原子力エネルギー問題に関する情報

杜撰で不経済極まりない原子力政策が、生存権を脅かし環境を汚染し続けていても、原発推進派の議員を選挙で選びますか?

震災、原発事故後、理不尽なことが多く、福島から発信・収集・行動してます。(2011.9.27~12.6)

2011年12月06日 | 3.11福島のTaiseiさんTweet
福島市で医療のお仕事を続けながらご自身の体験を発信されているtaisei36 TAI:脱原発猫&福島救援! さん
のTweetは、涙が止まらなくなるけど、どうしても読まずにはいられません。
彼の「特に言いたいこと」を、とにかく理屈抜きで1人でも多くの人に読んで欲しいので、転載させていただきました。できれば、最後から読んでください。
野田首相、細野大臣、佐藤福島県知事に、なんとしてでも読ませたい!


先程、北海道のチビ達と電話で話した。「おとーちゃん、自分でお風呂入れたんだよ。今度ギュッてしてね♪」嬉しそうに話す。チビ達は津波に襲われ、実の親の兄夫婦を亡くしてから水が怖くなり、お風呂も泣きながら入っていた。どうか宝物達の傷が少しずつ癒え、そして元気に育って欲しい。 #避難
12月6日
自主避難する友人一家を見送った。共に医療従事者の戦友だ。 彼は「すまない」としきりに謝った。何も謝る必要などない。事情があり動けない人もまだ多いが、避難は何も間違ったことではなく、非難されるものでもな い。福島から避難することは逃げ出すことではなく、新たな闘いなのだから。 #福島県
12月5日
今は夜勤中。ETVを見て元農家の患者が号泣していた。「政府は人を人とも思わぬ暫定基準値をいつまで続ける?福島県はなぜ悪意すら感じる安全宣言を出す?東電という会社はなぜ犯罪を犯しながら税金までつぎ込まれ る?百姓がなぜ泣き、自殺にまで追い込まれる?」私は黙って手を握っていた。 #福島
12月4日
津波で兄夫婦を亡くしてから、思い切り泣いたことがない。兄 達が命を懸け守ったチビ達を自分の子として守るのに必死で、私を“おとーちゃん”と呼ぶ彼らの前で泣いてる暇がなかった。泣く時には泣かないと心の無理は 歪みを生み出す。だが福島の人達の多くが、今もその無理を強いられている。 #福島県
12月3日
嫌な夢と頭痛で目覚めた。少し疲れている。職業柄仕方ないと しても、たった約9ヶ月の間に人の死をこれだけ見ると、さすがに自分の中の何かが参ってくる。受け止め切れない。同僚が何人か来月辞職する。精神的に保た ないのだ。患者が多い中、完全に人手不足だ。今のままでは医療は崩れる。 #福島市
12月3日
福島市から避難を考えている家族の相談にのり、個人で避難支 援をしていた女性がいた。彼女は重い癌だった。「皆、毎日で本当に精一杯なの。私は残りの時間でそのお手伝いをしたい」彼女は6家族の避難を助け、今朝亡 くなった。「福島の人は呑気じゃない。皆必死な毎日なの」彼女の口癖だ。 #福島市
12月3日
【福島県は県民に死ねとでも言うのか!?】『東日本大震災/借り上げ住宅制度、福島県「募集停止を」 各自治体に要請』 mainichi.jp/select/weather… まさか、ここまで腐り果てたことが平気で出来るとは思わなかった。私達を馬鹿にするのもいい加減にしろ! #福島県
12月2日
休みを利用し仮設に住む友人を訪ねた。折りしも急激な寒さに 見舞われた日。何度も行ってるが、仮設は寒かった。TVではイルミネーションの話題。「何も自粛しろとは言わないが、仮設などの話題は減る一方だ。まだ 9ヶ月も経ってないのに」一皮めくるとある現実。本当に厳しいのはこれからだ。 #東北
12月1日
別の病院の同期がPTSDの診断を受けた。避難してきた患者 が増えた上に、人員不足の過重労働、そして震災・原発事故後、感情を押し殺してきたことも大きい。今、福島を始め東北の被災地では、医療・介護の現場ス タッフが悲鳴を上げている。無闇な政策の間に底辺を支える一角が崩れかねない。 #東北
12月1日
