原子力エネルギー問題に関する情報

杜撰で不経済極まりない原子力政策が、生存権を脅かし環境を汚染し続けていても、原発推進派の議員を選挙で選びますか?

東電の放射能汚染水海洋放出に反対 ー外国からのメッセージ(4)

2022年02月11日 | 専門家の論文・講演など
よそものネット
在外邦人による脱原発ネットワークに感謝して転載します。

〜〜〜https://www.youtube.com/watch?v=o670UA0AmtI&t=15sより転載〜〜〜

よそものネットでは、原子力エネルギーのあらゆる問題に警鐘を鳴らしている世界各地の科学者、専門家、活動家たちに、日本の汚染水海洋放出に反対するメッセージを届けていただき、それを日本の皆様に見ていただけるよう日本語字幕付きで公開しています。今回はそのシリーズの第四弾目です。   

 シリーズ第四弾目は、トーマス・デアゼー(Thomas Dersee)氏です。彼はチェルノブイリの事故直後、すぐに西ベルリンで市民による測定所を起ち上げ、食品・土壌の線量結果を発表する活動を始めました。その線量結果を伝えるミニコミから次第に放射線による健康への影響、被害、原子力エネルギーの問題点なども伝える場と変化し、情報誌「放射線テレックス」(Strahlentelex)が生まれました。彼はドイツにおける原子力問題を専門とした、良心あるジャーナリストの第一人者として知られています。    

 一切広告や寄付などを受けず完全な独立を貫いてきたこの情報誌は、2018年にずっと共同で編集をしてきたパートナーの女性が亡くなり、その後彼も病気になったためやむを得ず廃刊となりましたが、トーマスの「放射線テレックス」はドイツの反原発運動の歴史とは切り離すことができない大切な一部です。この放射線テレックスは今もアーカイブがネットで公開 http://www.strahlentelex.de/ されているほか、ベルリン在住の日本人ジャーナリスト福本栄雄氏が日本語とドイツ語で「フクシマ・放射線テレックス」という名でその主旨を引き継いでいます。http://strahlentelex-fukushima.de/jp/

 トーマス・デアゼー氏はまたチェルノブイリ事故後科学者たちが、行政機関や利益団体に所属するのではない独立した放射線防護を監査する組織の存在の必要だと実感して創立した「放射線防護協会」で、現在副代表を務めています。  


〜〜〜転載終了〜〜〜

日本での署名活動もあります:https://www.fukushima.coop/petition.html

地元選出の国会議員に上記の情報を知らせてください。
「議員ウオッチ」を使うと便利です。