まっており、最も重要な利害関係者である消費者にとって海洋放出は容認できるものではないことなどお伝えし、福島県原子力安全対策課主幹 水口昌郁様に要請書を手渡しました。「要請内容は福島県知事にしっかり伝えます」とおっしゃっていただきました。

福島県知事は、要請に対し直接対応しなかったのですね。

地元選出の国会議員に上記の情報を知らせてください。
「議員ウオッチ」を使うと便利です。

今年の参議院議員選挙での立候補者には、
放射能汚染水の海洋放出についての賛否も確認しましょう。