毎年暮れは自殺が増える。しかし、今年の福島県は事情が違 う。報じられないだけで、既に多くの命が自殺という名の他殺で失われている。普段からメディアは素材になるようなものしか出さないが、今年は完全に黙殺 だ。是非知っておいて欲しい。死なずに済んだ県民は2度殺されているに等しい。 #福島県
11月29日
我が愛猫は震災時、共に避難所生活をした。震災後は年齢もあ るが随分痩せ、体力も落ち余震の度に震えていた。何を思ったか、一緒に地震速報をみる息子だった。たかが猫と言う人もいるだろう。しかし、かけがえのない 子供であり家族だ。今朝方、眠るように逝った。今、他の猫達が舐めている。 #猫
11月27日
「私は放射能を気にし過ぎでしょうか?」と患者から聞かれた ことがある。そんなことはない!自然界に有り得ないものが存在するのだ。気にして当たり前だ。何も周りに恥じること等ない。ただ、長丁場の闘いになるか ら、自分の為の息抜きは忘れずに。子供を守るには自分も大事にしないとね。 #被曝
11月27日
まだ海の中に眠る友人一家の子どもの靴に手を合わせてきた。 見つけて下さった方は漁師で、靴に縫い付けた名前から連絡先を探して下さった。祖父母は「御迷惑をおかけしました」と頭を下げると、「僅かですまないが」 と漁師は香典を出したという。人の情は傷付いた心に何より優しく染みる。 #福島県
11月24日
2時間程前にふと目が覚め、暫く後に電話が鳴った。浜通りで 行方不明の友人一家のうち、6歳の子の靴が見つかった。私は縁あって彼の名付け親になった。8、6、0歳の子達と共に友人夫婦は寒い冬の海にいる。原発の せいで捜索出来なかった多くの方々がいる。これから線香を上げに向かう。 #福島県
11月24日
福島は「危機感ない」等の声を一部で聞く。県の10月01日 付推計人口は1.988.995人。日頃、私が呟く関わりある人の声は、本当にごく一部だ。県外の方も同様だろう。どうか県民の正負様々な意識等を一括り に『福島』と見ないで欲しい。自戒を込めて。住んでいると様々な声がある。 #福島県
11月23日
今朝お見送りした患者はまだ若かった。愛する人がいて、彼女 も反対を押し切り結婚を決意していた。子供が好きな2人で、病気を治し県外へ避難するつもりだった。私と郡山のデモにも行き叫んだ。夢半ばで逝った。こう して何人が逝っただろう。私は職場を敵に回しても腐った福島に叫び続ける。 #福島県
11月22日
【もしもの時の為に4】「地震がくるかも」と備えをする人は いても、「自分が病院にかかるかも」と備える人は少ない。ぜひ心構えを。万が一の時の病院は修羅場と化し、トリアージを行い患者を診る。症状にもよるが、 待ち時間は当然長い。この季節、暖かい服装と忍耐を忘れずに。1~4は重要! #地震
11月20日
【もしもの時の為に3】万が一の時、人は普段当然の行動が出 来ないので念の為。保険証等は忘れずに!(後からどうにでもなるが面倒なので)また、障害等をお持ちの方で手帳を交付されてる方は、持参していた方が便 利。聴覚障害者の方は手話が通じない場合に備え、会話用のメモ紙があるとよい。 #地震
11月20日
【もしもの時の為に2】心配性と思っては駄目。3.11以 来、従来の「まさか!?」が覆されている。震災時、病院は物凄く忙しく十分な時間も人員もなかった。地震時に調子を崩した際は落ち着いて『容体・状況をメ モしておく』とよい。動揺し診察の際に案外話せないから。かなり手間が省ける。 #地震
11月20日
【もしもの時の為に1】今は「いつ何があってもおかしくない」 時だ。3.11の際の経験から、もしもの時の為に、日頃から薬を飲んでいる方は『自分の薬の内容』が分かるメモ等を用意しておいた方がいい。併せて『持 病・過去の疾病・アレルギー』等が分かるものも。震災時はこれで大変苦労した。 #地震
11月20日
嫌な地震が続く。人はストレスに適応する為に心のバランスを 取る。だが心の負担が増すと、誰もが「防衛反応」を出す。動悸や不安、不眠など様々。緊張が続く今の状況では、心の防衛反応は非常時モードとなる。人と話 す、手を握る、深呼吸等が負担を和らげる。無理せずくれぐれも気を付けて。 #地震
