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おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

クリスマスに、夕陽に向かって歩く。

2020年12月27日 21時29分31秒 | 
25日、クリスマスの夕刻、
車中泊をする道の駅で夕食を調達。
でも、まだ、
車の中に籠ってしまうのには早過ぎる。



道の駅から西へ伸びる1本の田舎道。
ちょうどその先に夕陽が落ちようとしていた。
よし、あの夕陽へ向かって歩いてみよう。



少し小高い丘のようになっていた。
あの丘の向こうには、何があるのだろう?




もう少し・・・



あと、もう少し・・・



それにしても、電線の目障りなこと!



丘の上に立った。
電線は消えたけれど・・・
まあ、何もない。



何もない。
それで、いいし、それが、いい。



さ~て、クリぼっち車中泊の始まり。






対馬へ その6 ~おまけの壱岐に沈む夕陽~

2020年12月12日 23時34分02秒 | 
対馬、厳原港を出港するのは午後3時。
となれば、海の上で日没を迎える。
これは、またまた素敵な夕陽が見られる!
何にも隔てる物がない海の上だもん、
上手く行けば、ダルマさん!?
そんな期待を胸にフェリーに乗り込んだ。

フェリー内で、
私たちにあてがわれた個室は、
進行方向、向かって左側、東側向きの部屋。
窓はあったけれど、
西の空の具合は分からない。
そろそろ、日没時間、
様子を見にデッキへ出て見た。




ん!?



なんで、陸地があるの~!?



コレって・・・



壱岐~!

わ、忘れていた~。
対馬と博多の中間地点に、
壱岐と言う島があることを~~~!

しかもそれが運悪く、
沈む夕陽とかち合うとは・・・_| ̄|○

でも、待てよ。
海に沈む夕陽と言うのは、
見ようと思えばいつでも見られる。
壱岐に沈む夕陽は、
船の上からじゃないと拝めない。
これは逆にラッキーな体験ではないか!




風力発電のプロペラ、
上手いこと、シルエットが浮かばないか?
と思ったけれど・・・


光に飲み込まれてしまった・・・
おばVANの下手くそ~!


















一旦は、落ち着きを取り戻した空が・・・








再びオレンジ色に染まり出す。




やがて、壱岐の島影も見えなくなって行った。





対馬へ その3 ~阿連のダルマ夕陽~

2020年12月09日 15時09分03秒 | 
島なんだから、
西側の海岸線を走れば、
どこででも夕陽は見られる・・・
と、思ったら大間違いの対馬。
そもそも海沿いを走る道がない!
全くないわけじゃないけれど、
少なくとも、幹線道路はない。

切り立った崖が続く海岸線に、
道を作るのが困難だったのと、
昔、海からの砲撃を恐れた軍が、
あえて山の中に道を作ったためらしい。

対馬に出発する前に、
何ヶ所かの夕陽ポイントは、
一応チェックしてはいた。
沖にいくつかの小島があったり、
奇岩があったりと、
絵になる写真が撮れそうな場所。
でもいずれも幹線道路から離れていて、
きっとそのポイントに辿り着くのに、
難儀するのが目に見えていた。
どうにか辿り着いたとしても、
その日の夕陽が、
海に沈んでくれるとは限らない。

友人が見つけてくれた夕陽スポットは、
県道24号線上を走りながら、
少しだけ海が見える場所がある阿連。
それだって、阿連と言う地名だけで、
詳しく何処なのかは、わからない。
ともかく行って見るしかない。

この辺りが、阿連みたい・・・と、
交通量が少ないのをいいことに、
ノロノロ運転。
確かに、所々で海が見渡せる。
でも、展望のための駐車スペース、
そんなものはない。
路肩に駐車して、
路肩で撮るしかないのかな~。
どこかいい場所はないかと、
行ったり来たり。
脇道へ入るために、
少しだけ広くなった場所を見つけた。
幸いその脇道は通行止めのようで、
車を止めても迷惑にはならなそう。
ここに、車止めよ~!





16時59分の夕陽。
どうにか間に合った。




まだ、ダルマ夕陽になるかどうか不明。



17時8分。
ちょっと倍率上げて確認してみようか・・・



わ!
これは、ダルマさん決定や~ん!



ダルマになり始めたら、
もうあっという間だった。





ダルマ夕陽のお師匠さんに言わせたら、
色が良くない!なんだろうけれど、
初心者の私にしたら、
見られただけで、御の字だ!











