おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

バイバイ「先輩」 ~コメントありがとうございました!~

2022年04月25日 10時57分07秒 | 虫さん
昨日、骨折以来初めての散歩へ出掛けた。
「先輩」の埋葬をするために・・・

「先輩」の亡骸をポケットに忍ばせ、
階段を降りていたら、
黒い大きな蝶がフワリ、フワリと、
目の前を横切って行った。
ナガサキアゲハ
今のは間違いなく、
我が家のベランダから飛び立った子!
「影」か「光」か「新ちゃん」か・・・?
誰かは分からないけれど、
マンションの周りに留まってくれていた。
敷地内のツツジ、もう咲いているからね。
「先輩」の見送りに来てくれたような気がして、
嬉しかった。




いつもの散歩道にある夏ミカンの樹。


もう花が咲き始めていた。


そして、ナミアゲハたちが、
ひっきりなしに訪れていた。


ナミアゲハたちは、
少し前からたくさん飛んでいるけれど、
天然のナガサキアゲハはまだいない。


いたとしたら、
それは我が家での養殖もん(笑)
早く天然のナガサキアゲハ
それも女の子が出て来てくれないと、
困っちゃうね~。


もう、産卵しているナミアゲハの姿も・・・


よし、ここに決めた!
この夏ミカンの樹の下に埋葬しよう。
幸い、人目もないし~(笑)


持参のプラスプーンで、掘り掘り・・・


バイバイ「先輩」
2日間、よく頑張ったね!
ありがとうね。





鳶助さん、
ベルさん、
eowynさん、
otikomiさん、
perfectwinさん、
花華さん、
こちウワ男さん、
皆さま、コメントありがとうございました。

昨日はさすがに疲れ果てました。
いつもの半分も歩いていないのに・・・
体が、鈍ってしまってます。
「先輩」の埋葬がなかったら、
散歩に出ることもなかったでしょう。

蝶に限らず、昆虫の羽化不全は、
そう珍しいことではないと、
分かってはいたつもりですが、
やはり目の当たりにするとショックで、
しかも殻が外れないと言うオマケつき。
片手が使えない腹立たしさも相まって、
泣けてきました。
そのぶん、不自由な口吻で、
吸蜜してくれた時は嬉しくて・・・

ナミアゲハを含めて5頭の越冬蛹。
「先輩」は羽化不全ではあったけれど、
5頭とも羽化はしてくれたから、
私の管理に問題はなかった!
そう思えるのが、唯一の救いです。

「先輩」へのお悔やみコメント、
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。