11月20日
患者との会話から。妻子を県外に避難させている農家の方。 「今後続く子孫は当然大事。ただ、私の様な田舎者にはご先祖様も大事。私は残って汚されてしまったが、受け継いだ土地を守らなくてはいけない。それに農業 は無理でも家族の為に働かないと暮らしていけない」彼は退院後、福一へ行く。 #福島市
11月19日
長い入院生活を途中で切り上げ、術後間もない患者が、先日子 供を連れ福島市から避難した。彼女は重い癌患者だ。この先の命がいつまで続くか分からない。「この子を守って天国へ行けるなら本望だ」と毅然と言った。毎 日色々な人の悩みや葛藤、決断を目にし、私は「今は戦争中だ」と常々思う。 #福島市
11月17日
福島市大波で暫定基準値を超す米が検出されたが、問題なのは 国や県の甘い危機意識・対応であり、益々福島全体を追い詰める。高すぎる「暫定」、「除染」のみの対策、「賠償」なき生殺し、根拠不明な「冷温停止」への 自信が今後福島を孤立させかねない。行政と放射能が福島の首を絞めている。 #福島県
11月17日
福島に住んでるからこそ分かることがある。同時に福島を外か ら見ているからこそ分かることもある。大切なのは一方的な論点に陥らず、この問題に対し想像力を働かせ『対話』することだと思う。『対話』がなければ思い やりなき無益な『対立』しか生まれない。この厳しい事態にそんな暇はない。 #福島県
11月16日
「福島県民の声が聞こえない」「おとなしい」と言われる。否 定はしない。ただ同時に「何故そういう状況なのだろうか」を少しでも思って頂けると嬉しい。抱えてる問題が大きすぎるのだ。手を差し伸べられるだけで全然 違う。一方的にではなく寄り添うように。私は人の心の持つ力を信じている。 #福島県
11月14日
呼出で病院へ。浜から避難した方が命を断った。生き残った 中、様々な事情が彼を苦しめた。然るべき所に相談すれば…等と単純に解決出来ない深い闇が被災地にはある。彼を責めることは私には出来ない。今後もっと厳 しくなる。報道されない暗闇がある。私は無力だ。死なないで欲しい。 #福島県
11月14日
「子どもの健康が大事」なんて百も承知。「難民」とは今の何 の補償も賠償もない、将来的な道筋が見えにくいことを指す。「何が何でも絶対避難して」と言われるのが1番困る。出来るなら皆とっくにやってる。「煉獄へ の道は善意で舗装されている」と言うが、避難した先まで考えないと危うい問題なのだ。
11月13日
チビ達を北海道へ避難させ、妻も合流する我が家にとって、避難とは文字通りの避難でしかない。引越ではないし、移住ともまた違う。気分的には「難民」に近い認識だ。「将来的にどうするか」暗中模索の中にいる人は少なからずいると思う。避難支持派だが、この問題は難しい。 #福島県 #避難
11月13日
誰もが簡単に避難出来たら苦労はない。だが現状は一切の国の 支援もなく、母子だけ避難や一家で動けないという形が多い。福島県内の高線量地域に住む人達には選択肢が限られ過ぎているのだ。県民にも色々な考え方はあ る。でも決して呑気な訳ではない。この状況で己を保つだけでも大変なのだ。 #福島県
11月13日
自分がもし福島にいなければ、私は現場の異常さを生で感じる ことは出来なかった。福島市に残る者として、外へ「実際の空気感を伝える」ことは大切だと思う。そして、その声を拾って貰って繋がり続けていくことが重要 だと思う。「白か黒か」で割り切れない問題が沢山福島には根付いている。 #福島県
11月13日
私が許せないのは、駅伝等のイベントをTV中継することで、 全国に「福島は大丈夫。復興に向け頑張っています」と子供達を使ってアピールすること。子供の健康や今も行政に対し声を上げ続けている市民を軽視し、「一 部の戯言」として閉じ込める事になる。私達の命に蓋をされるのは御免だ。 #福島市
11月12日
