鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。
いつもの川沿いの散歩道で、
ウラギンシジミの女の子に逢った。
去年からかな~、
ここで、見かけるようになったのは・・・
ウラギンシジミ、どこで出逢っても、
いつも翅を閉じていて、
女の子か、男の子か判らず、
翅の表を見せてくれるのを、
ひたすら待つのが常なのに、
この子はサービス精神が旺盛だったのか、
ほぼ開きっぱなし~(笑)
逆に、美しく輝く銀色の翅は、
チラッとしか見ることは出来なかった。
彼女がフワリと舞い上がった瞬間、
すぐ横の葛の茂みで、何かが動いた!
カナヘビくん!
ウラギンちゃんを狙っていたのか?
気が進まなかった川沿いの遊歩道、
久しぶりに歩いてみた。
いつもならこの時期、
降り注ぐ蝉時雨が、
耳を覆いたくなるほどだったのに・・・
長い間、地中で過ごし、
やっと出て来て・・・
でも、登るべき樹々はなく・・・
葉っぱの陰で、
テンション下がりまくりで・・・
短い蝉生なのに、
婚活、どうしよっかな~、って感じ?
あの時は、
鳥たちが羽を休める場所が、
無くなってしまった!と・・・
でも、蝉たちにも困ったことなんだよね。
これは、伐採した樹の本数か?
いったい何本、切り倒してしまったのか?
23本も!
反対側の土手の樹も、
3本伐採しているから、
合計26本。
本当に、なんてことしてくれたんだ!
と、悲しくなる。
もうここで、
カワセミの姿は見られないかも・・・
上流へ向かった。
逆光の向日葵。
虫さんがいたけれど、分からない。
向日葵は、
お陽様の方を向いているはずでは・・・?
小さなニホンカナヘビ。
日光浴中?
白くて小っちゃな蝸牛。
この間、
ナミアゲハが産卵していた樹を見て回った。
あんなに、あちこち産み付けていたのに、
この1匹の幼虫しか見当たらなかった。
カマキリもいたし、蜘蛛もいた。
過酷なんだな~。