原子力エネルギー問題に関する情報

杜撰で不経済極まりない原子力政策が、生存権を脅かし環境を汚染し続けていても、原発推進派の議員を選挙で選びますか?

被災地からのメッセージ「瓦礫の広域処理に反対してください」

2012年04月17日 | 3.11関連の重要な情報
脱原発を目指す市民のMLから転載します。

【以下転載】
ただ一つ、被災地の人の気持ちも汲み取って頂けたらと思います。
「がれき」は政府やそれで儲けを狙う企業にとっては、単なる「がれき」でしょうが、
被災地の人々にとっては一括りに「がれき」と言われて議論され、処理されるのはどう
なのでしょうか?被災地の人々の思いを重く受け止め、訴えたいと私は思っています。

友人が被災された方に聞いたら、その答えはこうでした。
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その方は、瓦礫の広域処理に反対してくださいと訴えておられます。
「放射能に汚染していない土地を残して置いてください」
「子供たちを避難させられる土地を、安全な野菜を作れる土地をのこしてください」と


そして
「震災瓦礫は、もちろん放射能や有害物に汚染されています。
それだけではなく、そこには亡くなった家族の形見やからだの一部も紛れ込んでいるかもしれない。
そんな瓦礫を、どことも知れない遠方で燃やして、灰も埋めてしまうなどとても我慢できないです。
せめてふるさとの土地に埋めてやりたい。埋める空き地はいっぱいあります」
と訴え
ておられました。

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積まれた「がれき」の写真の中には壊れた三輪車がありました。「この三輪車で遊んで
いた子どもはどんな子だったのだろう?この三輪車を見たら、その子どものママやパパ
、おじいちゃんやおばあちゃんは、在りし日の情景を思い出して泣くだろうなあ」と胸
が痛みました。
山積みにされた{がれき}の中には、そうした大切にしていたものも、いっぱい詰まっ
ていることでしょう。その思いを共有したいと思っています。

専門家の手で、危険なものと安全なものを仕分けして、危険なものは厳重に国が管理、
安全なものは故郷を守る堤防となる森に使って貰えば、その森に行くことが、いつか癒
しにも繋がるだろうと思います。
【転載ここまで】

イタイイタイ病や土壌汚染問題の権威、畑明郎氏のブログ「震災がれき広域処理の問題点」もお読み下さい。