福島市に様々な理由で留まる人からよく聞く言葉がある。「こ こにいることで親の自覚のない人殺しみたいに言われるのは辛い」日々必死に子供を守る中で、そうした声は刃の様に刺さり、言われた側は口を閉じてしまう。 市民の現状認識は様々だが、そうした埋もれた声もあることを知って欲しい。 #福島市
11月12日
8回目の11日。亡くなった全ての方々、まだ冷たく暗い海を彷徨う方々の月命日。合掌。生き残り、大変な毎日を頑張っている全ての方々に敬意を。 photozou.jp/photo/show/206…
11月10日
子供が重い病気の為に転院、自主避難の出来ない母親がいる。 我が子に母親はいつも涙ながらに謝る。そんな彼女に看護部の総師長は「貴女は何も悪いことなどしていない。私達が一緒に全力で守る」と優しく手を握った。 彼女は娘を津波で亡くした。福島では色々な人が懸命に闘っている。 #福島県
11月10日
【どうか冷たい海から1人でも捜し出して欲しい】『福島第一原発周辺沿岸で一斉捜索』 bit.ly/rCeeAW このうちの5人は友人一家だ。8歳、6歳、0歳の子を持つ。今も冷たい海をさまよう県民を、どうか1人でも捜し出して欲しい。
11月9日
北海道のチビが肺炎で入院と連絡があり暫し凹んでいた。近く にいれば隣に居てやれるのに。「おとーちゃん…」とフラフラの声だけを聞き、電話で励ますのみ。無力…。季節柄、同じく子どもの入院等に胸を痛めている 方々が多いと思う。この厳しい長丁場、どうか皆さんが心労で参らないよう心から祈る。
11月8日
患者との会話から。「子どもを持ち苦しい中、必死に避難して いる親御さんに敬意を払う。彼らは命の紡ぎ手だと思う。動けない人にも同じく敬意を払う。彼らもまた戦っている」この患者はお坊様だ。「どう生きどう死ぬ か」を修行されている。今の福島の不条理は命の尊厳を踏みにじっている。 #福島県
11月7日
患者との会話から。「よく福島を出ろと言われる。私は今福島 を出るのが怖い。情報は入っても現場の空気感が分からないから。国や東電と喧嘩するのに、1人位こういう奴がいたっていい」今の福島は何が正解だなんて、 そんな単純な問題ではない。ただ正義の数だけ正解はあるのかもしれない。 #福島県
11月7日
今日は北海道のチビ達のうち、2人が七五三の御参りをする。 まずはあの地震・津波・原発・避難の中、無事生きてくれたことに心から感謝。朝、電話をしたら「おとーちゃん達とパパ達(亡き兄夫婦)の写真持って記念写 真撮るのぉ」とはしゃいでいた。生かされた命、どうか健康に過ごして欲しい。
11月6日
『うなだれていてもしょうがない。自分は出来ると信じ込め。もっと前を向いて生きろ。生きてることは楽しいことなんだ』(松田優作) photozou.jp/photo/show/206…
11月5日
何時からだろう?新聞の一面からは震災の死者・行方不明者の 記載が消えた。もう全員見つかったって言うのかい?私の友人一家は遺体のない、思い出の品を並べた家族5人の葬式だった。まだ沢山いるんだよ。原発周辺は 捜索すらしてあげられない。「復興」って何だと思ってしまうよ。 #東北 #復興
11月4日
浜通りから入院してきた元漁師の方が、海のない外を眺め言っ た。「帰ることが無理なら無理と国は言えばいい。先祖代々の地を思うと悔しいが、原発があった以上はあそこで放射性物質を処理するしかない」と。すっかり 痩せ、力の無くなった目は涙で溢れていた。原発は全てを奪う。 #脱原発 #福島県
11月4日
命に付き添わせて頂く仕事をしていて、今の福島に住んでいる と無性に腹が立つ。行政や東電は人の命を何だと思っている?命とはそんなに軽いものか?クリミア戦争を看護師として経験したナイチンゲールは「私は地獄 を見てきた」と言った。私には福島が見えない静かな戦争の最前線に見える。 #福島県
11月3日
『福島2号機で核分裂の可能性 ホウ酸水を注入』 s.nikkei.com/v5MIW0 核分裂の可能性を何故早く発表しない?どうりで福島市はここ数日、ヘリは飛ぶわ、県庁の対策本部職員を多く見かけるわけだ。完全に爆発でもしない限りは早めに言わないつもりか? #福島県 #脱原発