あ~、終わっちゃった・・・


今回、対馬には、
オモチャみたいなもんだけれど、
一応、三脚持って行った。
使いこなせなくて四苦八苦したけれど、
ないよりは、良かったと思う。


ダルマ朝陽は出来損ないだったけれど、
ダルマ夕陽はちゃんと見ることが出来た。
もうこれで、対馬に思い残すことは・・・
いや、待て!
烏帽子岳展望所に、登ってな~い!




つづく・・・






対馬へ その1 ~海から昇る朝陽が見たくて~

2020年12月07日 22時42分58秒 | 
11月の中旬、
「対馬行こうよ!」と、
友人がいきなり言い出した。
たまたま見た地元局のテレビ番組で、
対馬の特集があっていたらしい。
数年前から、
海外(ほぼK国)からのお客様が多く、
とても賑わっていた対馬。
それが今コロナのせいで、静かだと・・・
で、行くなら今でしょ!と言うのだ。

私は、壱岐には行ったことあるけれど、
対馬は未踏の地。
そして最近ずっと、
「海から昇る朝陽が見たい!」
と言う願望に憑りつかれていた私、
その提案、願ったり叶ったり~!

友人は一応、
GoToも調べたらしいけれど、
博多からの行き帰りから、ホテル、
添乗員付きの観光まで、
セットになったパックツアーばかり。
それは、私たちが1番苦手とするモノ。
第一、コロナもまだ収束していないのに、
そんなの、まっぴらごめんだ。

結局、フェリーの予約だけで、
あとはいつも通り、車中泊で、
行き当たりバッタリの旅をすることに。
そして、この土日、決行。




出航は土曜日の0時10分。




対馬、厳原港到着、4時30分。



お月さまが、冷たく輝いていた。

下船後、厳原の街中のコンビニで、
朝食用のサンドイッチを買って、
朝陽を見るべく目星を付けていた公園へ。



海に浮かぶ漁火が見えた。
漁火が見えるのが売りの公園で、
名前はそのまんま「漁火公園」
ここならば、
朝陽が綺麗に見えるに違いない!
と思うけれど、真っ暗で何もわからない。

コーヒーを淹れて、
サンドイッチを食べながら、
夜が明けるのを待った。




6時15分。
やっと、ほの明るくなり始めた。
右上の輝きは、明けの明星?



6時45分。
日の出前の美しい眺め。
水平線近くに、
少し雲の層があるようだけれど、
まずまずの状態ではないだろうか。




漁火の主たちも帰途につき始めた。




もう、そろそろかな~。




西の空には、まだお月さまが・・・


真っ先に姿を見せ始めたのはトビたち。






7時14分、朝日が顔を覗かせた。



少し倍率を上げると、
やはり水平線際に雲が漂っているのが、
ハッキリとわかる。



え・・・? もしかしてコレ・・・


ダルマになっているの?
慌てて、倍率を上げて見た。







あ~あ、雲がなかったら、
ダルマ朝陽だったんじゃないだろうか?
まあ、人生初の海から昇る朝陽が、
見事なダルマさんだなんて、
そうそう上手くいくはずもなく・・・
これは、これで、目的はひとつクリア!
と言うことで良しとしよう。



次は、海に伸びる光の道が現れるのを待つ。





対馬に来た甲斐があった!
そう思えた瞬間。
そして、今日の夕陽への期待が、
更に大きくなった。



つづく・・・






ほんのりラベンダー色のお月さま

2020年11月29日 18時28分05秒 | 
5時頃、何気なく見た東の空。


西の空は、夕焼けが綺麗なのかも~?
我が家から、見えないのが残念。


飛行機も、ほんわり茜色に染まっていた。




あ、お月さま!
夕陽は見えないけれど、
お月さまが昇って来るのが見えるだけ、
まだマシか・・・



ほんのりとラベンダー色に包まれたお月さま。
満月は、明日かな?


鳥たちも、ねぐらへと急ぐ。


空を眺めるのが、もう少し遅かったら、
このほんのりラベンダー色のお月さま、
見ることは出来なかっただろうな~。




40分ほど経って見たら、
お月さまは輝きは増していたけれども、
雲の中に入る寸前だった。



雲間の月、
これはこれで、いいんだけれどね~。