一昨日、所長から木酢をもらった。
「木酢って何?」
・・・って、思われる方がほとんどだろう。
木酢液(もくさくえき)ではない。
「きず」と呼ばれる柑橘類の一種。
木酢は、福岡県から佐賀県にわたって、
自生していたとされているけれど、
現在では、福岡県の中部、
筑前町で栽培されている以外は、
ごく少量しか生産されていない。
そのため「幻の柑橘」と呼ばれている。
見た目は、カボスによく似ている。
筑前町のHPによると・・・
旬は9月下旬から10月上旬。
実が緑色の時で、酸味と香りが強い。
10月下旬から12月上旬になると、
10月下旬から12月上旬になると、
実の色が黄色になり、
味と香りが柔らかくなる。
種が少なく、皮も薄いので、
種が少なく、皮も薄いので、
果汁と果肉が多く取れ、
カボスに比べ、酸味がやわらかく、
カボスに比べ、酸味がやわらかく、
香りが良いのが特徴。
所長、
「秋刀魚にかけたら旨いよ!」って・・・
そんなの、
言われなくても分かってますよ!~だ。
木酢をくれたのはいいけれど、
秋刀魚、ま~だお高いのよね~(涙)
仕事帰りに、スーパーに寄ってみた。
一応、秋刀魚見てみよう。
ちょっと前のニュースで、
秋刀魚のお値段、
去年より更に高騰!って聞いたような・・・
あまりにお高かったら、
鯖かなんかで、お茶を濁そう~と・・・(笑)
あった~!
でも、3尾入りのパックだけ。
2尾でいいんだけどな~。
お値段は・・・
う・・・
3尾で、807円!
1尾あたり、269円!
たっかいな~!!!
でも、秋刀魚だから高いと思うんだ。
1尾100円もしなかった時代、
それを知っているから高いと思うんだ。
今は塩鮭の切り身一切れですら、
100円以上、いや200円近くする。
秋刀魚は、もうしばらくしたら、
もう少しお安くなるだろう。
でも今日は、せっかく木酢をもらったし・・・
とか、なんとか、自分に言い聞かせ、
それ以上売り場で悩むのは止めにして、
さっさとカゴに入れ、帰って来た。
それにしても、やせっポッチで、
貧相な秋刀魚たちだ。
この子たちだって、もっと日本沿岸で、
ご飯モリモリたくさん食べて、
太りたかっただろうに・・・
その前に獲られちゃったんだから、
文句を言われてもね~って、
きっと思っていることだろう。
3尾入りだったので、
少し猫たちにおすそ分け。
これは、塩をしないで焼く。
塩をせずに焼くと、
なんかパッサパサだけれど仕方がない。
我が家の猫のうち、焼き魚好きは2匹。
茶トラと、白黒。
残りの2匹は、焼き魚には興味なし。
食いしん坊の白黒は、
秋刀魚の身をほぐしている時点から、
横にピッタリくっついて、
にゃぁ~!にゃぁ~!と大騒ぎ。
他のお魚よりも、反応が凄い。
そして、あっという間に平らげた。
自分の分を食べてしまったら、
グズグズと食べてる茶トラのお皿に、
強引に頭を突っ込んで、
居候デカ猫に怒られていた。
よほど美味しかったと見える。
種の少ない木酢をたっぷりかけて、
初物の秋刀魚を頂く。
居候デカ猫、1尾と3分の2尾を平らげ、
「日本人で良かった~!」と・・・
そだね~。
新鮮な青魚を、塩だけの味付けで、
美味しいと思える民族だからね~。
そう言えば、
去年も初秋刀魚は記事にしてたよね~と、
見返して見たら・・・
あはは・・・、今年とほぼ同じ写真!
違うのは、去年は木酢ではなく、
カボスだった、ってことだけ。
ま、こんな四角いお皿、
何枚も持ってはいないんだから、
仕方ないか・・・
ちなみに、
去年の我が家の初秋刀魚のお値段は、
9月2日で、260円だった。
今年よりも、約10円ほどお安かった。
それに、日付的には10日も早い。
やっぱり今年の方が高値のようだ。
高値で、高嶺の花・・・ なんちゃって・・・
来年の今頃には、
居候デカ猫は、いないだろうな。
その時、私、自分一人だけのために、
秋刀魚買って来て焼くだろうか・・・?
ふと、そんなこと思ってしまった。