11月1日
私達は福島で悩みや苦しみと葛藤しながら生きている。私達は福島から涙や悔しさを胸に避難した。私達は福島で身動きが取れず動けないでいる。一口では語れない福島。私達の福島。@iwakamiyasumi: 「百人百話」告知ビデオ〔YouTube〕bit.ly/rG5Fs9
11月1日
「おとーちゃん、原発動くの?」北海道のチビから怯えた声で 電話がきた。チビ達は亡き兄夫婦が命を懸け津波から救った。その後、爆発が起き必死に逃げた。親の死、地震、津波、原発、避難の五重苦を味わったのだ。今 や原発稼働はその自治体だけの問題ではない。九電の横暴に怒りを覚える。 #脱原発
11月1日
福島駅で母子避難の別れの場を見た。子供は大泣きし、見送る 家族に母親は「お金の迷惑すいません」と涙ぐみ謝る。「避難先で苦労を溜め込むな」と家族も泣く。子供優先の避難はすべきだ。ただ「何でまだ福島にい る?」のような論調は時に厳しく感じる。厳しい現実は容易ではない。#避難 #福島県
10月28日
週刊文春10.20号の伊集院静氏の連載は良かった。『たし かな情報が得られるまでは子供を放射能から守るのは親のつとめ』『子供の安全、将来を考えると過ぎるほどの注意、慎重さを持って対処しなきゃいかん』『デ モの呼び掛けがあれば参加してみるのもひとつの方法』ほんの抜粋だが拍手。
10月18日
『無関心とは精神の麻痺であり、死の先取りである』アント ン・チェーホフ(ロシア・作家)被曝に対し良い意味で臆病になる、避難をして安全を求める、国や東電に行動を起こす、全ては『安心して生きることを放棄し ていない』証だ。安全の保証が曖昧な中、命へのリスクを後から後悔しても遅い。
10月16日
被曝を極力避けることを過敏だと言うのは間違いだ。こういう 事態を経験したことがなく、影響が分からない事だらけなのだから。机上の論理で「暫定」数値を出されても安心出来ない。公害と一緒で真綿で絞めるようにリ スクは現れる。必要なのは『生きるために良い意味で臆病になる』ことだと思う。
10月16日
福島県民は誰も経験したことのない、地震と放射能の恐怖と闘 う日々を過ごしている。今、私達は互いの事情を想像し、思いやり、1つに繋がる時だ。私達が向かうべき相手は誰もが分かるはず。手を取り合い共に怒るべき だ。福島が本当に守られない限り、この国も見えない津波に襲われ続ける。
10月15日
デモは国民に認められた正当な意思表示手段だ。デモが成熟し た形で起こる国は、国民が国家を動かしていくことが出来る。もしデモに奇異の目を向け、無関心を装う国ならば国民は主体なき「物」でしかない。もっと繋が り、もっと怒り、もっと生きる権利を主張していいはずだ。私達は国の所有物ではない。
10月15日
世田谷や首都圏は相変わらず脚光を浴び、九州電力の社長の厚 顔無恥な会見も取り上げられる。まぁ、そうして外堀から本丸の原発や福島に向かうならいい。だが、福島は現在進行形で非日常が加速している。福島市ではま た新たに避難勧奨地点の検討地区が発生した。福島を見て欲しい。 #脱原発
10月14日
世田谷のあの立入禁止のコーンと報道陣に囲まれた家は、福島 と何が違うのだろう?この違和感は何だ?人口が多ければ、首都圏だから、騒がれるのだろうか?これを機に見えない怖さを実感し、もう1度福島を見るべき だ。何かあってから見ても遅い。危機を忘れようとさせる国は福島に蓋をしようと躍起だ。
10月14日
佐藤雄平、あんなヘラヘラ顔で『安全宣言』出しても、消費者 は残念ながら納得しないよ。私は福島の農産物が好きだ。嫁の実家は農家だ。しかし、あんな無茶苦茶な「暫定」基準値で消費者が安心するかい?「福島は本来 の基準値で計測してます」くらいでなきゃ、信頼は正直厳しい…。#佐藤雄平リコール
10月13日
避難することに何の躊躇いも持つ必要はない。避難を非難する ことは間違いだ。動けない人に「早く逃げて」という言葉は時に酷だ。残念ながら避難出来ない事情もある。先の保証のない厳しさがのしかかる。どちらもが現 実であり、どうか大変さや辛さを分かって欲しい。見えない津波と皆必死に戦っている。
10月11日
北海道に自称転勤中の亡き兄の子ども達。公園で近所の子達に 「地震や津波、原発大変だったね。友達になろ」と優しく握手されたらしい。避けられないか不安だった彼らは「おとーちゃん、優しくされるって嬉しいね♪」 と大喜び。少し一安心。「おとーちゃん、大好きだよ」と言われた(;_;)
10月10日
ある耳の不自由な女性が手話で私に語った。「自分には出来る ことと人の力を借りなくては出来ないことがある。周囲にはそれをはっきり伝えないと気持ちのすれ違いが起こる。健常者は想像するしかないから。被災地も もっと伝えないとね」私は「なるほど」と手話で答えた。もっと繋がり対話すべきだ。
10月9日
渡利の説明会のような訳の分からない光景は、これまでも福島 の各地で見られた。いつも思う。何故子どもにも分かるよう話さないんだろう?福島市からは外で遊ぶ子どもの声が消えた。異常な街だ。彼らにも話をする責任 があるではないか?子どもの目は鋭く見ている。そして出てこい、瀬戸!
10月9日
被災地となった福島県は『風評被害だ』『どうしてくれるん だ』と被害者として叫ぶ前に、自らの日頃の取り組みを振り返るべきだ。きちんと即座に情報を発信しているか?内外に向け誠実にやるべきことをやっている か?自らの姿勢が益々福島を追い詰める。渡利の説明会は実に最悪だった。
10月8日
3.11以来、見えない津波は生活を変えた。除染ばかりを口 にし、他の選択肢は一切示さず、復興の文字が虚しく見える。皆悩みながら留まり、或いは泣く泣く避難する。この現状に手も打てず再稼働を口にする行政に福 島の現実は見えているのかい?原発神話は砂上の楼閣。神話は所詮神話なんだよ。
10月7日
津波で流され遺体が見つからなかった兄貴がDNA鑑定で見つ かった。おかえりぃー♪寒かったでしょ?兄貴は子供達を全員助け出した後で波に消えた。電話で子供達は「パパ頑張ったから、今頃は放射能で汚れていない天 国にいるよ!」と笑ってた。おじちゃんは君たち子供の力になるからな!
10月5日
震災直後、実に沢山の方々を見た。目や耳や言葉などが不自由 な方もいた。てんてこまいの中、手話などで会話した。病院故に周りが修羅場で騒がしい中、もの言えぬ、見えぬ、聞こえぬなど体が不自由な方々の静かな叫び は忘れられない。県民健康管理調査を見てたら何だかちょっと腹立たしくなった。
10月4日
先程、友人が自殺したと連絡を受けた。原発事故という目に見 えない津波の中、自営業の彼はよく頑張った。多額のローンを抱え、色々八方塞がりでもう先に進む力が失せたのだ。彼は決して弱かった訳じゃない。不透明な 除染計画で、この憂鬱な漆黒の闇を払えるの?まるで殺人のような自殺だ。
9月29日
自主避難は経済的、精神的に大変だ。末期癌の祖母を看取り避 難した友人は、自分は無力だと責める。彼女は「こんな婆より小さい子供が大事」と治療を拒否し逝った。治療費は避難費用に役立てて、と言い残し。戦時中は 親戚中の子供を東北の片田舎で引き受けた人だった。私は行政が無力だと思う。
9月27日

続く


1 コメント

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Unknown (いくらん)
2012-02-08 16:38:32
職場で読み、涙をこらえるのに苦労しました。
一言一言に重みがあります。
私も福島から避難し、まだとどまっている方たちに「何をおいてもまず避難して!」と心の中で思ってしまいがちですが、みんな悩み苦しみながらとどまらざるを得ない事情があること、それに対して責めるのではなく手を差し伸べるべきであることをTAIさんのツイートは思い出させてくれます。
まとめていただいて本当にありがとうございました。
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